福岡県大野城市、市制50周年で大野城心のふるさと館での展示会。会場に入って、まず私の目にとまったのが「板付(いたづけ)ベース(・・・)」という呼び方。この言葉に、かってこの地にアメリカの基地があったことを多くの人の証言、ゆかりの品々、当時の新聞記事・写真などを通じて紹介されていた。
特に私が印象に残ったのは、ベース関係者との交流の中で、招かれてアップルパイの美味しさに驚いたこと、昭和29年マリリンモンローが来日した時の町の興奮、昭和43年九大構内にファントム機が落下した時の様子などがあった。
ファントム機については、私はたまたま熊本から福岡にきていた時なので、怖いもの見たさに現場を訪れ、九大の校内で無惨な姿の機体を確認したのを覚えている。