2015年に制作されたカナダ、アイルランド、イギリス、 アメリカの合作映画です。
物語の設定がとてもシビアなものなので、 作りようによっては大味の荒れた感じになるところですが、 過度にセンセーショナルにならないよう演出はかなり抑えられてい ますね。
その分、 登場人物の立場ごとにひとりひとりしっかりとキャラクタ分けをし て、 難しい人間模様を落ち着いたトーンでまとめ上げた良質の作品だと 思います。
キャスティング面では、子役のジェイコブ・ トレンブレイの秀逸さが目立ちましたが、ブリー・ラーソン、 ジョアン・アレンらのしっかりした演技も印象に残りました。
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