本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

猫の気づかい

2014年09月10日 | うちの猫

先月の大雨の時、さくらはこんな警戒した顔になっていました。
雷が響いた時も反応する時があります。
この間大きな雷が鳴ったのでさくらをそっと抱き締めたら、
そのまま腕の中でじっとしていましたよ。お互い怖いもんねえ…。


外食で暴飲暴食してしまって、気持ち悪さで目が覚めた深夜。
トイレに駆け込んで吐くわ下すわ。
その晩はなんとなく不調を感じていたので、和室に一人で寝ていたのですが、
ただならぬ物音で寝室で眠っていた夫とさくらが起きてきました。
(エル坊もケージの中で起きていたかもしれない)

夫が胃薬をくれたあと寝室に引き上げてからも、、
さくらは七転八倒するわたしをずっと見守っていてくれたのでした。
一段落ついて布団に横になったのを見届けてから、寝室に戻って行きましたよ。
なに、その状況察知能力。



「げろげろしてるから、大丈夫かこいつ?って思った」

飼い主に異常があった時、猫がおろおろしたり、傍に寄ってきたりするのは、
いつもと違う状況に不安を覚えて、安心させてもらいたいからだと言いますが。
人間の心だって、深く突き詰めればどこまで愛他的か分からないところがあるし、
心配しているそぶりを見せてくれるだけで嬉しいものです。



さくらさん、お気づかいありがとうございます。


エル坊は朝ケージを開けてもらったら、まっしぐらにわたしのところに来てくれたよ。
猫らのごはんを用意した後、具合が悪くてふたたび横になったら、
苦痛のピークはすでに過ぎていると踏んだらしく、
からみついてきてタオルケット越しにがぶがぶ足を噛んできたけど。

「かあちゃんいつまで寝てるの?って、活を入れてあげた!」



そういう配慮はいらない…。



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引き続き「ザ・メンタリスト」を観ながら、個人の趣味嗜好として、
着の身着のままソファーで仮眠をとる探偵が特別に好きなのだと、改めて気づいた。
アニメ「名探偵ホームズ」もそうだったんだよねえ。
やはり装備は三つ揃いスーツで、基本ジャケット脱いでベスト姿だった…。

三つ揃いはピシッと決めている時の禁欲的な印象と、少し着崩した時の色気が二度美味しい。
お偉いエグゼクティブが着ている分にはそこまでグッと来ないのだけど。
ドラマの中で探偵役の知性と気品を象徴するものとして使われていると、途端に萌える。
本来、優雅で隙がなく洗練された格好なのに、捜査で疲れ果てて無防備に乱れていく感じ…。
あざとい演出めスーツフェチのうけを狙っておるな!いいぞもっとやれ!
と、フェロモンに勝手に当てられて一人でジタバタするのであった。
このままではスーツ一つで山師に簡単に騙されてしまいそう気がするなあ…
(金髪の元霊能者の胸板の厚いふにゃっとした笑顔のマイペースな中年男限定)。


2014年7月北海道旅行 6

2014年09月09日 | お出かけの記録

展望台から見た札幌。フラッシュ焚けないからブレ気味です。
我々のカメラで撮影するのではこれが限界でした。
肉眼ではもっと綺麗なんですよ!
(あと、ガラスが反射して展望台内のほうが映り込んでいるから、
ぼかし入れましたが、怪しい光が浮かんでいる写真ではないです、はい)


〇 3日目 →JRタワー展望台→くし路→JRタワーホテル日航札幌に宿泊


くたびれ果てて、ようやく札幌のホテルに到着。
長時間の移動で二人とも、もう寝てしまいたい気分になっているが、
旅先にありがちの「せっかく来たのに勿体ない」思考で部屋を出る。

夜景は一度おさえておこう、という訳でJRタワー展望台に行きました。
といっても、宿泊ホテルの上階なのでさほど移動距離はなし。
同じ階の札幌スタイルショップが閉まっていたから、時刻は20時すぎ。

