音楽よいずこへ

2019年07月05日 | 日記

 

 

 

 

 

 

我ながら凄いタイトルですなぁ。。。ポッ。

”要らないもの”ってのは、

それはそれは追いやられたり捨てられたりするのが、

世の常でありまっする・しょーるず。

僕なんか若かりし頃、本屋に追いやられた

今ではウン万円と高値が付けられてるレコードを買い漁ったもんです。

それこそ要らないものなので、

せいぜい100円〜500円程度の買い物だった。

今のようにネットなんか無い時代なので、

誰ぞが付けた価値を真似て値上げる野蛮な輩なんぞもおらず、

なんともゆったりとしたイイ時代でした。

CDが売れなくなり、

人気に火がついたアナログレコードが量産されるという、

僕にとって好ましい時代がまたやっては来たが、

何でも2019年のグラミー賞ではCD発売のないまま、

ベストアルバム賞にノミネートされたアーティストもいたらしい。

うぉー何ともすげぇー時代がやって来たものです。

ダウンロードも影を潜め?

今はの定額制ストリーミングサービス(サブスク)人気なのかな?

この辺全く利用してないので詳しくありませんが、

これからはアーティストにとってもリスナーにとっても

有益なビジネスらしいのです。

つまりそれが今の音楽の在り方のようです。

音楽よいずこへなんて言ってもね、

それはどこへ行くわけでもなくね、

いい音楽、好きな音楽を各々が選んで聴く

という図式に変わりはないわけで。

アメリカンポップスやビートルズの時代に、

美空ひばりしか受け付けない若者も多かったのも事実で、

今の若い子達が昭和歌謡に夢中になるのも理解出来るというもの。

潜在的なDNAというのは受け継がれてますからね。

残念なのが、レコードがなくなると、

やはりアルバムという価値観がなくなるのかな。

元々音楽はシングル盤のビジネスということで言えば、

確かに昔のようにシンプルにはなった。

僕のようにアナログ盤をちまちま聴くのが好きなヤツは、

A面からB面にひっくり返す過程にこそ、リズムがあり、

儀式のようなものなんだな。

まぁーデジタルにしろYouTubeにしろ、

とかく現代は嵐のようなスピードが命のようです。

ネットの誹謗中傷なんぞの激しいやり取りさえも、3日もすれば古い話と、

まるで何もなかったかのように消え去る時代だ。

 

YouTuber?

凄いみたいですね。

 

でも世界はこんなに近くなったのに、

どうも息苦しさが拭えないのはなんなんだろう?

個人的にはいいメロディーが欲しいのですよ。。

4小節でもいいから耳に残る、

心震えるメロディーが。。

別の言い方で言えば、心震えるサウンドでもいいですね。

すぐにでも踊り出しそうなね。。

初めてソウルミュージックやレゲエ聴いたあの感じですよね。

 

 

音楽はいずこへ。

けして音楽は裏切らないし、

音楽はどこにも逃げる事はないだろう。

物質的にCDが消えたり、

レコードがまた隅っこに追いやられるかもしれない。

それでも音楽はまた何度も何度も復活して生き返るのだ。

鉄の暴風を浴びたって、原爆を落とされたって、

この島でずっと音楽は鳴り響いたのだから。

そういう生命力の強さが音楽にはきっとあるのだな。

瓦礫の下から立ち上がる鼓動にこそビートがあるし、

侵略者に向ける舌打ちにさえブルースは宿るのだ。

 

 

んで最近、突如僕の目の前に現れたこ・や・つ。


リリースされた時の嬉しさったらそりゃーなかった

STAX REVUE LIVE AT THE 5/4 BALLROOM(65年)

なぜかオーティスは参加してませんが、

そのディープなサザンソウルの臨場感、

まるで目の前で聴いてるような歪みなどなど。。

もう完全にノックアウト!

当時アメリカでは日夜問わず、

こういうステージが観れたんだろうなと興奮したものです。

んで、なぜここに同じCDが2枚もあるかというとですね、

最初購入したヤツの盤面がとにかく聴き過ぎたあまり、

ボロボロ剥げ落ちてえらい姿なんですよ。


ちょっと写真では分かりづらいと思われますが、

いつか音が聴けなくなるんじゃないかと、、、ね。

なのでもしもの為に購入したわけです。

ワンコインと格安ででしたし、

未だにデジタルに信用ないもので。。はは。

これだけ世話になって何をゆー!

ストリーミングサービスだのどうのこうの言ったって、

私は相変わらずこんな感じなわけで、

やはり情報より物質的なものに安心するタイプなんだろな〜

情けなっ!!(^ ^)



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