goo blog サービス終了のお知らせ 

僕の今が過去になる時

寄り道しながらまっすぐに。

「百年の愚行」

2009-05-11 22:43:23 | 読書・漫画・映画
今日はちょっと真面目な話。

野田洋次郎の高校時代のバイブルだったらしく、
薦めていたから、という
非常にミーハーな理由で、
「百年の愚行」という本を図書館から借りてきました。


写真が多くて読みやすいは読みやすいのですが、
ページをめくる手は度々止まりつつ読んでいきました。

飢餓、環境汚染、核問題、戦争、化学実験・・・
20世紀に起こったさまざまな問題が、
「愚行」としてとりあげられていました。

目を背けたくなるような写真も数多くありましたが、
一番私が衝撃をうけたのは、
今まさに死んでいこうとする子供の写真でした。

この写真は1994年のものでしたが、
多分今、私がこうしている時にも、
どこかで同じように死んでいく子供がいて・・・
なのに自分は一体何をしているのだろうか?と。

あともう1枚。

よく見かける写真ではありますが、
地球の写真。

普段全く意識してないけど、
地球って本当に綺麗な惑星なんですよね。
そんな星に住んでるのに、
どうして私たちはこの地球を大事に出来ないんだろう。

「環境保護」とかっていう言い方はきっと
人類の驕りかもしれないし、
もしかしたら「世界平和」だって
人類の幻想って言われて終わりかもしれないけど、

それでも何か出来ることは無いのかなって。


「生きたくても生きれねぇやつがいるんだって
そんなんも考えないで生きてる気になんなって
そうだろう?だってそうだろう
俺たちってただの人間って言われて終わりかもしんないけど
人間として生きてる 命として生きしてる
これ以上素晴らしいことはないって分かってる
心で分かっている 想いで分かっている」


この本に影響を受けた洋次郎だから、
この歌が書けたんじゃないかと思いました。


Radwimps 祈跡


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖☆おにいさん

2009-04-21 22:36:52 | 読書・漫画・映画
友達に布教されて、、、

・・・見事にハマりました。
今のところ出ている3巻まで、
一気読み。

私、通っている学校がキリスト教系だったり、
幼い頃の愛読書がおしゃかさまの伝記(!)だったりで、
読んでて結構元ネタが分かっちゃったりするんです。

一番笑ったのは・・・

大天使たちが、
くだらない嘘をついて
堕天しそうになるところかな・・・

とりあえず面白すぎます。
電車の中で読むと、
降りる頃には自己嫌悪に陥ってるくらいに
笑ってしまいます・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハウルの動く城

2009-04-15 21:57:16 | 読書・漫画・映画
賛否両論あると思いますが、
ジブリの最高傑作はハウルだと思っています。

ソフィーが兵隊に絡まれて、
それをハウルが助けてから
空中散歩するシーン。
私は、ジブリでこのシーンが一番好きです。

そしてサントラの「人生のメリーゴーランド」は、
個人的に大好きな曲です。
久石さんの曲の中で
一番好きです。

どのくらいハウルが好きかと言うと、
合宿でお昼ご飯を食べる前に、
「うましかてを」と言うくらい好きです。

案外ハウルのファンは多く、
「金髪のハウルが好き」「いや、パッツンのハウルだろ」
「黒髪じゃなきゃ嫌だ!」などという友人も居たりします。
ちなみに私は、冒頭の金髪ハウル派です。


でも、一番好きなアニメ映画はアラジンです。
賛成とか反対とか関係無く。
ディズニー映画の最高傑作はアラジンです。
将来的にアグラバーに行きたいくらい好きです。
理由はもう忘れましたが。
月に1回くらいはDVD見ないと気が済まないくらい
アラジンが大好きです。


何でこんな話をしようと思ったのか忘れました。
おかげでものすごく脈絡が無いことになりました・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また腱鞘炎かなぁ

2009-03-21 22:21:17 | 読書・漫画・映画
夢水清志郎の事件ノートが・・・
遂に完結しましたねぇ。
ようやく最終巻
「卒業-開かずの間を開けるとき」を入手して読みました。

不覚にも泣きそうになってしまいました。
今までのシリーズの登場人物とかが
ちょこちょこ出て来たりして懐かしかったのですが、
一番感動したのは、
レーチの文学的苦悩FINALですね。

↓ネタバレ有ります。

レーチが初めて亜衣に自分で電話を掛けられた後で、
レーチの心の中での一人称が「おれ」に変わってるんですけど、
「文学的苦悩」でレーチは今までずっと「ぼく」という一人称で、
「心の中でおれと言えるようになったら大人だ」
というようなことを最初に言ってたんですよね。
で、レーチが一人前になったから、
黒電話はもう何もレーチに対して言わないんですよね・・・
感動してしまいました。