ぐるり360℃、美しい札幌の夜景が見られました。

カフェがあったので、疲れてなかったら眺望を楽しみつつ一杯飲みたい気分だった。

ライトアップされたさっぽろテレビ塔の写真は撮るのが難しかったです。

実際には時刻表示も見えたのですが、携帯のカメラでは写せませんでしたね。

あの時、展望台には写真屋さんがいて、無料で小さな写真を撮影してくれ、
気に入ればそれを引き延ばしたものを買うことができました。
わたしたちも撮影してもらいましたが、やっぱり有料版もいただくことになりましたよ。
夜景の映りがいいうえに人物もきちっと写されているのを見ちゃうと、
記念に大サイズも欲しいと思っちゃうよね。
うまい商売考えたよ。

晩御飯はホテルの従業員の方に教えてもらった、くし路に行きました。
残念ながら、たまたま店じまいが早い日で品切れが多かったのですが、
刺身のほか、しまえびや鮭のはらすやたこ炭火焼、
カニサラダなどがとても美味しかったです。
夫は日本酒の北斗随想がいたくお気に召した様子。
ああ、わたしたちが若くて体力が溢れていれば、当然二軒目に行ったものを…。

疲労のピークでJRタワーホテル日航札幌に戻る。
都会的なインテリアだけど居心地の良い客室で、窓から市内を眺めることができました。
ラビスタ函館ベイでも思ったけど、一泊だけなんて惜しい気がする。
この部屋なら何泊滞在したっていい!(←願望)

早朝にひとり、ふと目覚めたという夫。
あとで窓越しに撮ったというこんな写真を見せてくれました。

夫「ねーねーこれ、アリバイ証拠写真になるんじゃない?
撮ったのは朝の5時だけど夕方5時に札幌にいたってことにしてさ!」

ま、外の明るさ的に午前か午後か分からなそうだけどね。
しかし、そんな嬉しそうに古典的トリックで盛り上がるなんて…。
あたしと同じ病気だこの人、と思ったね。

前回→ ☆1 ☆2 ☆3 ☆4 ☆5

続く


☆:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:☆


ところで少しずつ観始めた「ザ・メンタリスト」第3シーズンのことですが。
(ネタバレの話になりますので、以下はご注意ください!)







電波系クリスティーナがレッド・ジョンせんせいに指導を入れられ、
ますます不思議ちゃんになって戻ってきましたね。
身の程知らずな言動でフラグ立てまくりだった彼女。
ジェーンさんの前例に学ばないのは、普通だったらおかしいことですね。
でも「ザ・メンタリスト」だから!ご都合主義上等なの!

それにしても、過去のミスを隠蔽するために配下を使役したあと口封じしたり、
模倣犯を殺す一方でジェーンの耳元で詩の一節を囁いたり、
絡むのがめんどくさそうなクリスティーナを拉致したうえ頑張って洗脳したり、
レッド・ジョンせんせい大活躍やなあ…。
犯行を重ねつつも、自分への捜査の進み具合を探って、
ジェーンを適宜挑発する一方、信奉者を増やし維持し続けている訳ですよね。
きっと24時間稼働してるね…。すごい元気。

というか、ジェーンはレッド・ジョンがらみだと異様に弱くなるけど、
赤い人はこれだけよく行動するし無能な手下が多いし、
他のドラマなら1シーズンで解決するのではという疑いも湧いてくる(失礼)。
まあまあ、シリーズの契約が更新し続ける以上、
簡単に解決したらまずいという大人の事情があるのですもの。
そこは仕方がないと思いましょう。

だがこれほど伏線バラまいといて…全部拾えるのかなあ。
回を重ねるごとに解決編のハードルが高くなってる気がするんだけど…。
犯人サイコパスだから別にメッセージやマークに意味は無いとかいう今時ありがちな話になったら、
いくらセクシーなジェーンさんのスーツ姿に萌える目的で観ているとはいえ、
心の中でちゃぶ台ひっくり返しますからね。ええ。
(関係ないけどジェーンさんって、目元と体型と髪型が片岡愛之助に少し似てない?)


