梅雨のこの時期に映画館なら雨を気にせずに楽しめるだろうということで、家内と意見が一致。イオン福岡(ルクル)での久しぶりの映画鑑賞となった。
直木賞作家の佐藤愛子のエッセイについて、上記の書籍が出版されているが、映画については、昨年90歳を迎えた草笛光子がエネルギッシュに、佐藤愛子を熱演していた。
メインの相手役は編集会社の古川役を唐沢寿明、愛子の娘役に真矢ミキなど…が出演していた。
パワハラ、セクハラなどで問題を起こした古川に連載エッセイの企画が出て、愛子に対する口説き役を演じているユーモアあふれる映画となっている。 人生100年時代の人の生き様について、私達高齢者にとっても改めて考えさせられる作品であった。
佐藤愛子のエッセイは割と好きで時々読んでいます。
「九十歳、何がめでたい」の本も読んでいました。
名古屋在住の友人が映画を観て褒めていましたので、映画館に足を運ぼうと考えていました。
上映館が少なく、取敢えず図書館で「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」を借りて来て読んでみました。
ちょっとガッカリでした。日常のありふれた話題に
佐藤節の皮肉がこめられた相変わらずの作風ですが、自分だけの日記ならともかくこの年のなって
読者を小馬鹿にした文章に失望しました。
こんなエッセイ集を刊行した出版社の品格を疑いたくなりました。
その状況で映画を見ました。その後、図書館に行って、彼女の本を探しましたが、貸出し中でしたので諦めました。
またその本をみても難しそうなこともあり、aIに「九十歳。何がめでたい」の本を800文字にまとめてくださいと質問しましたところすぐ答えがかえってきました。時間がない時は役に立ちそうです。
改めて高齢者の幸せなどについて、考える機会になりました。ありがとうございました。