本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

わたしの好きな峰不二子。

2006年08月30日 | 映画・DVD・テレビ

世の中「女を武器にしない」さばさばしたタイプが
同性の支持を得ることは事実。
自分自身、「色気がない」と
いらぬ太鼓判を押されるような人間なのですが。
だからこそ、ちょびっと峰不二子に憧れてしまうのです。
臆面もなく悪女してて、かえって素敵だったり。
(注:今回、アニメ版の話です)

わがままでお宝大好きな不二子ちゃんは、
揺るがない価値観を持ってるから
平気で仕事仲間を裏切るし。
美女だという自覚があるから、
そのことも最大限に利用するし。
開き直っていて超ドライ!ですよね。
相手が自分の欲しいものを持っているとなれば、
色っぽく擦り寄っていくけど、
手に入れたら悪びれず離れていく。
ある意味、独立独歩でたくましいです!

ルパンとの恋(?)の駆け引きも楽しそう。
何度も騙されてくれる寛大な男性って、ありがたいと思うの。
(いや、あれは色気に惑わされてるだけかな…?)

いつのまにか人の顔色をうかがって
びくびくしてしまうわたしは、
欲望に忠実で、周りを振り回すだけ振り回して
しれっとしている不二子ちゃんが大好き。
(もっとも作品によってキャラクターが違うけど…)
悩ましい服装も、まったく縁がないので羨ましい。

以下はお気に入りの作品です。(偏ってます)

『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』
ルパン・ファミリー、初顔合わせのエピソード?(あやし~けど)
最初からそういうポジションだったのね、と思う。

『ルパン三世 お宝返却大作戦!!』
トリックダイヤを手に入れるために、旧知の泥棒マークの遺言で、
彼が盗んだお宝を返すはめになったルパンたち。
不二子ちゃん、ここでもちゃっかりしてました。

『ルパン三世 愛のダ・カーポ/FUJIKO's Unlucky Days』
貴重な「コロンブス・ファイル」を唯一脳裏に刻みながら、
記憶喪失になってしまった不二子ちゃん。
元々は清純で可憐なタイプだったんだね…。
落差が笑えるけど、なにがそこまであなたを変えたの?

『ルパン三世 カリオストロの城』
もはや、あらすじなど書く必要があるでしょうか。
カリオストロの城、子供の時からずっと好きだったけど、
近頃クラリスのかまととぶりがズルイ…という気もしてきました。
(↑失礼)いえ、クラリスの若さ故の汚れなさがズルイのです。
大人の女が“少女”に対抗できるでしょうか。
自分にだって経験のある時期だもの、戦意喪失です。
ここでのルパンと不二子ちゃんは中年以降という感じ。
はっきり言って…同じ業界に生息する別れた夫婦のよう。
お前、クラリスに煩悩してるくせに、
不二子ちゃんの手をわずらわせるなよ、とルパンに言いたい。
わたしは古女房の味方だからね(笑)。

これからもロリータの逆をいく、
成熟した魅力で頑張ってね、不二子ちゃん!

    □ ・ □ ・ □ ・ □ ・ □

昨日、購読している「TV Taro」で、
『のだめカンタービレ』ドラマ化(月9)を知りました。
(↑情報遅いね、わたし。夫はすでに知っていたよ)
今度こそ、ほんとにほんと?!とフジHPまで見ちゃった。
10月が楽しみです♪



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「おねがい、ルパン~一度でいいの~」
(わたしじゃ、やっぱり無理ですな…)



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2 コメント

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ふーじこちゃん (ツマ)
2006-08-30 18:04:11
ここまで美しくて格好良いと、反感持つことすらできませんね、ええ。

どんなに悔しい思いをしても、太刀打ちできないですもの。



ところで、のだめ。

原作を先に見てしまうと、映画やドラマに対して心を広くもてないので、どうも見たらイライラしてしまいそう。

桜雪さんのレビューを拝見すると、そういう心の狭さが無く、まっすぐに作品に向かっていらっしゃるからすごいなぁといつも思っています。
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男ならぜひ騙されたい(笑) (桜雪)
2006-08-31 02:08:12
同性としては、同じ土俵に立ちたくない感じ、ですよね。(『ショムニ』の桜井淳子さんもそんな雰囲気でした

良くも悪くも、“大人の女性”のイメージだった、ふーじこちゃん。

素朴な子供の頃は、「なぜあんなに宝石だお金だと執着するんだろう…」と疑問でしたが。人の評価を気にしていない風なのも、いっそあっぱれかと。



のだめドラマ化、これまでにもいろいろあって、賛否両論でしたね。

わたしも原作のイメージが壊れるのが怖いですが、第1話をまず見てみよう…と思っています。(『天才柳沢教授の生活』『ガラスの仮面』『動物のお医者さん』、どれも予想とは微妙に違っていたけれど、その違和感が結構楽しかったです)

とりあえず上野樹里の「ぎゃぼ!」が聞きたい、というのもあります。
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