では(4)のスタートです。 今回のトップの写真は、明神橋を渡って振り返ったところ。
青空が素晴らしかったでしょ! 時間は、9:21。 まだ朝の空気です。^^;
明神館へ向かいます。
ここは、芽吹きの始まる春も、緑が濃くなる夏も好きですが、秋もいいですね。
明神館前の『カンボク』です。
アップですが、今年は何だか実のつき具合がイマイチだったような気がします。
でも、その分かどうか分かりませんが、
明神館前の『コナシ』の実は、たくさん実っていました!
コナシの実アップ。
真っ赤に色づいて、美味しそう! 猿たちは、連休が終わるのを待っていたかもしれませんね。
明神館でお汁粉を戴きました。 お餅が入って、美味しかったです。^^
この時期、明神館を出て、すぐに河童橋に向かうつもりはありません。
徳沢に向かってしばらく歩くと、急坂があるのですが、そこを登りつめて、小さい川を渡ると、
長い下り坂があるんです。 そこを、
私は、『カツラの道』と呼んでいます。
これは下りきったところから見上げたところですが、この辺り、いい匂いがするんです…。
いつもお話している、カツラの甘い匂いです。 この道をいつも2往復くらいします。^^;
『カツラ』の葉です。
全ての葉が甘く匂うわけではないので、拾っては匂い、拾っては匂いの繰返し…。
10年前、一人で蝶ヶ岳に登った帰りのこと、ここを通った時に初めて気づいた甘い匂いに、「何だろう…。」って思いながら歩いていると、ふわふわの軽い素材の服を着た女性が、手をふわふわさせながら、私の横を「これはねぇ、カツラの匂いョォ~。」と云いながら通り過ぎたんです…。 今でも不思議な感じで思い出すのですが、カツラの精がふわりと横を駆けていった感じでした…。
それ以来、秋にはここへ来て、この『カツラ』の匂いを満喫しているんです…!
急坂を下って、ちょっと開けた場所から見上げた『明神岳』。
そして、明神館の前をもう一度通って、そろそろ河童橋に向かいます。
途中で、
9月の中旬に咲き始める『アケボノシュスラン』が、咲き終わっていました。
去年は、5、6株しか咲いていなかったのですが、今年は、ざっと見ただけでも30株は咲いていたようです。 来年は、やっぱり9月にも来ようっと。
『ルイヨウショウマ』の実ですが、もう枯れかけています。
でも、こういう姿を見るとホッとします。 あぁ、ちゃんと今年も咲けたんだね、って。
花を咲かせ、実をつけられたんだって。 誰にも採られなくて、良かった…。
『オオカメノキ』も綺麗に紅葉していました。
『ハウチワカエデ』の黄葉。 陽があたるとこんなに輝く! やっぱり「もっと光を!」なのだ。^^;
小梨平に到着。
小梨平の小川にかかる橋の上から、明神方向を眺めています。
小梨平のキャビンとカラマツ林。 ここの朝の景色もいいですよ。
『ヒロハヘビノボラズ』の実。 実になり始めは細いんですけど、この時期になるとこの通り。
ぷっくりとしています。 この小梨平には、たくさんの『ヒロハヘビノボラズ』があります。
小梨平キャンプ場内の小川。 秋色に包まれていました…。
カラマツの黄葉。 まだこの頃は緑と黄色が入り交じった時期。
この後、どんどん黄色に変わっていって、陽射しを浴びて金色に輝き、落葉するんですよね。
落葉する頃、小梨平のベンチに寝転んで、ぱらぱらと音をたてて落ちて来るのを体で受けていました。 懐かしいなぁ。
さぁ、河童橋まで戻って来ました。
河童橋越しの焼岳も、時にはいいですよね。 たーーーくさんの観光客で大賑わいでした。
11:30。 河童橋からの穂高です。 朝眺めた初雪はもうなくなっていました。
混み始めた河童橋は早々に退散して、BTへ戻り、その後帝国ホテルにケーキを食べに行きました。
その様子は、次の(5)で。
朝5時の段階で満車だった沢渡の駐車場がその後どうなっていたか、お楽しみに!
今回のおまけ。
『ヤマシャクヤク』の実です。
『ヤマシャクヤク』が大好きな私。 実が生っているのを見るとホッとします。 うれしいです。 あぁ、この場所で、ちゃんと咲けたんだなぁって思えるから。
春に芽吹きを確かめ、蕾を愛で、花を待ちます。 今年は花を堪能するところまでは出来なかったけれど、実を見られたので、良かったです…! また、来年!!
青空が素晴らしかったでしょ! 時間は、9:21。 まだ朝の空気です。^^;
明神館へ向かいます。
ここは、芽吹きの始まる春も、緑が濃くなる夏も好きですが、秋もいいですね。
明神館前の『カンボク』です。
アップですが、今年は何だか実のつき具合がイマイチだったような気がします。
でも、その分かどうか分かりませんが、
明神館前の『コナシ』の実は、たくさん実っていました!
