学名は:Streptopus streptopoides var. japonicus
Streptopus:タケシマラン属。
※ギリシャ語。streptos(ねじれた)+pous(足)。花の柄が捻(ねじ)れて葉の下に入るから。
streptopoides:タケシマラン属に似た
japonicus:日本の。※「Japonia」=日本のラテン語表記+「-icus」=地名の形容詞化
漢字で書くと:竹縞蘭
※竹の葉に似ているので、タケ。葉の葉脈が縦についていて、縞に見えることから、シマ。
花柄が長く伸びて、下向きに咲く花をユリ科ではなく、ラン科に間違えたことから由来。
上高地で咲く時期:5月下旬~6月中旬
(トップの写真の撮影日:2007.7.20)
※トップの写真が7月なのは、撮影した場所が『涸沢』だからです。 涸沢まで行くと、
さすがに、上高地より2ヶ月も遅れるようです。 近くにはサンカヨウも蕾でした。
芽吹き(撮影日:2007.5.24)
※葉が開き始め、下にぶら下がる蕾がまだ葉の上にのっています。 まだまだ固い蕾です。
蕾(撮影日:2006.6.1)
※6月になってまだ蕾なのは、上高地の平地より少し標高の高い、岳沢だからです。
手のグーのようなまだ固い蕾です。
蕾(撮影日:2007.5.23)
※この株には蕾から花にかけての開き具合が全部見られるので、とても面白いケースです。
1番右の蕾は、下に花びらが突き出すところまで開き始めています。
右から2番目の蕾は、手をパーにしたくらいまで開いて来ました。 この後、花びらは…。
花(撮影日:2006.5.21)
※そっくり返るように、開きます。
まるで、パラシュートでスカイダイビングをする時に、手と足をそらせるように!
※上高地内の遊歩道脇には、結構たくさんこのタケシマランは咲いています。
ところが、株の丈が30~40cm程しかないので、葉の影に隠れて咲いている花を
見つけるのはとても難しいかもしれません。 でも、一度タケシマランの葉を見知ると、
特徴のある葉なので、「ん!? これは?」と葉の下を確かめたくなるはずです!
花も緑色で地味ですが、よくよく見ると味のある可愛い花で、どんどん好きになります。
実(撮影日:2007.6.28)
※まだカクカクの出来立ての緑の実です。
こんなにたくさんの実が鈴生りになっているのは、珍しい部類に入ると思います。
実(撮影日:2007.9.29)
※赤くなると残っているのを見つけるのは難しいです。
実にしても、早く誰かに食べられて、種を遠くに運んでほしいはずでしょうから…。
Streptopus:タケシマラン属。
※ギリシャ語。streptos(ねじれた)+pous(足)。花の柄が捻(ねじ)れて葉の下に入るから。
streptopoides:タケシマラン属に似た
japonicus:日本の。※「Japonia」=日本のラテン語表記+「-icus」=地名の形容詞化
漢字で書くと:竹縞蘭
※竹の葉に似ているので、タケ。葉の葉脈が縦についていて、縞に見えることから、シマ。
花柄が長く伸びて、下向きに咲く花をユリ科ではなく、ラン科に間違えたことから由来。
上高地で咲く時期:5月下旬~6月中旬
(トップの写真の撮影日:2007.7.20)
※トップの写真が7月なのは、撮影した場所が『涸沢』だからです。 涸沢まで行くと、
さすがに、上高地より2ヶ月も遅れるようです。 近くにはサンカヨウも蕾でした。
芽吹き(撮影日:2007.5.24)
※葉が開き始め、下にぶら下がる蕾がまだ葉の上にのっています。 まだまだ固い蕾です。
蕾(撮影日:2006.6.1)
※6月になってまだ蕾なのは、上高地の平地より少し標高の高い、岳沢だからです。
手のグーのようなまだ固い蕾です。
蕾(撮影日:2007.5.23)
※この株には蕾から花にかけての開き具合が全部見られるので、とても面白いケースです。
1番右の蕾は、下に花びらが突き出すところまで開き始めています。
右から2番目の蕾は、手をパーにしたくらいまで開いて来ました。 この後、花びらは…。
花(撮影日:2006.5.21)
※そっくり返るように、開きます。
まるで、パラシュートでスカイダイビングをする時に、手と足をそらせるように!
※上高地内の遊歩道脇には、結構たくさんこのタケシマランは咲いています。
ところが、株の丈が30~40cm程しかないので、葉の影に隠れて咲いている花を
見つけるのはとても難しいかもしれません。 でも、一度タケシマランの葉を見知ると、
特徴のある葉なので、「ん!? これは?」と葉の下を確かめたくなるはずです!
花も緑色で地味ですが、よくよく見ると味のある可愛い花で、どんどん好きになります。
実(撮影日:2007.6.28)
※まだカクカクの出来立ての緑の実です。
こんなにたくさんの実が鈴生りになっているのは、珍しい部類に入ると思います。
実(撮影日:2007.9.29)
※赤くなると残っているのを見つけるのは難しいです。
実にしても、早く誰かに食べられて、種を遠くに運んでほしいはずでしょうから…。