研ナオコ、中島みゆきを唄う

2019年06月12日 | 日記

 

 

 

 

 

 

 

 

前にも記事をあげた中島みゆき作品。

最近この「研ナオコ、中島みゆきを歌う」をゲットしたのでここで少し。

最近は歌にしろウクレレ演奏にしろ、

やたらカバーソングが増え続けている。

そこで、はたと気付いた事がある。

それはわりと自分って中島みゆき作品が好きなのかな?という事。

「悪女」だけは当時なんか「お?」なんて気に入った記憶がありますが、

「世迷い言」の作曲が中島みゆきだったり、

レコードは1枚も持ってなかったのですが、

Oさんが置いてったレコードをよく聴くとイイ曲多いのですよ。

世間で流行した有名曲はあまり気にはならなかったのですが、

やっぱアルバムに隠れたような曲が、なんとも僕好みでした。

 

が、実は僕は、中島みゆきさんの本人の歌唱より、

研ナオコさんの歌う中島みゆき作品が好きだったりします。

高校生ぐらいの頃かな?

友達のカーコンポから流れてくる、

研ナオコ中島みゆきを歌う!みたいなカセットをよく聴いた。

実にいいんだな。。。コレが。

ナオコさんと言えばこの時期、

カックラキン大放送などでお茶の間の人気者だったのですが、

そのコミカルな役と歌のギャップがもの凄かった!

また当時はまだ8トラのカラオケの時代で、

この手の“かもめを気取る強がり女唄“が人気だった。

当時スナック(懐かしい!)のカウンターで独り、

かもめになりきって歌う女性を何度見たことか。

きっとそういう時代と、

ナオコさんのみゆきソングがマッチしてたんだろうな。

しかしここでも僕の長調好きはハッキリしてまして、

「悪女」しろ「世迷い言」しろ、見事に長調揃いと来たもんだ。

この中アルバムの中ではやっぱり断トツに「かもめはかもめ」かな。。

ほら、やっぱりの長調好き!(^ ^)

しょーがねーなー、、、


そうそう、ここskydustでも頻繁に出てくるこの長調と単調。

全然よく分からない方の為に説明しますと、

音の階段のことです。

長調はドレミファソラシドのことで、

短調はド(主音)から3度下のラからの音の階段で、

ラシドレミファソラです。

ピアノのケンバンで白いところをドから弾くとハ長調の音の階段になります。

ラから弾くと暗い音の階段(イ短調)になります。

さらに分かりやすく言うと長調は明るい音の階段。

短調は暗い音の階段。

顔の表情ですとこんな感じ。


短調猫


長調猫


一目瞭然、ずいぶんと印象が違いますよね。

まっ、音楽を聴けば子供でも、だいたい明るい感じか、

暗い感じかで長調か短調が分かると思います。

演歌で言うと森進一の「おふくろさん」が短調で、

細川たかしの「北酒場」辺りの能天気な歌が(失礼)長調でごわす。

ま、世の中には長調でも短調でもない、

実に不可思議なメロディーもあるのでご注意を(^ ^)

井上陽水の「氷の世界」でも、やっぱ短調な曲は苦手だった僕。。

自分の歌うカバーソングはもちろん、

オリジナル曲でも圧倒的に単調曲は少ないですからね。

オリジナル曲でも2〜3曲しかないんじゃないかな?

今度調べてみよっと。。

研ナオコさんと言えば「泣かせて」という歌もありましたが(コレまた長調!)

この辺歌わすとほんとナオコさんは上手い!

というか説得力が迫ってくる感じ。

やはり歌は下手なテクニックよりソウルですな。。

まっ、それも僕から見れば立派なテクニックですが(^ ^)

 

歌というのは、本人歌唱というのが1番説得力を持ってるのは

承知しては、いる事はいる。

でも、ほんと稀にオリジナルを超えちゃうカバーソングってのも

存在しているわけで。

キヨシローの歌う「Daydream Believer」なんか、

オリジナルを超えた特別な輝きを放ってたりしますね。

「カバーソングなんか歌って何の意味があるわけ?

なんの自慢大会か?」と言ったのは、かの泉谷しげるだが、

何とも“らしい“発言でもある(^ ^)


ではでは、今日はこの歌で。

TV用ショートバージョンですが、スタジオ盤にはないサビ明けの♪ドロロン♪ってな

ハル・ブレイン風なドラミングがなんとも憎い。


研ナオコ「かもめはかもめ」


そんな昭和かもめ女は、ひとりぼっちで踊らせてと愚図ってもいましたね。

ここでもBE MY BABYの影響力がカララと鳴り響いてますな。


【HD】 研ナオコ/ひとりぽっちで踊らせて (1979年) <フルコーラス>


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