しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「くらのかみ」 小野不由美 

2007年04月05日 | 読書
小学6年の耕介は「ハンコ屋」を営む父親と2人暮らし。 夏休みに入ってすぐに2人は「本家」を訪ねることになる。 「本家」とは、死んだ母親の実家の親戚で、耕介の大伯父が会いたがっているというのだ。 その家は、四方を山に囲まれた山の麓にあり、城のような石垣の上に大きな瓦屋根がぎっしりと並んで続いていた。 古くて厳しく、時代劇に出てきそうな立派なお屋敷だった。 「本家」には耕介とは面識のない親戚が集まり、 . . . 本文を読む
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