そして。
レーチと亜衣の恋の行方も。

切なかったですね。
フランスに旅立つことを選んだレーチ。
そこまで本気で名探偵になることを考えていたとは・・・
亜衣をラーメンに例えてるのは笑っちゃったけど、
でも思いが通じて良かったね。


そしてそして。
感動のラスト。

「夢喰い」は私たち自身であり、
「夢喰い」になるか「夢見」になるかを選ぶのは
私たち次第・・・
これが、夢水シリーズを通して
はやみね先生が私たちに言いたかったことなんじゃないでしょうか。




・・・レーチばっかりだなぁ。笑
ひょっとして、私はこのシリーズでは
レーチが一番好きだったみたいですね。笑

すごく好きなシリーズだったので
完結するのは寂しいですね・・・
でもまだ都会トムもあるし、
なんてったってクイーンもありますからね☆



・・・さて、今週の分のディケイドをまだ全く見てない。
一週間が速いです・・・・・・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイちゃんの執事(原作です)

2009-02-07 22:20:34 | 読書・漫画・映画
原作を友達に借りて読みました~☆
案外面白くてハマりそうです(笑
ドラマも見とけば良かったかな、なんて(笑

あの。
まだ1巻と2巻しか読んで無いし、
しかもドラマ見て無いのに
この感想どうなんだって感じですけど・・・


理人役が水嶋ヒロ。

剣人役が佐藤健。


この執事、絶妙なキャスティングですね・・・

そのキャストを知ってて読んでるからかもしれないけど、
実写で見るとしたら他の俳優さんは考えられないです(笑
ルックス的にはバッチリだと思います。色んな意味で。

てか、そんなこんなで他の執事さんを
誰が演じてるんだかめっちゃ気になってるので、
後で公式サイトで確認してみようっと。笑


執事もの(そんなジャンルありますか?)は
黒執事しか読んだこと無かったですけど、
身近に執事さんが居たら便利でしょうねー。
机のまわりの整理とかやってもらえると
非常に助かるんだけどなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狐笛のかなた

2009-01-29 22:23:18 | 読書・漫画・映画
このカテは久しぶりですが。
「狐笛のかなた」

妹(中1)の課題図書になっていて、
図書館から借りてきていた本です。
作者の上橋さんの名前に聞き覚えがあったので、
ちょっと読んでみました。

中学生の課題図書だからってなめてかかったら、
してやられました(笑

滅茶苦茶面白かったです。
こんなにのめり込んだのは久しぶりです。笑


小夜のことを必死に守ろうとする野火。
良いなぁ。
読み終わった後の何とも言えない感覚が
すごく良かったです。



自分の課題図書は、新書ばかりで
あまり読む気がしないので。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WALL・E

2008-12-22 23:04:14 | 読書・漫画・映画
観てきました!!
なんか家族みんなPIXERの大ファンらしいので、
私は引っ張って行かれたというのが正しいんですけど(笑

PIXERはCGがスゴいですよね。
今回もロボットの動きが凄かったです。
CGとは思えない。
実際にウォーリーやイブが動いてるみたいに見えます。

あ、でも今回の映画は、
爆発とかがいっぱいあったり、
画面転換がむちゃくちゃ速かったりで、
見終わったあとにちょっと頭が痛くなりましたけど。
まぁそんなのは些細なことです。

ゴミが増えすぎて人間が住めなくなった地球。
ちょっと現実味のある設定で、
最初はちょっと怖かったです。
でもディズニーですから、
最後はハッピーエンドですよね☆

あ、ウォーリーが誰かと手を繋ぐことを夢見るシーンと、
ウォーリーとイブがはじめて手をつなぐシーンは
けっこう泣けるかもしれないです(笑

ウォーリー可愛かった☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君の望む死に方

2008-10-29 22:34:33 | 読書・漫画・映画
久しぶりに読んだ本の感想です☆
都会トムの6が出たので買いたいのですが、
お金がなくていまだに買えません。。
なので、母に借りた本を読んでます。

石持さんの本はすごく好きです。
理詰めな感じが好き。

でもこの本は、最後がすっごく気になります。
この後どうなったのか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハリー・ポッターと死の秘宝

2008-07-27 22:57:00 | 読書・漫画・映画
合宿から帰還しました。
キバの感想は・・・もうちょっと待ってください。まだ観てないんです・・・
そしてついに、ハリー・ポッターシリーズが終結しましたね・・・

できるだけネタバレしないように感想書かせていただきます。
昨日徹夜で読んだのですが・・・
まだ興奮覚めやらぬ状態です。

未読の方は絶対読まないでくださいね!!
多分、結末に触れてしまうと思うので・・・
極力抽象的になるように気をつけますけど・・・

一応反転させて読んでください。


とにかく大勢の登場人物が逝ってしまいました。

一人の老練の闇払いが逝きました。
指の欠けた死喰い人が逝きました。
冗談をこよなく愛した青年が逝きました。
ハリーを慈しんでいたある夫婦が逝きました。
ハリーの熱烈なファンだった少年たちが逝きました。
そして・・・ホグワーツの、あの教授が逝きました。
他にも、大勢が逝ってしまいました。
人物だけではありません。
あのふくろうや、妖精までもが・・・

