しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「柳生忍法帖」 山田風太郎  

2006年07月24日 | 読書
寛永19年の春。 会津藩主、加藤明成は荒淫と残虐の主。それを諌めた家老の堀主水だったが聞き入れられず、堀一党は加藤明成を見限り会津を出る。しかしそれを謀反とされ、会津藩は公儀の許しを得て、堀一党を高野山で捕らえる。 会津へ堀一党を連れ帰る途中、会津七本槍と呼ばれる、芦名衆の精鋭7名は、堀一党の女人が逃げ込んだ鎌倉の男子禁制の東慶寺を訪れる。 堀一党の女人30人を最後に父や夫、兄弟に合わせると騙して . . . 本文を読む
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