2014年7月北海道旅行 5

2014年09月08日 | お出かけの記録

四季彩の丘の写真。夏の北海道は花ざかりで目に楽しい。


そういえば北海道旅行の記事の続きをすっかり忘れていました。
日常に戻って暮らすうちに思い出が溶けていく…。
いかん…最近では衰えていく記憶力と代わって過去記事が頼りなのに。
という訳で自分のためにぼちぼち記録を書きます。


〇 3日目 →四季彩の丘→富良野通過


実は旭山動物園で、夫の眼鏡が崩壊の危機に。ねじが取れてレンズが外れた!
幸いねじは無くさず、時間がかかったけど爪で締め直すことができたので良かった。
しかし、レンタカーの運転は夫しかできないので、ちょっと慌てる。
今度旅行する時は代えの眼鏡を持参すべきという教訓に。

こうしたトラブルもあったので、そろそろ移動しようかという気分になって、園内の観光案内所に相談。
美瑛を通ってラベンダー畑を見て、宿泊地札幌に行きたいと希望を述べると、
案内所のおじさんに、この道で最寄の高速入口まで行けば「近い」と、
ナビにはないルートを教えてもらう。


それが…思いもよらぬ長い旅の始まりだった…。


四季彩の丘までの行程は順調でルンルンだったのですがね。


花々が鮮やかなボーダーの絨毯みたい!

念願のラベンダー畑鑑賞。

もっと強い香りなのかと思いきや、顔を近づけないと分からなかった。
当たり前の話だが、人工だから芳香剤の匂いはきついのだなと実感。

パッチワークのような見事な景色。

また機会があったら、美瑛で一日自然を楽しむコースもいいなあ、と思いました。
(観光客がわんさかおられるので、下部分がモザイクだらけ。すみません)

昼食を食べていなかったので、夕方近くだったけど2階のレストランに入りました。
夫は鹿丼。わたしは北海道旅行経験者から勧められていたスープカレーを注文。
焼野菜ごろごろのスープカレーは、さっぱりした辛みで美味しかった!
それから己に課したソフトクリーム宿題をクリアするために、
売店のラベンダーソフトクリームを食べました。
うーん…匂いは際立ってるけど普通の美味しさかな…。
(メロンソフトはさすがに旅のノリでも食べきれないと思われたのでやめました。
注文していた猛者を見かけた。若者は元気だ)

さて出発。やがて、中富良野通過。

通りすがりの山の中腹に「なかふらの」の花文字。なんだか得した気分。
(ここはもしかして、中富良野町営ラベンダー園?)
富良野はいつか改めて観光しにきたい…。


その後は山道をうねうねうねうね。
あれ…どこに向かってるのわたしたち…?
どんどん地元の人しか知らない奥深い場所に入っていくような…。

高速に向かっているように見えない道なのに、日はどんどん暮れていく。
ナビの提案するルートに戻したくても、一度停車しなくては設定できない仕様。
だけど後続の車が来るからとりあえず進むしかないし。
観光案内所のおじさんが適当なことを言ったんじゃないかと徐々に不信感が芽生える夫。
北海道の自然を満喫するどころか、町からの離れ具合に不安になる妻。
これは菱沼さん(『動物のお医者さん』)または良牙(『らんま1/2』)状態になってしまうのか。
相変わらずカーラジオの電波が入らないから、賑やかしにiPadでYouTubeの音楽を聴いたけど、
それも次第に充電が切れてくるし…。

あれですね。推理小説ならそのまま人里離れた山荘に辿りつき、
主人に頼んで一晩宿を借りることになり、滞在客と共に晩餐の席に着いたら、
離れの方で悲鳴があがって…この中の誰かが犯人、みたいな展開になりそうですよね。
名探偵登場キタ━━(☆∀☆)━━!!! …なんてな。
(ホラー展開もうっかり思い浮かべたけど、怖いので想像をねじ伏せた。
絶対車は止めないで!湖の近くから離れて!ヒッチハイカ―がいたとしても乗せてはだめ!)

