ラーメンなどに良く使用されている黄色い色素のクチナシ、ドリンク・チョコレートなどに使用されている黄色のウコン、赤いトウガラシなど、天然色素の原料には漢方・料理などで使われているものが多くあります。
天然色素は食品でははなく食品添加物に分類され、それ自体を食べることはありませんが、着色の他に栄養強化が期待できるものがあります。
昔、「ビタミン強化うどん」と銘打った製品が存在しました。これは、ビタミンB2が黄色い色素としても使われているため、麺にビタミンB2を加えて着色したもので、ラーメンのような色合いだったと思います。現在では、そういった名前の商品は販売されておりませんが、着想としては面白く感じました。
鮮やかな色や良い香りのする野菜・果物は、栄養価が高いものが多いと感じます。もしかしたら将来、天然色素の他、香料にもそういった効果を期待できる新しい商品が出来るかもしれません。
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