ワタリガニ

　ガザミと言われているワタリガニ。角ばった甲羅と両側のギザキザのトゲが特徴。一番後ろの足は平たい泳ぐ櫂の形をした足をしている。これで海中を泳ぎ、すばやく移動するのでワタリガニという名がついているらしい。

　久し振りに天草にドライブにきて、思い出して食べたくなったのがこのカニ。やや旬を過ぎていたものの、美味しく、特にカニ汁の味はいつもとかわらぬ味であった。また、料理店の壁には、鮭かブリと思われる魚のぬいぐるみが下がっていて、潮風とともに海の雰囲気を満喫させてくれた。

　季節は、代表的な桜のソメイヨシノ花は過ぎて、華やかな八重桜が満開であった。

　   

託麻88ケ所めぐり

　熊本の神園山、小山山、戸島山の周辺を訪ねる託麻新四国88ケ所めぐり。元々は地元の家に分散されていた仏像などを、この一帯に88ケ所の霊場として開設したものらしい。

　入りくんだ路地や家の庭先に配置されている穏やかな顔の仏像、いかめしい姿の不動明王などと、大きく立ちそびえて民衆を見守る弘法大師像が印象的であった。

 

        

　季節は、桜をはじめあせび、もくれん、椿の花など春の花が咲き始めた陽気の中、全ルート26,000歩の行程となった。　今日は、88ケ所の霊場をひとつひとつ歩くという目的に向かっての、ちょっと汗だくで日頃の自分を見つめなおす機会となった。