まあ、標識の地名を見ていたので、いずれはどこかに着くとは思いましたが、
一体いつ札幌に着くのか見当がつかず困惑しましたね。
長時間かかって、ようやく新しくできた高速の入口に着いた時には、
二人とも安堵の息をもらしたのでありました。

大変親切な観光案内所のおじさん、一時は疑ってごめんなさい!
結局、メジャーな国道を通るために来た道を引き返すという手間を取ることなく、
マイナーな道を走ってショートカットした形になり、高速料金も節約できたのです。
しかし…わたしたちは悟りました。
北海道人の「近い」は他県民との感覚とは違うのかもしれないと。
札幌に着いたのは、実に夜だよ!(@_@;)



前回→ ☆1 ☆2 ☆3 ☆4

続く


エル子猫写真蔵出し2

2014年09月07日 | うちの猫

当時はキャットタワーのトンネルに収まるミニミニのエルくん…。
二匹とも子猫の時は食が細かったのですが、
いつのまにかハンモックで寝ると“あんこぎっしり”な感じに成長。めでたい。


ええと。今なら言ってもいいですかね…。
正直エルのことは、なんか味のある面白い顔の子猫だと思っていました。



毛並みはツヤツヤでさくらより良かったけども、鼻が大きいから目が小さく見えるなあ、と。



また黒猫なものだから、写真うつりは決して良い方ではなく(↑色補正済)、
遠目で見ると肉眼でも顔立ちが分かりにくかった。
行動もひょうきんなところがあったし。こいつは笑いを取れる子になるな、と。

しかし…!
顔の良い子役が必ずしも美男美女に育つとは限らないように、
ちょっと個性的な顔の子猫が美形に化けることもあるのだった…!



顔のパーツの中で目立つ存在だった鼻が、成長と共に鼻筋が通った感じに変化。
耳や目とのバランスもいい、堂々とした素敵なイケメンくんに!
(飼い主の欲目で、情が移った今は実物以上に良く見えるのかもしれないが…。
しかし昔も今も、エルが可愛いと思う気持ちに変わりは無い。
そのままお笑い路線を行けという気持ちにも)

だからね、子供時代と比べて若干顔が変わっている芸能人を見て、
すぐ「整形か?」と疑いきれないと思うのよ。
本当に成長期は目鼻のバランスが変わりますからね。
(成人したあとで数年後に顔が変わっているのは充分怪しいけどな…)



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とうとう「名探偵ポワロ」最終シーズンが日本で放送されますね。
三谷幸喜脚本で「オリエント急行殺人事件」がリメイクされるというし。
ネットでは「御手洗潔」もドラマ化するかも?とか、真偽不明な噂が流れています。
いろいろ気になることはあるけれど、わたしはやっと「ザ・メンタリスト」第2シーズンを見終わり、
次の第3シーズンに手を伸ばしているところです。

「ザ・メンタリスト」は要するに、元インチキ霊能者パトリック・ジェーンが、
ブイブイ言わせていた頃にTV出演で軽率な発言をしたものだから妻子を殺され、
その犯人レッド・ジョンを追うためにCBI(カリフォルニア州捜査局)に協力し、
人の心を見抜く能力とそれを利用したハッタリでもって、
殺人事件の犯人をあぶり出すお話、なのですが。
レッド・ジョンがらみでない時は一話完結で、コン・ゲームっぽいところがあります。
(どうでもいいが血のスマイルマーク見るたび、『SHERLOCK』の壁のマーク思い出す)

わたし個人の感想としては、例えば「名探偵モンク」のほうが謎解き要素が強く、
「経緯はこうです」などの決まり文句がわくわくするし、
「BONES」も鑑定の面白さが光っているうえ、1シリーズ中、数作は心に残る回があります。
「ザ・メンタリスト」は大抵推理の根拠が曖昧で自白偏重、
荒唐無稽な話を力技でまとめたな…と思うこともあるのですが、
人たらしパトリック・ジェーンの魅力で、まあいいかと流してしまいます。

