腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

これは怖い、、、

2009-08-14 03:53:06 | 映画とTVを見ました、小説読みました
基本的にホラー映画って、見ないのですが、、、

ホラー映画って、画面が暗くて、汚くて、じぇんじぇん怖くないってな映画が多いんで、見る気がしないんですよねエ。。。

でもこの映画は、見ちゃいました。
ケーブルTVの日本映画専門チャンエルで放送していました。
怖かった




「口裂け女2」です。

登場人物は、みんな普通の人たちです。
ちょっと良い人たちです。
普通よりも少しだけ幸せな人たちです。

で、その少しだけ幸せな普通の人たちが、殺す人と殺される人に、変化していきます。
これは怖いです。
じんわりと、怖いです。

田舎町に住む女子高生の真弓は、優しい両親と二人の姉に囲まれて、平凡だけれども幸せな毎日を送っています。
学校でも中の良い二人の親友の応援があって、憧れていた陸上部の先輩と付き合い始めます。

映画は、まるでアイドル青春映画のように、楽しく普通に描かれています。
バックに流れる音楽は、モリコーネ風!!

ある夜、長女の元彼氏が家に忍び込んできて、真弓は長女と間違われて硫酸を掛けられて、母親は刺されてしまいます。
犯人は父親が、猟銃で射殺しますが、真弓は顔に酷い火傷が残り、母親は死亡してしまいます。
田舎町でのこの事件は、心無い周囲の人たちから、好奇の目で見られ、根も葉もない噂話が、ささやかれてしまいます。
そして仕事が無くなってしまった父親は、生命保険を掛けて自殺してしまいます。

それでも真弓は、優しい二人の姉、親友達、先輩に支えられて、マスクで顔の火傷を隠しながら、けなげに学校へ通い始めます。
少しづつ飛鳥と距離を置くようになる親友達。
離れていく憧れの先輩。

そして真弓の親友が、赤いコートの女に、ハサミで切り殺される事件が起きて、、、

怖いです。
鳥肌立った、、、

なんでこんな映画見ちゃったかって言うと、監督が寺内康太郎だったからです。
この監督は、登場人物の少ない、低予算の映画を撮るのが妙にうまい人です。
「痴漢男」「少林老女」と言った、話題作の2番煎じの映画を撮って、本作の「電車男」「少林少女」よりも面白い映画にしてしまっています。

寺内康太郎監督って、もし低予算のB級映画じゃなくて、普通の娯楽作品とか撮れば、かなり良い映画になるんじゃあ??って思うんですけどねエ。


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