コルヤ・パンヒューゼンを手に入れる前、他にも数台のギターを試奏しました。
試奏で探していたギターは、、、、
氷の様に硬質で暗く冷たく美しい音のギター
そして荘厳な響きを伴っているギター
イメージとしてはスタンウェイのピアノみたいなギターです。
そして弾き心地が良くて楽しいギター
そんなギターには出会った事は無いですが、、、
実際にはそんなギターは存在しないと思うので、少しでもそんな方向性を感じられる弾きやすいギターを探してみました。
委託販売も含めた売り物のギターなので、写真は撮っていません。
文章だけなので、軽く印象のメモだけのブログです。
モーリス・デュポン1994
個性の固まりのようなフランスのギター
太く力強い音です。
好みから言うと、もう少し軽やかな発音と音にエッジがあった方良いかなあ?
ベルトラン・リジェ2017
太く柔らかく力強い音
音の芯もしっかりとあって、響きも程良い
発音はやや鈍いかなあ?
弾き込みと経年で変わるかも知れません。
性格は爆音系ギターに少しだけ近い。
コンサートホール向けの高性能ギター!!!
ホセ・ラミレスI.M. Stamp1964
時代を経た熟成した音色と響き
良いギターです。
弦長664mmだけど弾きやすい。
でも音色が好みでは無い。
古い時代のラミレスらしい毒がある音色。
この毒に魅力を感じるか苦手かで、別れるかなあ???
カズオ・サトー1993
弾きやすい高性能ギター
弱点がまったく見当たらない!!
音楽を作りやすい音色・音質。
音の重さと軽やかさのバランスが絶妙です。
そして抜群の弾きやすさと弾き心地の良さ。
このギターを購入しなかったのは、コルヤ・パンヒューゼンの方がより好みのギターだったから。
本当はその後も他のギターも試奏しようと思っていたのですが、コルヤ・パンヒューゼンを弾いて、これ以上他のギターを弾く必要を感じなかったので止めました。
パンヒューゼンは今後メインギターとして弾いていく事になると思います。
ですが、「氷の様に硬質で暗く冷たく美しい音で荘厳な響きのギター」では無いのです。
きっとまだまだ理想のギターを探し求めてしまうんでしょうねえ、、、
たぶんそんなギターは存在しないのでしょうが。