~前回までのあらすじ~
侍の格好をできることになってはしゃぐ俺と友達。(簡潔)
ここいらで俺たちの身分がいかに高いか、見せつけておきましょう!
題して「履物に見る身分の相違。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c3/379a833af887a23efae276da13325e79.jpg)
まずは足軽の草鞋。
かなり粗めの繊維で作ってあります。
指の間に食い込むところが痛そう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ab/6bdd796b2550f2b321fb3fa4d1513a47.jpg)
続いてちょっと身分の高い武士の草履。
全体的にスッキリとしていて、
履き心地はなかなかに良さそうです。
しかしですね、これらは所詮指に縄を引っ掛けるものなんですよ。ビーチサンダルなわけですよ。
続いていよいよ俺達の履物。
さぁ、そのあまりの差に愕然とするがいい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/42/b92bdf0a442fc53629912d66747143f2.jpg)
あんまり差がnどうですか!
足の甲まで覆い隠す、もはやこれは靴と呼べるシロモノですよ。
これだけで俺のテンションは一気にMAXです。
さらに下に見えているのはスネ当てです。
もう足元の防備は完璧だな!
しばらく待った後、いよいよ着付け。
下から上から何枚も重ね着しました。
臙脂色の着物の上から黒を合わせるこのセンス。
刀を提げればもう立派に行列に参加できそうです。
そして最後の仕上げ、烏帽子です。
もうコレを付けるのがうれしくてうれしくてたまらなかったのですが、とんでもない。
あんな不安定なもん頭に乗っけるわけですから、
固定するのにやたらとゴムやら紐やら使うんですよ。
それが咽頭すれすれのところに来るわけですからもーーー気ッ色悪い!
息苦しいし、つばを飲み込むたびに痛くなります。
しかも髪の毛が蒸し風呂状態、痒すぎです。
さらにあの烏帽子の横に黒い羽みたいなのがついてるんですよ!!
わかってもらえますかね・・・あれが耳横にあるとこれまた痒い!
最低です、烏帽子。
なんとか完成しましたが、これで1日中過ごすと思うとゾッとします。
まぁ、なにはともあれ記念撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/af/ee49dd3e0f945ffa3a7f72bec3479f06.png)
※一部修正(笑)
見ての通り侍と貴族の中間くらいの格好です。
では他の衣装になった友達の写真も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/55/c0e961e1551f445f097e8007d83968a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e5/44805aa313ca13e21b873a6f13b8492b.jpg)
みんななかなか様になってますネw
そしていよいよ旅立ちの時。
係りの人に順番を指示してもらい、
いざ、御所へと出発!!
・・・・・・あれ?人少なくね????
もっとこうずらりと人が並んだ様子を想像してたんですが、
ほとんど人がいない、っていうか通行人が立ち止まってるだけ!?
なんか拍子抜けしたまま御所へ歩いていきました。
って気付いたら足イタい!
よく考えたら当たり前です。
足軽は繊維に触れているのが足の裏だけですけど、
俺たちは甲まで覆われてるんですよ。痛さ倍増です。
それにスネ当てが擦れて痛いわ、ずれてくるわでもう気になりだしたら止まりません。
俺と同じ衣装を着てた人はみな、
意識を一点に(頭皮・耳・喉・足etc)集中することなく
無心の状態のまま歩き続けます。
そしたらなんかそれっぽく歩けてます(笑)
御所に着いて一旦休憩。
というかここが待機場所で、午後からが本番みたいです。
ようし、午後からがんばるぞ!
しかし腹が減っては戦は出来ぬ。いざ昼ご飯!
昼は赤飯が出ると聞いていたのに
弁当取りに行ったらジャコご飯しか残ってなかった_| ̄|○
弁当食って1時間ほどブラブラした後、
やっと行列の準備が始まりました。
ハイハイ、さっきと同じなんだろと思っていたら
「ハイ、君達はこの馬の前!」
ちょっとちょっと、この馬デカ過ぎると思うんですけど(汗)
これじゃあ常に死と隣り合わせじゃないか!
馬ばかり気にしてたら行列が動き出してました。
後ろで馬がブルブルいうたびに恐ろしくてたまりません。
しばらく歩いて、行列が角を曲がって続いているようです。
その先には
溢れんばかりの人人人。
そんなにすごいのか、この祭りって。(今更)
しばらく歩いては立ち止まり、また歩き出す。
この繰り返しで、1時間半ほど歩き続けました。
道の両脇にはずっと繋がる人の列。
5車線道路を全面通行止めにして歩いたところもありました。
なんかもう一年分人に見られた気持ちです。
最後、平安神宮に帰って来たときも
朝とは違ってものすごい人の数でした。
なんだか夢見心地のうちに平安神宮に帰り着きました。
ここでお待ちかね!記念撮影ターイム!!
