しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「我らが少女A」 髙村薫

2021年07月10日 | 読書
「我らが少女A」 髙村薫 毎日新聞出版   小野雄太は西武多摩川線多摩駅に駅員として勤務する。 ここは小野の地元でもあった。 そんな小野は乗客の1人を見て、ふと高校まで同じだった、幼馴染の上田朱美を思い出す。 朱美と一緒に思い出したのは、朱美の友達の栂野真弓。 真弓の祖母、栂野節子は、中学の時の美術教師で、退職後は自宅で水彩画教室を開き、朱美はそこに通っていた。 12年前の12月25日、節子は自 . . . 本文を読む
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