どうして？？ギターが増えていくの？？？⑥

当時、所有していたギターは、、、

マーチン・フリーソン
川田・ワッフル
クロダ・レニャーニ
フレタ1世

う～～～みゅう。。
なかなか楽器の好みのセンスが良いです。

センスは良いと思うのですが、弾けるギターは、1台もありません。
小さなクロダ・レニャーニですら、ちゃんとした音を出そうとすれば、指に大きな負担が掛かって、弾けません。

フレタなんて、単音を出してみれば素晴らしい音ですが、曲を弾くと痩せたシャビーな音しか出せない。。。
曲が弾けないんじゃあ、どんなに素晴らしいギターでも、しょーが無いです。

そこで、考えました。
音なんて、どんなにひどくても良いから、張りが弱くて、良く鳴るギターを持っていた方が、良いのでは？？？
きちんと作られた手工品でなく、古い量産ギターの中に、そんなギターがあるんじゃあ？？？？

そこで、、、

ヤフーオークションで落札してみました。
コロンビアギターです。
1000円位だったかな？？

弦がぶよぶよなんで、結構弾けます。
芯の無い軽い音で、良く鳴ります。

それでは、これは？？

ケース付で1000円の古賀ガットギター
良いです。

もう止まらない







他にも色々と、、、


もう当初の目的を、完全に見失っています。
でも、昔の変な量産ギターって、面白いんですよねえ。。。

たまには、「まともなギター」を、と思って、、

黒澤常三郎です。
ただの弾きづらい量産ギターだな、こりゃ、、、

それでは、やっぱり変なギターを！！！





鈴木政吉です。
ほとんど19世紀ギターです。
音もソフトで、良く鳴ります。
ムチャクチャ良いギターです。


でも、必要は無い。。。。


面白くて、変なギターを落札しまくっていて、、、
ふと気がつくと、部屋中、ゴミのようなギターだらけです。
１台は安くても、トータルすると結構な金額を、つぎ込んでしまっています。


もうヤフーオークションは止めよう！！！
とりあえず、最後の１台に入札して、、、

この最後の１台が、本当の地獄への入り口だった事を、その時の私は、まだ気がついていませんでした。