誰かが死ぬたびに、目の前が涙で見えなくなり、
読むのを中断しなくてはなりませんでした。

涙があふれたのは死だけではありません。
ハリーの従兄弟の思いがけない態度。
ロンの兄の驚くべき謝罪。
そして・・・

全ての読者から疎まれ、憎まれたある人物の、
驚くべき過去。
33章は、本当に涙が止まりませんでした。
生涯心を開くことなく、
生涯一人の女性だけを愛した彼の人生に、
彼を憎んでいた筈の読者が、どれほどの涙を流したことか。
ようやく、ダンブルドアの最期の言葉の真の意味が解りました。
あの「頼む」は命乞いでは決して無かった。
それどころか、計画を実行してくれという願いだったのだと。

35章も同じく。
思いがけない再開に涙しました。
あの人は、本当にハリーのことを愛していたのだと。
そして・・・ハリーの決意。

6巻までに張られていた伏線には、脱帽です。
いったい誰が、蛙チョコレートのカードに、
ニコラス・フラメル以外にも重要なキーワードが隠されている、
と予想したことか。
誰か一人でも、バジリスクの死骸が、
再び大きな役割を果たすことを思いついたことか。
他にも、挙げればきりがありません。

あとは・・・
予想はしていたことだけど、ハリーの親友二人が、
最後までハリーについていく道を選んだことに感動。
ずっと前から決心して準備していたハーマイオニーは、
本当に素晴らしい人です。
そして、やっと二人がくっついて、ちょっぴり安心しました(笑)
ロンの態度には本当にヒヤヒヤしたけど・・・
本当に行ってしまったのかと思って。

ベラトリックスの死闘(??)も凄かった。
ベラの相手になった魔女がかっこ良すぎです!!
あの魔女がそんなことするなんて!って感じでしたが・・・
彼女のことが大好きになりました。

決着は、少し呆気ないようにも感じました。
でも、ハリーの最後の呪文があれだったのは、
すごく嬉しかったです。変な言い方だけど。
あの呪文が、ハリーの全ての基本だと思うから。
そのシーンで、クィディッチに関する描写が入ったのも、
素晴らしかったと思います。

終章を読むとき、私の手は震えていたと思います。
19年後。
とうとう、長かったシリーズの最後を読んだとき、
言いようのない満足感がどっと押し寄せました。
あまりにも多くの犠牲を払って、
それでも平和に時は流れていく。
その象徴のような章でした。

7巻の、とてつもない長さの物語が、ここに終結しました。
達成感のような、虚脱感のような、
不思議な感覚が残っています。

・・・・・・大勢の方々に敬意を表します。

とてつもない物語を書き上げたローリング女史に。
すばらしい邦訳を完成させた松岡女史に。
その他、この本の執筆・出版に携わった全ての方々に。

そして。

「生き残った男の子」ハリー・ポッターに。
さらに、彼と共に闘い抜いた全ての登場人物に、
心からの感謝と敬意を表します。

私はこの作品に人生を変えられました。
後書きにもあった、愛、友情、勇気。
ありふれた言葉かもしれないけど、
この3つがあれば、どんな困難だって乗り越えられる。
ハリーがそれを教えてくれました。

「こんなに人気のある児童書って一体何なんだろう??」
そう思って初めて「賢者の石」を手にしたあの日からを、
私は一生忘れることはありません。

ハリーに出会えて本当に良かった。
良かったよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミッドナイト・イーグル

2008-07-10 22:32:04 | 読書・漫画・映画
なんかいまさら~な感じですけど。
母親から借りた本シリーズ、第・・・何弾か分かりませんが。

映画化もして、ちょっと話題になりましたよね。
竹内結子と大沢たかおで。
確か、設定がリアルすぎて、
竹内結子が義兄妹?みたいな設定にしか出来なかったらしいですね。
うろ覚えですが。映画見てないし。

・・・これ、どうやって映画化したんですかねぇ。
戦闘シーンとか少なくないですよね。
正直、読んでて怖かったです。
今の国際情勢とか考えると、あり得ないとは言い切れないわけだし。
そのくせ割合さくっと読んじゃいましたけど。

ラストシーン、日本を護るために命を捨てた西崎たちでしたが、
残念ながらあんまり共感出来ませんでした。
あそこまで奔走させておいて、最後はハッピーエンドじゃないんだ・・・って。
ある意味ではハッピーエンドでしたけど・・・。
もし自分がああいう状況に陥ったら・・・
日本を、そして多くの人の命を護るためだったら、
命を捨てられるんでしょうか・・・?

・・・・・・・・・・・・

想像もつかないです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする