バイバイ

2019年02月08日 | 日記

 

 

 

 

 



その訃報は去年突然入って来た。

ずっと書けずにいたけど、やっとさよならを。

あまりにも偉大な二人。

全然職種の違う二人だけど、

僕にとっては新しい女性の在り方を世に知らしめた二人でした。 

サム・クックをアイドルにもつアレサは、

同じゴスペル出という境遇にもシンパシーを感じてたと思うが、

ゴスペル出のシンガーが、世俗的なポップスの世界へ転身するというのは、

当時はご法度であり、神への冒涜とも取られかねなかったという。

それゆえか、サムもアレサもポップス界における

ソウルミュージックの普及への尽力を惜しまなかった。

2人に共通してたものは、やはり精神の解放だ。

時代も後押ししたのかもしれないが、

やはり2人の後世への影響は計り知れないものがあります。

アレサは大の飛行機嫌いというのも有名な話ですが、

そういう女王らしからぬ一面も、何だか親近感持っちゃいましたね。

そのおかげで最後まで日本に来る事はなかったのだから、

残念でならないソウルファンも多かった。

アレサは常にトップにいつ続け、

この21世紀まで、自身のギリギリの命の限りまで、

そのソウルを惜しみなく披露してた。

どんな強靭な喉の持ち主でも、年齢と共に声が衰えてゆく。

それが自然だし、僕なんか、

変わらない事に美学を感じてる人達はよくわからない。

アレサのシャウトする♪Hey!♪は、

どんな言葉をも超える女性の解放そのものでした。

ソウルの女王はカバーソングの女王でもあったけど、

ホントに当時ディオンヌ・ワーウィックやダイアナ・ロスは

どう感じてたんだろうか?

「Respect」を見事にカバーされたオーティスなんかは、

「いやぁ〜めぇーった!めぇーった!」と呆れ返ったという。

コロンビア時代や70年代のアトランティック時代にも

好きな曲多いけど、

 今日は初めて動くアレサを観たって事でこの曲を。

たくさんの夜にソウルをありがとう!アレサ、バイバイ!


Aretha Franklin - I Say A Little Prayer: her very best performance!







さくらももこさん。

もうその名を知らない日本国民はいないんじゃないかと

思うぐらいの偉人だ。

僕にとってよく記憶のない90年代のテレビの世界で、

サザエさんと共に仁王立ちしてるような存在が、

ももこさんだった。

ちびまる子ちゃんは一見、

子供達や、その回りの大人達が入り乱れたドタバタ劇なのですが、

実はこう大人でも“うちあたい“させられたり、

考えさせられる世界なのですな。

それはそのまま子供達への教育にもなるんじゃないか?

と思わせる内容も実に多かった。

それまで少女漫画にはそういうのって少なかったですよね。

今でも放送されてるちびまる子ちゃん。

その昭和チックなドタバタ劇は、

昨今のような過剰なコンプライアンス時代には、

潤滑油のような存在ではないだろうか?

昔のような根性論も嫌だし、最近のハラスメント病も馴染めない僕は、

いつもどうして日本人には中間がないのか?と思ってた。

日本には“いい塩梅“という素晴らしい言葉があるじゃないか、って。

そのいい塩梅の好例がももこさんが生んだ、

ちびまる子ちゃんではないだろうか?。

ほらほら、そこでSNSでしつこい書き込みしてるチミ!

そんな暇あったら、家族とケンカでもしなさい、

犬と会話のひとつでも交わしてみなさい、

と、ももこさんは伝えたかったのかもしれませんね。

いつかももこさんの故郷の静岡行ってみたいです。

そして作品に登場したゆかりの地を回るのだ!

ももこさんバイバイ!

yeah!オレも主題歌に使って欲しかったぞ(^ ^)

♪天然のプゥ〜♪なんぞを!

 

 


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