学名は:Prunus ssiori
Prunus:サクラ属。 ※ plum(スモモ)に対するラテン古名。
ssiori:アイヌ語のシュ・ニ(苦い・木)から来ていると云われています。
※『シュ・ニ』が『ssiori(シオリ)』となり、和名の『シウリ』に転じたとのこと。
アイヌは、この木の樹皮を煎じてお茶や薬として飲んだと云われています。
漢字で書くと:朱利桜
※とも書く場合があるようですが、アイヌ語が学名になり、その後和名に転じている
こともあって、漢字は充てられていないようです。
上高地で咲く時期:6月上旬~下旬
(トップの写真の撮影日:2007.6.28)
芽吹き(撮影日:2007.4.23)
※冬芽が大きく膨らみかけています。 赤い芽が林の中でとても目立ちます。
この状態で芽はどんどん長く大きくなっていきます。
芽吹き(撮影日:2007.5.16)
※長く伸びてから開いた芽の中からは、しっかりと伸びた若葉が現れます。
小さな芽から折りたたまれて出て来て、外で伸びるミネザクラの若葉と違う点です。
薄いピンク色の皮のようなものが、花の咲いていない早春の林の中で花のように見えます。
赤い若葉がとても美しい頃です。 花柄がまだ短いので、ウワミズザクラと間違えやすいですが、
葉が赤いことで見分けられます。(ウワミズザクラはこの頃はもう緑色になっています)
蕾(撮影日:2007.5.23)
※蕾がかなり大きくなって来ましたが、花が咲くまでまだ約1ヶ月もあります。
葉が大きくなると樹全体がうっそうとして来るのですが、まだこの頃はスキッとしている
感じがします。
蕾(撮影日:2007.6.19)
※ここまで大きくなると、もうウワミズザクラと間違うこともありませんが、
大きくて長くて圧倒されそうな花です。 とても桜とは思えないです。
花(撮影日:2006.6.19)
※このアップは結構すっきりした花柄ですが、もっと小花がわさわさ密集したものも多いです。
ここは、梓川に面していて穂高も見える絶好の場所にあり、10m近くになる大きな樹です。
満開になると、花がゆさゆさ風に吹かれて揺れ、素敵な光景です。
実(撮影日:2007.8.24)
※もう少しするともっと球形になって、真っ赤から黒に近くなっていきます。
あっと云う間になくなってしまうので、鳥だけでなく猿も食べるのかもしれません。
Prunus:サクラ属。 ※ plum(スモモ)に対するラテン古名。
ssiori:アイヌ語のシュ・ニ(苦い・木)から来ていると云われています。
※『シュ・ニ』が『ssiori(シオリ)』となり、和名の『シウリ』に転じたとのこと。
アイヌは、この木の樹皮を煎じてお茶や薬として飲んだと云われています。
漢字で書くと:朱利桜
※とも書く場合があるようですが、アイヌ語が学名になり、その後和名に転じている
こともあって、漢字は充てられていないようです。
上高地で咲く時期:6月上旬~下旬
(トップの写真の撮影日:2007.6.28)
芽吹き(撮影日:2007.4.23)
※冬芽が大きく膨らみかけています。 赤い芽が林の中でとても目立ちます。
この状態で芽はどんどん長く大きくなっていきます。
芽吹き(撮影日:2007.5.16)
※長く伸びてから開いた芽の中からは、しっかりと伸びた若葉が現れます。
小さな芽から折りたたまれて出て来て、外で伸びるミネザクラの若葉と違う点です。
薄いピンク色の皮のようなものが、花の咲いていない早春の林の中で花のように見えます。
赤い若葉がとても美しい頃です。 花柄がまだ短いので、ウワミズザクラと間違えやすいですが、
葉が赤いことで見分けられます。(ウワミズザクラはこの頃はもう緑色になっています)
蕾(撮影日:2007.5.23)
※蕾がかなり大きくなって来ましたが、花が咲くまでまだ約1ヶ月もあります。
葉が大きくなると樹全体がうっそうとして来るのですが、まだこの頃はスキッとしている
感じがします。
蕾(撮影日:2007.6.19)
※ここまで大きくなると、もうウワミズザクラと間違うこともありませんが、
大きくて長くて圧倒されそうな花です。 とても桜とは思えないです。
花(撮影日:2006.6.19)
※このアップは結構すっきりした花柄ですが、もっと小花がわさわさ密集したものも多いです。
ここは、梓川に面していて穂高も見える絶好の場所にあり、10m近くになる大きな樹です。
満開になると、花がゆさゆさ風に吹かれて揺れ、素敵な光景です。
実(撮影日:2007.8.24)
※もう少しするともっと球形になって、真っ赤から黒に近くなっていきます。
あっと云う間になくなってしまうので、鳥だけでなく猿も食べるのかもしれません。