弁理士法人サトー 所長のブログ

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今年を振り返って

2017-12-28 13:20:42 | 事務所情報

サトー国際特許事務所は、本日が平成29年(2017年)の最後の営業です。

クライアントの多くは既にお休みというところも多いようで、すでに午前中で仕事を切り上げてお帰りになった方もあり、事務所はひっそりとしています。事務所が入っているビルも、半数はお休みでより静かになっている感じです。

今年もみなさまのおかげをもちまして、我々の事務所も無事に終えることができそうです。
ざっくりと国内の特許出願という点にだけ目を向けると、社会一般の趨勢に抗うことができず、例年に比較して受任件数が減少しました。
しかし、クライアントの多くは、すでに海外での権利取得という目的で国内特許出願だけでなく海外での特許出願の割合を高める方針を推進されています。そういうわけで、弊所も国内の受任件数は例年を下回ったものの、海外での権利取得に向けた受任件数が増大する結果となりました。
今後もこの流れは続いていくものと思います。

また、今年は、従来に無い業務への取り組みが増加しました。
僕自身としても積極的に新しい業務の開発・開拓に取り組みましたし、事務所の弁理士もこれについてきてくれました。特に、あるクライアントの製品が大ヒットしたこともあって、権利化だけでない様々な業務を経験することができました。
来年も、この新規の業務の開発・開拓という取り組みは継続していきます。

国内の特許出願が減少する一方で弁理士の数が飽和する現状では、今後も弁理士の間での厳しい競争が続いていくものと予想しています。これからの数年は、生き残りを賭けた非常に厳しい戦いが控えているのかもしれません。
ダーウィンが言った言葉かどうか定かではないようですが、
唯一生き残ることができる者は、最も強い者でも、最も賢い者でもなく、変化に対応できる者である
という言葉を常に意識しています。

サトー国際特許事務所も、時代の変化にあわせて、ときには時代の変化の先を進む先駆者となってみなさまのお役に立ちたいと考えています。

最後になりましたが、みなさまの今年のご愛顧に心より感謝申し上げます。
来年も、よろしくお願い申し上げます。

みなさまにとって、平成最後となる平成30年が素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。
よいお年をお迎えください。


特許業務法人サトー国際特許事務所
代表社員 弁理士 南島 昇

コメント
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