見るべきは…ジェーンのたれ目、ジェーンのふにゃっとした笑顔、
時折表面に表れる心の傷、それとうらはらの軽妙な言動、
アイスクリームを食べたり紅茶を飲んだり、ソファーで仮眠とったりする姿、などでしょう。
おまけに吹き替えが2代目ヤン・ウェンリーの郷田ほづみだから、
いつまでも軽口を聴いていたい気持ちに。
アタイ、インテリ眼鏡ツンデレが一番だけど、こういう路線も嫌いじゃないよ!
詐欺師めいたつかみどころのない男と、強気で仕事のできる女という組み合わせだけ取り上げるなら、
「探偵レミントン・スティール」みたいなものかもしれませぬ。
CBIではチョウさんもそれなりに渋いし過去がある訳ですが(黒歴史的二つ名があったり)、
やはりスーツ好きにとってたまらないのはスリーピースが定番のジェーン氏ですよ。
(ごめん、わしにとって天然肉体派リグスビーに萌えるところはなく、
あーチョウさんの相方ね、といった目線なのだった)

シリーズが進むにつれて、分かりやすい噛ませ犬とか当て馬とか出てきたけど、
ジェーンがリズボン班を翻弄しながら現場でうろちょろして、
関係者の感情をかき回して自白に追い込み、
解決したらみんなでピザ食べて雑談…というのが好きなので、
チームに降りかかる劇的展開を狙うのはほどほどにしてほしいなあ、と思ったりします。


さくら子猫写真蔵出し2

2014年09月06日 | うちの猫

人の枕を自分のベッドにして、仰向けに寝ていたミニさくら。
蝶よ花よと愛され、伸び伸びと自由奔放に育ちました。

無邪気で内弁慶だったけど、少々おてんば娘だったあの頃。



おとうさんの留守中には、テンションが高まると家中暴れまわっていた。
日頃との落差に、病気で機嫌が悪いのではと不安になったこともあるが、
なんのことはない、おとうさんの前だと好き過ぎてぶりっこしちゃうだけでしたね。

現在のさくら嬢。



おとうさんの前での猫かぶりは健在だな。
エルに猫パンチする時はコツンと音が聞こえるような勢いなのですが、
清純なおっとり美少女キャラを装っているので、
最愛のダーリンの前ではしとやかに振る舞います。

過去を振り返っていたら、変顔写真も見つけたよ。



寝起きの一瞬か。
当時はこれ、顔が怖すぎてupする気にならなかったんだと思います。
今となっては変顔もデフォルトだけど。
(セルフイメージを守る猫なので、カメラの前ではなかなか崩しませんが、
さくらが油断した時のブサ顔がすごく好きです)


◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇


時々さくらを見ていると、自分の幼少の頃を思い出すのです。
粗略な扱いには敏感で、声のかけられ方一つでも傷つくような子供でした。
まず「あんた」って呼ばれるの嫌。
名前で呼ぶ時も、もっと優しいイントネーションで呼んで!とよく母に訴えていた。
(今思うと、きつい言い方をされていた訳ではないと思うのですが。
ただ多忙な母が他のことに気を取られていたり、
別のことで苛立っていたりする雰囲気を、名前の呼び方で嗅ぎ取っていたような…)

とにかく、我ながら神経質で気難しくて面倒な性格でした。
自分のクローンを育てろと言われたら、相当困ると思う。

なのに、さくらは言葉が通じなくても、わたしの声色になんとなく反応するみたいなのですよ。
「さくらちゃん♪」「かわいこちゃん♥」といった甘い言い方が普通なものだから、
やらかしたことを叱る時や、時間外のごはんねだりでしつこくまとわりつかれた時に、
わたしがきつい言葉を投げつけると、心なしかシュンと沈んでいる気がします。
たまに粗略にされた時も、全身で不服そうにしている感じ。
同じ扱いをされても、エルは「へへ、また叱られちゃったー」風だし、
「ぼく以上に大切なことがあるの?」的にぐいぐいくるほうなんですがね。

勿論、人でも猫でも優しくない口調は苦手なものだし、
もっと気をつけて丁寧に向き合わないといけないと反省もするのですが。
さくらは警戒心が強くて人見知りなところも、ごく少数の人にしか懐かないところも、
頑固で素直じゃなくて感情表現が不器用なところも、わたしと似ている訳で。
その分あの子が愛しいのだけれど、世渡りしにくいことも身に染みて分かっているから、
「お互い厄介な性格ね」と、ちょっと複雑な気持ちになるのです。


