腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
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フランシスコ・マヌエル・フレタ 日本人説?????

2022-11-17 21:16:35 | ギター
フランシスコ・マヌエル・フレタの情報をネットで探しています。

ギターでは無くビオラの演奏をYouTubeで見つけました。


F. M. Fleta, spanish luthier, viola construida en 1964, Barcelona


良い音なのかはまったく分からないです。



バイオリンの演奏も!!

violin from F. M. Fleta, brother from the well-known spanish luthier Ignacio Fleta



これも音は良く分かりませんが、、、
説明でも「有名なイグナシオ・フレタの兄」と書かれているので、バイオリン製作家としてもあまり知られていないのかなあ、、、


コントラバスのサイトで少しだけ言及されていました。

「19世紀のコントラバス製作家は、典型的なスペインの「ギター」または「洋ナシの形をした楽器を作り、フランシスコ・パッツンクル(1780年代-1833年頃)、アグスティ・アルティミラ(1805-1882)、ベニート・ジャウメ(1860-1934)、ラモン・パラモン(1880-1955)を含み、フランシスコ・マヌエル・フレタ(1890-1981)は主に3弦楽器を作りました。」
アルティミラはトーレスに影響を与えたギター製作家で有名ですね。
ギターショップのメディア・カームに素晴らしい装飾のギターが1台在庫されています。





クラシックギターでは無くアーチトップのアコースティックギターが販売されているのも見つけました。

「フランシソ・マヌエル・フレタ アコースティック・アーチトップ・ギター、ヴィンテージ 1948
バルセロナで尊敬されているクラシックギタービルダーであり、有名なチェロとベースのメーカーであるイグナシオフレタの兄であるフランシソマヌエルフレタは、いくつかのアーチトップギターを作りました。これは知られている唯一のカップルのうちの1つです。幅18インチの大きなもので、楕円形のサウンドホールがあり、ヨーロッパのトウヒと形作られたクルミからできており、一部の交換されたバインディングを除いて元の状態のままです。構造は非常に軽いです。他のほとんどすべてのジャズボックスよりも大きいですが、重量は5ポンド未満です。その音色はギターと同じくらいユニークです。洞窟状で、反応が良く、その範囲全体に暖かさがあります。」










う~~みゅう。
音を聞いてみたい。


そしてとんでもない動画をYouTubeで見つけてしまいましたあ!!!


Can you hear the difference between a $200, $2,000, $20,000, and $200,000 guitar?



7:20位から問題の動画が始まります。
私は英語のヒアリングがまったく駄目で、会話の内容はほとんど分かりませんが、、、、
なんとこの動画では1965年のフランシスコ・フレタを「日本で作られた」とはっきりと言っています。

面白い!!!!!

HPの写真を見ても、うちにある1964年とも、シッカスで売られた1968年とも、竹内太郎さんのHPの1961年ともヘッドの形状等は同じで、全体的な雰囲気も良く似ています。
音も似ている気がします。


ラベルはかなり違います。



うちにある1964年のラベル





日本で作られた??1965年のラベル

ラベルも違いますすが、それ以上にサインが違ったり「9」の文字の書き順が違ったりしていて????なラベルです。
サインに関してはシッカスの1968年の物とうちの1964年もかなり違うので、字が下手で毎回同じサインが書けないだけって可能性もあります。

口輪やブリッジは整い過ぎていて、あまりフランシスコっぽくは無いですねえ。

でも贋作やレプリカを作るのであれば、フランシスコでは無く高価で有名なイグナシオにするでしょうしねえ。
ほとんど誰にも知られていないフランシスコ・マヌエル・フレタの贋作やレプリカを作る意味はあまり無いです。
表面板の状態を見ても最近作られたギターでは無く、古い時代の物に見えます。
もしかして60年代の日本では、まだイグナシオもあまり有名で無かった???
フレタってだけでファーストネームまで知らずに、間違えてフランシスコの贋作を作ってしまった???


会話の冒頭で「フランシスコ・フレタ」を「有名」って言っているのも気になります。
もしかしてイグナシオの息子のフランシスコと間違えている?
それで辻褄が合わないから真作で無いって言っている可能性もあるかも?

お値段は60年代の日本で作られた贋作だとすると高すぎるけど、真作だと安すぎる微妙な金額。

謎多きギターです。


もし本当にこのギターが日本で作られたとすると、、、、
例えばうちにある1964年のギターが元になっている可能性もあります。
製作本数の少ないフランシスコのギターが、60年代に2台以上日本に入って来たとはあまり考えられないです。
当時、このレベルのギターを作れたのは誰だろう?
中出阪蔵さん位しか名前が思いつかない。

たまたま日本に入って来た1本を見た中出阪蔵さん辺りがコピーして作った1台なのかも?
真作の可能性も充分にある気もしますけどねえ。



また、何だか面白いなあって思ってしまった、どうでも良い事でした。


2002.11.18追記

動画では「日本製の横裏ベニヤのギター、アメリカに輸入されてフランシスコ・フレタの偽ラベルが貼られて売買された。いずれにしてもフレタとは関係なし」と説明されているとの事です。

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