
惣菜の日持ちを良くするのには色々方法がありますが、食品添加物では日持向上剤などを使用します。
日持ち向上剤を加えるのに、均一に惣菜と混ぜ合わせるために少しだけコツが要ります。煮物の場合は具材に染み込ませると日持ち効果が高くなりますので、煮汁に加えます。添加量の計量は、煮汁の量ではなく具材の重さを基準に計量します。添加量1%の場合、カボチャの煮物でしたらカボチャ1kgに対して日持向上剤10gを煮汁に溶かします。
ポテトサラダなどはマヨネーズなどの調味液に混ぜると作業がしやすいです。サラダの場合は加熱が出来ませんので、ドレッシングに混ぜたり、レタス・キャベツなどは日持向上剤を水で薄めたものに短時間漬けるか、表面をスプレーする方法もございます。
添加量は目安の量を記載しています。多く入れるほど日持ち効果が出ますが、繊細な味の食品の場合、日持向上剤を多く入れすぎると味覚が変わってしまうこともありますので、惣菜の種類によっては添加量の調整が必要かもしれません。
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