こわかわいい

2014年09月05日 | うちの猫

人でも猫でも、目をぎょろっと開けたまま寝ていると、なんとなく怖いよね。
どこ見てなに考えてるか分からないところが、特に。


∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴


あれは、夫の早朝出勤の日のことです。
わたしたちが起き、エルもケージから出してもらってリビングへ登場。
さくらだけいつも通りベッドの上でごろごろしていたので、
放置して朝ごはんを食べ、お茶を飲んでいたのです。
すると…。

寝室のドアの隙間から、誰かがこっちを覗いているではありませんか。



Σ( ̄ロ ̄lll)…ぎゃあああ!



扉│д´)「なぜあたしだけ置いてきぼりなの…ひどいわひどいわ」

怖いわ!普通にこっち来いよ!


ちなみにエル坊はこの間、テレビボードの隙間でこんな顔になっていた。



怖いわ!それとその辺に残る謎の足跡の犯人はお前か!


エル子猫写真蔵出し1

2014年09月04日 | うちの猫

今度はエルくんの子猫時代の写真です。
生後2カ月ちょっとでキャットタワーを我がものとする。

わたしの本棚で遊んでいた、いたずら坊主。



本の背表紙を引き裂こうとするので、この部屋は猫出入り禁止になったのでした…。



生後3カ月くらいの少年。
足がおかしいのではないか、目が濁っているのではないかと、
慌てて病院に連れていくことが多かったけど、可愛い坊やでした。

現在は…



どーん!立派に成長してくれました!+。:.゜ヽ(´∀`。)ノ゜.:。+゜



小さい頃から怖いもの知らずで目が離せなくて、おかあさん泣かせだった。
正直手に負えなくて、座り込んでキーッ!と叫んじゃったこともある。
今も淋しがりやで異食の危険は無くならないけど、
エルくんが惜しみなくわたしたちに愛を与えてくれるので、
わたしたちも愛さずにはいられないのだった。
君はとてもいい子!


☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆


誕生日に欲しいものをいろいろ考えているのだけど、
沢山ありすぎてなかなか難しい。
第1候補は…やはり文庫版「シャーロック・ホームズ全集」かなあ。
新訳で改めて読みなおしてみたいのです。


シャーロック・ホームズの冒険―新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)
アーサー・コナン・ドイル
光文社



ちなみに、楽天ポイントを使って夫も欲しい本を買ったら?と勧めた件ですが、
結局ポプラ社の「少年探偵江戸川乱歩全集」と、「怪盗ルパン全集」を買っていました。
(全部で46冊か…豪儀だ。ちなみにホームズ全集は9冊ね)
文庫版とのことですが、箱入りであれだけ冊数があると壮観です。
しかし素敵過ぎて今後、ちょっと読ませてとは言い難い。
(わたしが読むと持ち方が変なので本に折りぐせがつくとクレームつけられてる)
どうせ大切にしすぎて仕舞い込んだまま本人も読まないんじゃないのかなあ?

少年探偵 江戸川乱歩全26巻セット(ポプラ文庫クラシック)
クリエーター情報なし
ポプラ社

 

文庫版・怪盗ルパン(全20巻セット)
クリエーター情報なし
ポプラ社

 


さくら子猫写真蔵出し1

2014年09月03日 | うちの猫

生後2カ月くらいのさくら。こんなに小さかったんだなあ!


この間、他県の友人に会いに行った夫の帰りが遅かった晩、
(ボウリング&ファミレスだったらしくて、奴め明け方に帰ってきましたわ…。
車の運転が心配だったから限界まで待ってたけど、先に寝ておけば良かった…)
眠気覚ましに膨大な過去写真を見直して、選んで加工していました。
さくらの子猫時代。おそらく投稿してないと思います。
(なんで投稿しなかったのか…子猫育てに必死で暇が無かったんだろうなあ)

当時の部屋の照明のコードにじゃれる。



ちょいちょい。



まあ、あどけない!
(一連の写真をよく見たら、この時わたしの頭の上に乗って遊んでいたらしい。
昔からわたしはよく足蹴にされてたんだな)

活発な子猫の成長した姿。



遊びたいけど面倒なので、寝ながら手先だけ動かす。
さくらー、それじゃ運動不足だよ。あの頃を思い出して!


