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思わず鳥獣戯画制作キットをやってみる 10

2015年07月22日 | そのほかの趣味

自分の中にあるファンタジー物の漠然としたイメージで適当に作ってみた。
モンスターと戦って、囚われの身となったお姫さまを救って恋に落ちる。ベタ。



これはサバイバル物のイメージ。
阿鼻叫喚。やだなあ。



これはサスペンス物。
上左が、木立の中で起こった殺人事件。
上右が「その中に何が入っている…?」と、犯人にとって都合の悪いものを見てしまう。
下が花を生けている時に犯人の魔の手が迫る。うしろ、うしろ!状態です。



SF物。未確認飛行物体から、宇宙蛙が下りて来た!
敵意を感じれば攻撃しようと思うもの、ただ怯えるもの、
友好的に近づこうとするもの。反応はさまざまです。


SF物は初めこれを作っていたのですが、
普通に「猿の惑星」の場面なので、ネタバレ注意!注意!

かつて映画を観た人、ストーリーを聞いた人以外、「は?」だと思うけども。



さて。夫とサクラ大戦の歌謡ショウを観ていたのです。
作中やけに蒸気蒸気と言うけれど、
蒸気というエネルギーの次に電気の時代が来たわけでしょう、という認識の夫。

そ、それはそうなんだけど、これは欧米のスチームパンクSFの流れを汲んでいて、
スチームパンクというのは、本来の歴史の中では電気がエネルギーの中心となって
今日の近代的生活が営まれることになったのだけれど、
その代わりに別のエネルギー(蒸気とか)が発展し続けていたらどんな世界になってたかなっていう、
歴史のifを楽しむジャンルで、19世紀が舞台になることが多いから、それを日本の大正時代に置き換えて、
パラレル世界だから年号も「太正」にしたのがサクラ大戦なんだと思う、
という個人的見解を伝えたかったのですが、
貧弱な知識と言語能力の拙さから、うまいことが言えませんでした。

思えばSFは、己に科学的知識がなくて設定が理解できないものだから、
魔法と同じ扱いで読み飛ばしてしまう傾向があるのだった。
(夫はタイムトラベルものが好きなのでSF読みの素質はあるような気はするのだが、
いかんせん欧米の作品は名前が覚えられないから読まないという人なので、
日本の作品限定でしか楽しめないようである)

テクストをちゃんと読みこまないと、なにもかも漠然ととらえてしまうものだな、
と考えて、自分の中のSFとかファンタジーとか、作品ジャンルのイメージを、
鳥獣戯画制作キットのイラスト数の限界もありつつ、ゆるく作ってみたのが上の絵です。
サバイバルが非常に作りやすかったのには困惑。絵巻はほのぼのした世界なのに!


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