エヴァの告白

2015年06月03日 | 日記

 

久し振りですね、マリオン・コティヤール。

好きな女優さんなんだ。

最初に観た彼女の作品が「世界でいちばん不運で幸せな私

だったと思いますが、もうこの作品の感性が大好きで、

マリオンのキュートさも最高で一発で好きになりました。

その昔好きになった子に少し似てますし。。はは。

歳を重ねてもずっと観ていたい女優さんの一人です。

そしてホアキン・フェニックス!

こういう役演じると、彼は本当に上手いです。

前に観た、伝説のシンガー、ジョニー・キャッシュの半生を描いた

「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」もハマり役でしたが、

ここでも素晴らしい演技を見せてくれてます。

ホアキンはあの若くして亡くなってしまった

リバーフェニックスの弟なんですよね。

どこか兄貴と共通するムードがあって、

影のある役させたら素晴らしいです。


さて、エヴァの告白の方ですが、

内容は書きませんね。

変な先入観なしで、各々の感じ方で観てもらいたい、

なんかそんな作品ですかね。

1921年という時代にこういう話は普通にあったはずだし、

移民の境遇の過酷さというのはどの国にも存在してた。

タイトルはエヴァの告白となっていますが、

映画を見終わると、その告白には善も悪もなく、

ただひたすら生き抜く為に翻弄される人々の、

静かな詩のように深く響きわたります。

ラストシーン、最後のワンカットが目に焼き付いて離れません。

この作品の全てがここに集約してる気がします。

 

 


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