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海外ドラマの「ザ・メンタリスト」第1シーズンをようやく観終わりました。
今、第2シーズンを視聴中。
あれ別に謎解きを楽しむミステリじゃないんだね。
(大体定石通りなので、犯人が途中で大体分かってしまう…。
特に、ゲストの声を名のある声優さんが吹き替えていたら犯人)
主人公のパトリック・ジェーンがいかに関係者から情報を引き出し、
容疑者に罠をかけてボロを出すようひっかけるかが主眼なのでしょう。
(ただし裁判になったら有罪にできるかどうか危うい捜査だが)

一見軽そうでうさんくさいジェーンが、
犯人に反省させたりナンパ師に説教したり、困っている人に寄付したり、
傷ついた事件の関係者に慰めの言葉をかけたりするので、
過去には色々やらかしてるけど割といい人やねと思います。
傲慢で利己的な相手には、必要以上に毒吐く傾向がありますけどね。
(あと、レッド・ジョンに対する復讐心が彼の原動力になっているにもかかわらず、
実はレッド・ジョン回はそんなに面白くない気がするんだよなあ…。
第6シーズンネタバレで正体知ったけど、やはり面白くなさそうな)

堅物のリズボンも少しずつ人間味が出てきましたね。
ジェーンにからかわれて怒ったり、思わず笑っちゃったりするところが可愛い。
冷静で有能なチョウはみんなに第三者的ツッコミをするのが面白い。
リグスビーは迷走と失言が多いな。ボケタイプだな。
ヴァンペルトは第1シーズンでは距離の取りにくい新人という感じでしたが、
内勤ばかりでもなくなって、少ししっかりしてきましたね。


Kindleで激安ハーレクインコミックス

2014年09月02日 | マンガ

今の時点においても、電子書籍のお値段は購入に迷うところです。
確かに新刊本と比べると安いけれど、古本のほうが安い場合もある訳だし…。
偶然欲しい本がセールで破格の値段に下がらない限り、なかなか手が出ない。

そんな中、割と気軽に買うことができるのが毎週金曜にある、
ハーレクインコミックスの99円セール。
最近のハーレクイン物は大人の女性には嬉しいことに、
少女時代読んだ覚えのある漫画家さんたちが描いてらっしゃるのです。
(元々画力や表現力があるし、ラブシーンはほどほどで抑えられているし、
中には脚色されて原作より面白くなっている話も…)
わたしも自分の好きな漫画家さんの作品が出た時、たまに買います。

Kindleコミックのページに特集コーナーが組まれていない時も、
レーベルからハーレクインコミックスを選んで、
価格の低い順で並べ替えをすると簡単に探せますよ。
(セール外で99円以下のものもあります。
また分冊にして前編だけ100円で出し、後編は400円くらいという、
それ定価だから!と言いたくなるような売り方もある)


↓ これまでセールで購入した本(現在の値段は不明なのでご注意ください)

岩崎陽子「炎のドレスの誘惑」「狙われた無垢」
(ヒーローがたくましいので、大人向きの作品のほうがしっくりきます)

JET「疑われた愛情」「男と女のゲーム」
(怪奇もので馴染んだJET先生の絵柄。人物の見た目が濃いので海外物が超似合う)

小越なつえ「百パーセントの男」
(ラブコメのセンスがある小越先生。ちょこちょこ笑いの要素が織り込まれています)

さちみりほ「悲運の花嫁」「熱いバレンタイン」「灰色の伯爵」「華やかな疑惑」
(ヴィジュアルも好きなのですが、ヒロインが強くてヒーローが少し情けないところがいいです)

橋本多佳子「ささやかな復讐」
(少しコミカルでテンポよく進みます。ヒロインが表情豊かで可愛い)

山下友美「再会は憎しみに満ちて」「三カ月だけフィアンセ」
(やはりヴィジュアルが好きな作家さん。ヒロインが頑張り屋)


