12月6日に、知財学会の2015年度学術研究発表会に参加してきました。
今回初めて参加したのですが、それというのも「発表」をすることになっていたからです。
弁理士会には、僕が所属している技術標準委員会を含め、多くの専門委員会があるのですが、この委員会で調査や研究したテーマは、知財学会や弁理士会の機関誌「パテント」などで発表されます。
今年度は委員会を立ち上げてすぐ、「知財学会で発表しませんか?」という打診を受け、軽い気持ちで「OK」をしました。
ここ数年、技術標準委員会では技術標準を一つの切り口としたオープンクローズ戦略や知財戦略を実践的に身に付けてもらうことを目的とした人材育成研修を行なっています。そこで、この実践的な研修を題材に発表できそうな感じでしたので、軽く引き受けました。
しかし、発表が近づくにつれ、発表原稿を準備していると、一つ不安が出てきました。
こちらから提供できそうなことは、研修の「紹介」であって、研究内容を報告したり、議論を促したりする材料を提供することではないのです。
「学会」というと、「こんな研究をしています。」とか、「こんな研究でこんな結果が出ました」といった議論を深める問題提起をする場のように思っていたのですが、今回発表しようとしているのは「こんな研修しています。」、「弁理士に好評ですよ。」といった感じの事業報告のような感じで、「学会」になじまないのではないか、と。
というものの、ネタもないのに形だけの研究報告もできず、開き直って「事業報告」のような「研修紹介」をしてきました。
学会発表なんて、かれこれ20年以上前の学生時代以来です。学生の頃は、研究テーマに恵まれたこともあって、3回ほど学会で発表する機会がありました。
まさか大人になって学会で発表するなんて考えてもいなかったので、ガラにもなくちょっと緊張しました。
おかげさまで15分の発表は無事に終了し、5分間の質疑応答では多くの質問を頂くことができました。人材育成というテーマもあってか、聴講者も多く、気持ちよく発表することができました。
予想していた以上に、好感触でした。
会場は東京大学。
東大には始めて足を踏み入れました。
イチョウの木がたくさんあり、もう少し時期が早ければ、落葉が少なくもっと美しいイチョウ並木だったのかも。
ところで、東大は観光地ですね。
老若男女、多国籍に人々で賑わっていました!
~東大の赤門~
~イチョウの並木の先に安田講堂~
今回初めて参加したのですが、それというのも「発表」をすることになっていたからです。
弁理士会には、僕が所属している技術標準委員会を含め、多くの専門委員会があるのですが、この委員会で調査や研究したテーマは、知財学会や弁理士会の機関誌「パテント」などで発表されます。
今年度は委員会を立ち上げてすぐ、「知財学会で発表しませんか?」という打診を受け、軽い気持ちで「OK」をしました。
ここ数年、技術標準委員会では技術標準を一つの切り口としたオープンクローズ戦略や知財戦略を実践的に身に付けてもらうことを目的とした人材育成研修を行なっています。そこで、この実践的な研修を題材に発表できそうな感じでしたので、軽く引き受けました。
しかし、発表が近づくにつれ、発表原稿を準備していると、一つ不安が出てきました。
こちらから提供できそうなことは、研修の「紹介」であって、研究内容を報告したり、議論を促したりする材料を提供することではないのです。
「学会」というと、「こんな研究をしています。」とか、「こんな研究でこんな結果が出ました」といった議論を深める問題提起をする場のように思っていたのですが、今回発表しようとしているのは「こんな研修しています。」、「弁理士に好評ですよ。」といった感じの事業報告のような感じで、「学会」になじまないのではないか、と。
というものの、ネタもないのに形だけの研究報告もできず、開き直って「事業報告」のような「研修紹介」をしてきました。
学会発表なんて、かれこれ20年以上前の学生時代以来です。学生の頃は、研究テーマに恵まれたこともあって、3回ほど学会で発表する機会がありました。
まさか大人になって学会で発表するなんて考えてもいなかったので、ガラにもなくちょっと緊張しました。
おかげさまで15分の発表は無事に終了し、5分間の質疑応答では多くの質問を頂くことができました。人材育成というテーマもあってか、聴講者も多く、気持ちよく発表することができました。
予想していた以上に、好感触でした。
会場は東京大学。
東大には始めて足を踏み入れました。
イチョウの木がたくさんあり、もう少し時期が早ければ、落葉が少なくもっと美しいイチョウ並木だったのかも。
ところで、東大は観光地ですね。
老若男女、多国籍に人々で賑わっていました!
~東大の赤門~
~イチョウの並木の先に安田講堂~