しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ムーンリットナイト」1989伊・仏

2006年02月17日 | 映画
ルポライターのジョンは、エイズの記事を書くために、自分も感染者であると偽り取材をしていた。
だが、かつて自分と交渉のあった女性が、エイズのために命を落としたことを知る。
検査の結果自分も感染していた事を知る。
その時ジョンは自分の子どもを産んだ女性と再会して、一緒に住む決心をしていた。
何も言わずに姿を消したジョンは、同じHIV感染者の資産家の女性の協力を得て、治療薬の開発をしてエイズと闘うことを決意するのだった。


まだ、エイズについての知識が少なく、かなり偏見と差別がある時の話。
きっと、こういう映画を通してエイズの正しい知識を広める目的もあったのかと思う。
ジョンが取材する場面や、学者の人がテレビで語る場面も入っている。
しかし、このジョンの行動はどうなのだろう。
急に姿を隠してしまって愛する女性を傷つけて・・・ラストは再会するのだが、それでその後どうなるか・・・・。
自分がエイズとわかった時、愛する人にどのような態度を取ったらいいのだろう。
本当の愛とはなんだろう。

タイトルの「ムーンリットナイト」は「月の綺麗さについふらふらと誘惑に負けてしまった」みたいな意味だった。これもなんか映画の内容と違う気がする。
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