アメリカのテレビの人気シリーズの映画化版です。
とはいえリメイクではなく、 元のシリーズのモチーフを最大限に活かしたオリジナル作品なんで すね。
上映時点での批評家たちの評価はかなり厳しいものだったようです が、私は結構楽しめました。 こういった単純なエンターテインメント作品は好みです。
ストーリーは、「テレビシリーズの『奥さまは魔女』 のリメイク版を作る」という設定でなかなか面白い着想ですし、 何よりキャスティングが良かったです。
マイケル・ケイン、シャーリー・ マクレーンといった重鎮はそれぞれの持ち味をしっかりと発揮して いましたし、とにかく主役の ニコール・ キッドマンはとても魅力的でした。 完全にトップスターの地位を確立していた時期の作品なのですが、 爽やかな華やかさを振り撒くライトな演技は見事でしたね。