青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

鳴海先生の子育てQ&A (・・;) (~-~)v

2014-09-02 11:54:44 | 子育て相談(Q&A)
 今日は、サポセン通信の鳴海先生の子育てQ&Aをご紹介しますね。

 なるみ先生は、児童心理療育施設「青森おおぞら学園」の施設長です。鳴海先生は、とてもわかりやすく私たちの疑問や質問に寄り添ってくださいます。


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質問 2年生の女の子ですが、学校で仲間はずれにされているようで、朝になると学校に行きたくないと言います。仲間はずれにしているお友達の名前は分かるのですが、私から直接その子の親にお話してよいか迷っています。


回答 「困ったことがあったらお母さんに任せなさい。お母さんの言う通りにしていれば、絶対に間違いはないから・・」と、お子さんを助けなければと思うお母さんは沢山おられると思います。お子さんが乳幼児の頃には、このような頼もしい親の姿勢はとても大切なことで、これなくしてはお子さんが育たなかったのだと思います。

 でも、親子の関係は少しずつ変化し、やがて子どもは親離れして自分の力で人生を切り開いていかなければならないものです。学校へ行きたくないということに対して、ただちにその原因を探し出して、解決してあげるという方法も間違いではありません。

 しかし、親離れが、少しずつ進んでいくものだという視点に立つと、まず第一にしなければならないことは、我が子の親離れがどの程度進んでいるのかを見極めることです。自立に向かっての第一歩を踏み出せるところまで成長しているのか、それとも、まだ母が手を引いてやらなければ歩けないような状態なのか、そこのところの見極めです。

 つまり、お子さんは自分なりになんとか努力して現在の困難を克服しようとしているのか、どうにも出来ないからお母さんに助けて欲しいと思っているのか、ここをしっかり見極めることがポイントになります。

 お子さんの身体に優しく手を触れながら、「そう学校に行きたくないのね・・それで・・お母さんにどうして欲しいとあなたは思っているの・・」と声をかけてみましょう。どんな反応がお子さんから返ってくるでしょうか、返ってきたお子さんの反応で、次にお母さんがすることがはっきりするでしょう。お子さんの反応をゆっくり待っているお母さんの優しいまなざしの中で、お子さんは自分の力を確かめ、成長していくのだと思います。


 如何でしょうか? 私たちサポーターも鳴海先生の回答を読んで、「本当に~ 子どものためにと思って、何でも親が解決してあげようとしているかも・・・ それって、子どもの成長の目をつんでいるかも~」と、話しました。

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