ハーレクインのどこがいいの?と夫に尋ねられたことがありますが、
要するに予定調和の世界だからねえ。
ワンパターンで単調すぎても飽きてしまって困るけど、
必ずハッピーエンドになる、愛に満ちたおとぎ話が読みたい時もあるの。
甘いものが食べたい時の、馴染みの菓子みたいなものさ。
(ある意味、アメリカ社会の裏勉強にもなりますよ。
大富豪に愛される孤独な女性や、イケメン社長に愛される秘書や、
すれ違いで別れた元夫と復縁する話が多いのには理由があるのだろう、とか)


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ハーレクインと言えば、紙の本ですがこんな作品もあります。

甘い契約 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)
三浦 浩子,ジーン・ウェブスター
宙出版


「甘い契約」の原作はウェブスターの「続あしながおじさん」。
「あしながおじさん」の主人公はジュディですが、その親友サリーがヒロインなのです。
ジョン・グリア孤児院の院長になったサリーのお仕事と恋の物語で、
正編がティーン向きなのに比べると、内容がより大人の女性向き。
原作邦訳の新潮文庫版は大人になっても時々愛読していますが、
それが現代風に脚色されて漫画化されていたのでした。
(原作は当時の価値観に基づいているので、今日では否定されている学説や
差別的と取られる部分が描かれています。
漫画化の際にそれらを抜いて別の設定を入れたことが良かったと思います)
ハーレクインらしいか?と聞かれると困っちゃいますが、
(大人の恋ではありますが、別に濃厚なラブシーンがある訳ではないので…)
わたしは結構好きですよ。

こんな感じで他の名作少女小説の続編も漫画化してほしいなあ。
「赤毛のアン」の次の次の「アンの愛情」とか。
(今考えるとこの頃のアンはかまととで、ギルバートに対しての扱いがひどい)
「八人のいとこ」の次の「花ざかりのローズ」とか。
(富豪一族のロマンスありーの、元メイドと御曹司のひそかな恋ありーの)
「若草物語」の次の「続若草物語」とか。
(徐々に心が近づいていくローリーとエイミー推しです)


眼鏡猫

2014年09月01日 | うちの猫

洗面所のバスマットの上で出待ちをする追っかけ、エル氏。
お風呂上がりで水がしたたっている足に、体をすりつけてくる時がある。
濡れてもいいのかあー?


さくらさんがじっとしているのに付け込んで、花粉症予防グラスをかけてしまいました。




まあ、しゅてき。眼鏡の猫姫先生!
(訳の分らんことをさせられて、少々歯を食いしばっている…)

南国ファッション風。ほら、もう一枚だけ写真撮らせて!



(別に害は無いらしいと悟って我慢している)


夫がその辺に置くので眼鏡の存在には慣れている猫らですが、
たとえ1分ほどの悪戯でも度付きには困惑するだろうと思って、
自分の花粉症予防グラスを出してきたのです。

この後はギャラのつもりでさくらさんをお布団に招き、
気の済むまでわたしの手をはみはみ、もみもみして甘えてもらったのでした。
ごめんねー。
(しかしさくらは、カメラ構えるといつもいい子にして撮らせてくれるなあ。
エルみたいに顔をしかめたり、突然横向いたりとか、あんまりしない。
可愛い可愛いと褒めそやすので、モデル気分になっているのかもしれぬ)


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夫が久々にPS2「ロマンシング・サガ ミンストレルソング」を再開した。
隣で見ているうちに、口を出さずにいられない。
だって…下調べも下準備も無しにダンジョンに突入するんだもの。
もー罠があるんだから仕掛けサーチつけときなよ!
戦うほど雑魚敵強くなるんだから、ステルス使いこなしなよ!などと…。
現実は割とイージーなわたし、ゲームばかりは攻略本熟読派です。
最終的なパーティー構成のビジョンを考えて、イベントもできるだけ無駄なく勧める。
回復魔法はそれぞれに覚えさせて長期戦に備え、
どんどん儲けてどんどん自己投資する。
一方、現実はデータ派の夫、ゲームでは行き当たりばったりなのだった。
きっと2次元にそそぐエネルギーが勿体ないのだろう(あっなんか自分で傷つく)。