グリース余波余波最終シリーズ

2016年09月20日 | 日記



さぁ、誰が待っているわけでもありませんが、いよいよ最終余波シリーズです(^^)

まずトップはやはり外せません、キャンディーズ!


キャンディーズ 微笑みがえし


 人気絶頂期に突然解散したキャンディーズの「普通の女の子に戻りたい」という

彼女達の言葉と共に、正に時代の象徴でした。

解散を発表して最後にリリースしたのがこの「微笑みがえし」。

作詞が阿木燿子さんで、ホント革新的な表現でキャンディーズの有終の美を飾っています。

この歌ってそれまでのキャンディーズ作品のタイトルを、

随所に散りばめてて、もう新し過ぎるんですよ❗️

なんたって阿木さんは、あの阿久悠さんが唯一嫉妬した作詞家で、

阿久さん曰く「なぜ俺にはこんな言葉が出て来ないのだろう?」と言わせたほど。

しかし今更ながら、キャンディーズ歌が上手いね。

 


そしてこの時期と言えば、何度も登場のスティーブン・ビショップ。



間違いなく僕が所有してるアルバムの中で、この「Careless」は1番何枚も買ったアルバムですね。

友達の誕生日にプレゼントしたり、はたまたあまりに中古レコ屋に低価格で並べてあり

「なんでこの名盤が捨値なんだよー」つーて、悔しくて買ってあちこちにばら撒いたり(笑)

それぐらい名盤なんですよ、コレは。

ビショップってね、ちょっと普通じゃないぐらい作曲センスが凄くてね、

僕にすりゃーポール・マッカートニーやポール・サイモン、

ブライアン・ウィルソンにも引けを取らない才能の持ち主。

ここで曲の紹介はしませんが、正に一家に一枚、ぜひ並べて欲しいです。


On And On - Stephen Bishop - By Audiophile Hobbies.


そしてビショップと来れば、糸が繋がる感じでカーラ・ボノフが来るわけで。


当時はそれこそ素晴らしい女性アーティストは星の数ほどいましたが、

この時期に関しては、もう彼女しかいないわけですな。

カーラは周りのムードとはちょっと違っててね、

アンニュイというか、憂いのある感じですごく惹かれたんだ。

当時は働いてたWOODでもリクエストは、

圧倒的にこないだのグリースのオリヴィア・ニュートン・ジョンや、

リンダ・ロンシュタット、あとリタ・クーリッジなどが多かった。

いわゆる、顔が可愛くて明るいイメージのね。

ポプコーンとコーラとビーチみたいな(笑)

このカーラのジャケット見るとわかりますが、もう独りぼっち感が溢れ出てて、

その魅力に少年ローリーはやられちゃたんだな。

最近見たライヴ映像ではMCしないし(笑)たまに見せる笑顔とか、

ますます好きになった僕なのです。

これ女子に超お薦め作品ですよ!ユーミンとカーラは義務で聴いて下され。

いつかまたローラ・ニーロなど、憂い系女性シンガー特集でもしてみたいね。


Restless Nights(with lyrics at info.)-Karla Bonoff


The Water Is Wide(Traditional)with lyrics-Karla Bonoff


これらは当時流行したAORなんて音楽なのですが、

まぁー何を意図してAORなのか、未だに分からない僕ですが、

僕の場合、やはり当時の時代の空気というか、ロックが死んだなんて言われた時代があり、

そこにパンクやニューウェイヴが台頭して来た時代に、

そこになんだかすごく平和な、小洒落た男と女のラブゲーム的な(笑)

音楽が生まれたって感覚でしょうかね。

だってその僅か何年前まで、若者達は政治の季節で怒り狂ってたのですから。

すごい時代の移り変わりですよね。

MTVが流行するのはもう少しあとの話ね。

以下巷でAORの名盤と言われたアルバム達。

そう得意な類の音楽ではないですが、やはり時代、

どこのビーチ行っても、どこの店に入っても、この音楽が否応なしに流れてたわけで、、

気がつけば口ずさんでたわけなんだなぁ〜これが^^;





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