NHKのど自慢

2017年08月27日 | 日記

 

 

 

 

日曜のお昼にやってるNHKののど自慢。

しかし出演する素人さん達の歌への感情移入が凄い!

僕には到底無理ですが、テレビの向こうの誰かに笑いかけたり、

胸に手を当てたり手を差し伸べたり。凄いぃ…色々参考になります(^.^)

けど観る度思うんだけど、のど自慢って照明らしい照明がないんだよね。

ゲストのアーティストが歌う時さえピンスポットどころか、

まったく素のままで色ひとつもないんだ。すごく不思議です。

カラオケBOXでさえ照明調整出来たりするのにね。

でもNHKのことだから、何かきっと意図したものがあるんでしょうね。

またゲストが歌う時出演者が後ろの席で横揺れしてるアレ。

これはNHKのことだから、きっと入念なリハーサルしてますね(^.^)

どこのTV曲もそうだと思うけど、

NHKの入念なリハーサルってちょっと凄いんだ。

以前THE WALTZは、

とてもNHKと仲良くさせてもらってた時期があったんだけど、

音響のリハーサルから照明のリハーサル、

そして全体の仕上げのリハーサルまで。。。

もうメンバーは本番入る頃には疲れちゃってるという(笑)

あとのど自慢に欠かせないあの鐘だね。

 

 

あの鐘正式名はチューブラーベルというのらしいのですが、

100年以上も前からクラシックの作曲家の間で使われ出したとか。

チューブラーベル奏者、のど自慢では鐘奏者と呼ぶようですが、

れっきとしたプロの演奏者なんですよね。

こういう楽器も一見誰にも簡単に出来そうな感じですが、

いやいや、実際すごく奥深い楽器だと思いますよ。

こないだの「R.R.Q」のレコーディングでもカージューと一緒に、

鳴り物系やオモチャなどを使用したのですが、

これが実に難しいのですよ!

まっ、カージューはカージュー自体がオモチャみたいですけどねー(^.^)

こういうプロの打楽器のレコーディングも一度覗いてみたいものです。

なのでNHKのど自慢の鐘奏者の方も、れっきとしたバンドの一員なんだ。

 

さて、気になるのは、やはりそののど自慢のバンドだ。

 

 

のど自慢の何がイイって、やっぱりカラオケじゃなくて生演奏ってとこなんだ。

もちろん全員選ばれたプロの演奏家なので、

僕らのように好き勝手に演奏など出来ないわけで、

譜面に忠実に演奏しないといけないわけで、

手癖だのフィーリングなどを自由に盛り込んだり出来ない。

そういうトコに僕と同じ音楽を生業とした生活が見え隠れしてて、

すごく好感が持てるんですね。

だってさ、ベーシストが5弦ベース弾いてるんですよね♪

きっとさ、普段はそれこそアンソニー・ジャクソンなんか好きで、

どっかのライヴハウスでスゲェー演奏しちゃってるはずだよ。

僕にはその姿が見えるのだーよ♪

お仕事はお仕事で、のど自慢やスタジオで頑張って、

夜な夜なライヴハウスで気の合う仲間とセッションしてる姿が。

そういうの想像しながら観てますね、僕なんかは(笑)

またある時はドラムの人が高価なソナーのドラムキット叩いてたりね。

お〜つーてさ。かっけーつーてね。

でもね、この人達はほんとプロなんで、

このソナーの音を最高に鳴り響く音を叩くんだ!なんて演奏は絶対しないわけ。

もうほんと小さな音で、素人さんが歌いやすいように演奏するんだ。

爆音小僧が言うのもアレですが、こういう演奏って難しいんだよ。

僕なんか尊敬に値するもん。こんな演奏出来るプレイヤーは。

こういう話すっと、今度から皆さんものど自慢観る感じも

違ってくるかもしれませんね(^.^)

しかしキーボードの方は、なぜ今時YAMAHAのDX-7を使ってるのだろう?

DX-7は80年代に一世を風靡した楽器で、

当時はアナログシンセとは違うその革新的なサウンドで、

どの店どの会場に行っても当たり前のように陣取ってたよ♪

まっ、今じゃ古い楽器のような扱いを受けておりますが、

最近TVやライヴ映像などでちょくちょくDX-7の姿が観るんだ。

もしかしたら今80sサウンドブームが来てるのかもですね。

何年か前に六本木で観たダイアン・バーチも、

新作で80sサウンド取り入れてましたからね♪

いつだって時代は繰り返しますからね。

RRQも今80sブームだから、

ここは朝NOWさんに80sの名器DX-7揃えてもらいましょうかね〜(^.^)

 

 

今日も涼イイ・ミュージックをあなたに♪

夏とDX-7繋がりということで。。。

 

山下 達郎 さよなら夏の日


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