弁理士法人サトー 所長のブログ

弁理士法人サトーから法改正や事務所の最新情報を提供します。

事務所名変更のお知らせ

2022-03-25 14:31:07 | 事務所情報
すっかり春めいてきました。

この春は弁理士業界でも、特に一部の事務所に一大イベントが控えています。
昨年の弁理士法改正で、これまで特許事務所の法人呼称が「特許業務法人」となっていたのが、「弁理士法人」に変更されることとなりました。
そして、従前の「特許業務法人」は、法改正から1年以内つまり2023年3月末までに「弁理士法人」に改称しなければ解散になってしまいます。

私たち「サトー国際特許事務所」も、「特許業務法人」を名乗っていましたので、「弁理士法人」への変更が必要です。

ところで、この法人呼称の変更の理由ですが、「特許業務法人」だと「特許」の事務だけを行なっているように思われ、「商標」、「意匠」、「著作権」といった他の法域の事務をやっていないのではないか、という誤解を招いていたことが原因のようです。
この業界にいる人ならば、「特許事務所」=「知財に関する事務所」というのが成立するのでしょうが、一般的になじみが薄いだけに、法人呼称も誤解を生む原因だったようです。

そこで、「特許業務法人」から「弁理士法人」への改称となりました。

ところが、この改称という作業が非常に煩雑。
単に呼称を変更するだけで、あらゆるものの変更が必要です。
簡単に思いつくだけで、銀行口座、事務所の賃貸借契約、電話料金、光熱費・・・。
かなりのイベントです。

さて、前置きが長くなりましたが、「特許業務法人」を「弁理士法人」に改称する経緯を考えると、「サトー国際特許事務所」と「特許事務所」という名称が残るのはどうなのか、という疑問が。
せっかく「弁理士法人」となっても、事務所名に「特許事務所」が入るとなると、本末転倒というか。

せっかく手間のかかるタイミングですので、今回の法改正にともなう手続にあわせて、事務所名も変更することとしました。

2022年4月1日をもって、
旧名称:特許業務法人サトー国際特許事務所
から
新名称:弁理士法人サトー
へ変更します。

事務所名が変わっても、事務所はかわりません。

これまで以上のご愛顧のほどお願い申し上げます。


特許業務法人サトー国際特許事務所 改め 4月1日より「弁理士法人サトー」
代表社員 弁理士 南島 昇
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