松本清張さんの代表作を映画化した作品です。
清張さんの作品は、以前そこそこ読んでいたのですが、 この作品はこれだけ有名なのにもかかわらず、 何故か手に取っていませんでした。
なので、 映画と原作でどの程度異なっているのかわからないのですが、 映画は映画でサスペンス作品としてもしっかりとした出来栄えだっ たと思います。
3人の女優さんはそれぞれ対照的な役柄をうまく演じていましたね 。
久我美子さんはあのころから落ち着いた雰囲気で違和感はありませ んでしたが、出色だったのは有馬稲子さん。 健気な明るさをもつ役柄にはぴったりでした。
久我美子さんはあのころから落ち着いた雰囲気で違和感はありませ
あとは、西村晃さん、加藤嘉さん、 壮年期の重鎮の登場シーンもなかなか興味深かったです。