シリーズ第15作目、1975年の作品です。
前作で少し人気の復活をみたこともあり、“柳の下の二匹目” を狙ったのですが、観客動員という点では、 うまくいかなかったようです。当時は「同時上映」 という形式だったので、 併映された作品の影響も少なからずありますね。
とはいえこの不調の結果、 ついに1954年公開の第1作から足かけ21年間続いた「 昭和ゴジラシリーズ」は終了することになりました。
これだけの時間の流れのなかで、 新たなファンを掴み続けていくのは大変です。結局は、 社会派的路線から娯楽/子供向け路線に展開して、 そのあたりでダッチロール状態になったということでしょう。
次の「平成ゴジラシリーズ」 ではどういった基本路線で再出発するか、 興味深いものがあります。
最後に、改めて「メカゴジラの逆襲」のトピックですが、 ジャズシンガーの阿川泰子さんが「麻里とも恵」 という芸名で出演していたんですね。
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