コナシの実アップ。
真っ赤に色づいて、美味しそう! 猿たちは、連休が終わるのを待っていたかもしれませんね。
明神館でお汁粉を戴きました。 お餅が入って、美味しかったです。^^
この時期、明神館を出て、すぐに河童橋に向かうつもりはありません。
徳沢に向かってしばらく歩くと、急坂があるのですが、そこを登りつめて、小さい川を渡ると、
長い下り坂があるんです。 そこを、
私は、『カツラの道』と呼んでいます。
これは下りきったところから見上げたところですが、この辺り、いい匂いがするんです…。
いつもお話している、カツラの甘い匂いです。 この道をいつも2往復くらいします。^^;
『カツラ』の葉です。
全ての葉が甘く匂うわけではないので、拾っては匂い、拾っては匂いの繰返し…。
10年前、一人で蝶ヶ岳に登った帰りのこと、ここを通った時に初めて気づいた甘い匂いに、「何だろう…。」って思いながら歩いていると、ふわふわの軽い素材の服を着た女性が、手をふわふわさせながら、私の横を「これはねぇ、カツラの匂いョォ~。」と云いながら通り過ぎたんです…。 今でも不思議な感じで思い出すのですが、カツラの精がふわりと横を駆けていった感じでした…。
それ以来、秋にはここへ来て、この『カツラ』の匂いを満喫しているんです…!
急坂を下って、ちょっと開けた場所から見上げた『明神岳』。
そして、明神館の前をもう一度通って、そろそろ河童橋に向かいます。
途中で、
9月の中旬に咲き始める『アケボノシュスラン』が、咲き終わっていました。
去年は、5、6株しか咲いていなかったのですが、今年は、ざっと見ただけでも30株は咲いていたようです。 来年は、やっぱり9月にも来ようっと。
『ルイヨウショウマ』の実ですが、もう枯れかけています。
でも、こういう姿を見るとホッとします。 あぁ、ちゃんと今年も咲けたんだね、って。
花を咲かせ、実をつけられたんだって。 誰にも採られなくて、良かった…。
『オオカメノキ』も綺麗に紅葉していました。
『ハウチワカエデ』の黄葉。 陽があたるとこんなに輝く! やっぱり「もっと光を!」なのだ。^^;
小梨平に到着。
小梨平の小川にかかる橋の上から、明神方向を眺めています。
小梨平のキャビンとカラマツ林。 ここの朝の景色もいいですよ。
『ヒロハヘビノボラズ』の実。 実になり始めは細いんですけど、この時期になるとこの通り。
ぷっくりとしています。 この小梨平には、たくさんの『ヒロハヘビノボラズ』があります。
小梨平キャンプ場内の小川。 秋色に包まれていました…。
カラマツの黄葉。 まだこの頃は緑と黄色が入り交じった時期。
この後、どんどん黄色に変わっていって、陽射しを浴びて金色に輝き、落葉するんですよね。
落葉する頃、小梨平のベンチに寝転んで、ぱらぱらと音をたてて落ちて来るのを体で受けていました。 懐かしいなぁ。
さぁ、河童橋まで戻って来ました。
河童橋越しの焼岳も、時にはいいですよね。 たーーーくさんの観光客で大賑わいでした。
11:30。 河童橋からの穂高です。 朝眺めた初雪はもうなくなっていました。
混み始めた河童橋は早々に退散して、BTへ戻り、その後帝国ホテルにケーキを食べに行きました。
その様子は、次の(5)で。
朝5時の段階で満車だった沢渡の駐車場がその後どうなっていたか、お楽しみに!
今回のおまけ。
『ヤマシャクヤク』の実です。
『ヤマシャクヤク』が大好きな私。 実が生っているのを見るとホッとします。 うれしいです。 あぁ、この場所で、ちゃんと咲けたんだなぁって思えるから。
春に芽吹きを確かめ、蕾を愛で、花を待ちます。 今年は花を堪能するところまでは出来なかったけれど、実を見られたので、良かったです…! また、来年!!
某主催の健康ウォーク12000歩に参加してきました。
上高地シリーズありがとうございます。
「春は芽吹きを確かめ、蕾を愛で、花を待ちます。」・・・いい言葉です。
そして秋には落葉を踏みしめて自然を体感する。私も大事にしたいと思います。
私も里。さんに教えていただいて以来、いろいろな人に教えています。
山シャクヤクはどこかのトイレに行く道の左側ですよね。「わざと場所を伏せました」
私も何度か見たことがあります。
ヒロハノヘビノボラズ、小梨平にもあるんですね。
来年は探してみます。
森人、私も見ました。
主人と「里。さんはきっとお知り合いよね」と話して見ていましたが、やっぱり!
友人と今度は雪のM館、訪ねたいです。
健康ウォーク12000歩! というところにピクッとしてしまいました!
凄いですねぇ。
でも、健康は大切ですね。
私も来年の山行のために歩かなくっちゃと思っています。
ヤマシャクヤクが大好きで、このブログでも何度も紹介して来たのですが、
場所が特定出来るということで、その後は特定されないように書くことを心して来ました。
残念ですが、そうなってしまうのかなぁと思っています。
本当は場所を伝えて、みんなで守っていければと思ってはいるのですが…。
上高地の記事を現在伏せているのはそのせいです。
少しずつ加筆、減筆して更新しようと思っています。^^;
お返事が遅くなり、申し訳ありません。
そうですね、旅館の周りにカツラが結構たくさんありました。
今年は上高地との距離感、今の自分と今の宿との距離感に、悩みました。
でも、少し慣れたかもしれません。 いいところがいっぱいです。
来年は、宿のすぐ近くにある登山口から、山に登ってみようと思っています。
きっと北アルプスが綺麗に見えるはずですから。