しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」 国立科学博物館

2006年10月18日 | 展覧会
2006.10.7(土)~2007.2.18(日)
ミイラをCTスキャンした3D映像を見た後に、そのミイラが見られる展示。
ミイラと言っても棺だが、包帯と取ってしまうと崩れるだけなので当たり前だが。
それと、装飾品やミイラマスクなど大英博物館が誇るエジプトコレクションの展示。

始めに3D映像を見る。これがとても興味深かった。
ミイラになったのは「ネスペルエンネブウ」という神官で、その健康状態や死因なども探る。
骨格がしっかりわかる。
棺のあった場所の紹介もあったが、墓荒らしから逃れる為にかなり深い穴を掘り、最後は竪穴をずっと下っていったのに、
今その棺が日本にあるのは、ちょっと複雑な気がする。
奥さんとふたつ、並べられて安置してあったらしい。
しかし、無理やり棺を開けられなかっただけ良かったのかも。

映像を見た後に、みんなでどっと展示の方に移動するので、始めはどうしても混み合って見辛い。
しかし、小さい像などは近くでないと見えない。焦らずゆっくり見ていく。
今、映像で見たものを、間近で観られるのは良かった。
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