里紀 in Crossing Field City!

~遠く、北アルプスとお城の街を離れて~

再び京都の植物園へ�

2008年02月27日 02時47分32秒 | オフシーズン2007-08

昨日の�からの続きです。
最初に見つけた場所からもう少し真っ直ぐ歩くと、少し開けた場所に出ました。
開けているので陽射しもあったのでしょう。雪もかなり融けていました。
もしかしたら朝のうちに、さっきの私のように、雪をそっと除けたのかもしれません。
『セツブンソウ』はたくさん咲いていて、もっと早くここに来ていても良かったかなと、
ちょっとだけ後悔したりしましたが、そこは花との出会いですからね。

こんなくっきりと綺麗に咲いている花に出会えるのも、いろいろあってこそです。
群青と黄色のバランスが絶妙ですよね。真っ白な花びらに映えて、とても爽やかな花です。

上の写真は、開花直前です。
その前の写真のように正面からしっかり見据えるように撮った花も好きですが、
一番好きなのはこの写真のように、もうすぐ咲くと云う頃です。
咲き切った状態は図鑑でいつでも見られますが、その直前はなかなか見られませんから。
本当にたくさんの『セツブンソウ』が咲いていました。いい時に来ました。
でも、本当の山でふいに出会うと、感動の度合いが違って来るかなと思います。
3月にその山旅に誘って下さっている方がいるので、楽しみが出来ました。

次は『フクジュソウ』です。

陽射しを受けて開き始めています。トップで紹介しました蕾の状態を経て、開花します。

『フクジュソウ』は、キンポウゲ科のフクジュソウ属ですが、花びらも雄しべも金ぴかで
花の真ん中に金平糖のような種子になる部分が膨らんで来ていることも、
キンポウゲ科の特徴でしょうか。福福しくて『福寿草』とはぴったりの名前ですね。
ぽってりと花が大きい割に茎が長く伸びないことも、愛らしさが増す理由なのかもしれません。

次に出会ったのは、『バイカオウレン』です。
「あ、『バイカオウレン』かぁ。去年は何度も見たよね」と思いながら、「あれっ?」
よく考えてみると、去年山でよく見かけたのは『バイカオウレン』ではなく、
『ミツバオウレン』でした。 どこが違ったんだっけ?

『バイカオウレン』も『ミツバオウレン』も真っ白な花びらです。でもこれは萼なんですね。
本当の花は、とってもよく目立つ黄色の耳かきみたいな部分です。これが同じでした。
あとは、雌しべの色が違っていました。『ミツバオウレン』は薄緑色でした。
念のために、『ミツバオウレン』の花です。結構あっさりした花ですね。

では、もう一度『バイカオウレン』です。横から見た方が、雌しべの感じがよくわかりますね。
赤紫色の雌しべの『バイカオウレン』は、そんなところが『梅花』なのかもしれません。

この花に山の中で出会うのはいつかな? どこの山かな? 楽しみが増えました。

今日もたくさん写真を紹介しました。たくさんの花に出会って来たんです。
でも、まだうれしいサプライズの花や、他にも書ききれていないことがありますので、
また明日、この続きを紹介させて下さい。 では、�に続きます!