かと思いきや、なんかみんなもう衣装を脱ぎ始めてます。
っていうかもうさっさと給料もらって帰ろうとしてる人もいますよ!
・・・結局打ち上げなく昨日泊めてもらった友達と帰りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/19/3362b28b7238e1c62258115eac3b647b.jpg)
なんかあっけない(涙)
俺らが三条駅に向かってる時にも行列はまだ続いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/78/5ccba07063325faf012da32a3c62a738.jpg)
俺たちもこの行列の一員だったんだなぁと思うと
なんか不思議な気持ちです。
とまぁこんな感じで時代祭りは終わりました。
日当は6700円。
ちょっと少ないように見えるかもしれませんが、
なかなかおもしろい経験ができたので良いでしょう。
来年は別の時代で参加してみようと思います!
もう烏帽子は懲り懲りです。
最後に、
この時代祭りのアルバイトとして
行列に参加する他にパンフレット販売というのがあったんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/47/7dbb736a929cbd6156c7feeac316da91.jpg)
行列参加の方は日当なのですが、
こちらは売った部数によってアルバイト代が決まります。
すごいお客さんの数だから売れまくるだろうと思うでしょうが、違うんです。
そりゃ売ってる人が1人ならバカ売れでしょう。
でも実際は、10メートル置きに販売員とすれ違うんですよ。
競争率激しすぎw
これまで長々と書いてきましたが、
「販売員の真実」の写真でお別れしたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/8e/b9b53a9f60df83192ee0dbc6ef129a35.jpg)
侍の格好をできることになってはしゃぐ俺と友達。(簡潔)
ここいらで俺たちの身分がいかに高いか、見せつけておきましょう!
題して「履物に見る身分の相違。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c3/379a833af887a23efae276da13325e79.jpg)
まずは足軽の草鞋。
かなり粗めの繊維で作ってあります。
指の間に食い込むところが痛そう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ab/6bdd796b2550f2b321fb3fa4d1513a47.jpg)
続いてちょっと身分の高い武士の草履。
全体的にスッキリとしていて、
履き心地はなかなかに良さそうです。
しかしですね、これらは所詮指に縄を引っ掛けるものなんですよ。ビーチサンダルなわけですよ。
続いていよいよ俺達の履物。
さぁ、そのあまりの差に愕然とするがいい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/42/b92bdf0a442fc53629912d66747143f2.jpg)
足の甲まで覆い隠す、もはやこれは靴と呼べるシロモノですよ。
これだけで俺のテンションは一気にMAXです。
さらに下に見えているのはスネ当てです。
もう足元の防備は完璧だな!
しばらく待った後、いよいよ着付け。
下から上から何枚も重ね着しました。
臙脂色の着物の上から黒を合わせるこのセンス。
刀を提げればもう立派に行列に参加できそうです。
そして最後の仕上げ、烏帽子です。
もうコレを付けるのがうれしくてうれしくてたまらなかったのですが、とんでもない。
あんな不安定なもん頭に乗っけるわけですから、
固定するのにやたらとゴムやら紐やら使うんですよ。
それが咽頭すれすれのところに来るわけですからもーーー気ッ色悪い!
息苦しいし、つばを飲み込むたびに痛くなります。
しかも髪の毛が蒸し風呂状態、痒すぎです。
さらにあの烏帽子の横に黒い羽みたいなのがついてるんですよ!!
わかってもらえますかね・・・あれが耳横にあるとこれまた痒い!
最低です、烏帽子。
なんとか完成しましたが、これで1日中過ごすと思うとゾッとします。
まぁ、なにはともあれ記念撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/af/ee49dd3e0f945ffa3a7f72bec3479f06.png)
※一部修正(笑)
見ての通り侍と貴族の中間くらいの格好です。
では他の衣装になった友達の写真も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/55/c0e961e1551f445f097e8007d83968a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e5/44805aa313ca13e21b873a6f13b8492b.jpg)
みんななかなか様になってますネw
そしていよいよ旅立ちの時。
係りの人に順番を指示してもらい、
いざ、御所へと出発!!
・・・・・・あれ?人少なくね????
もっとこうずらりと人が並んだ様子を想像してたんですが、
ほとんど人がいない、っていうか通行人が立ち止まってるだけ!?
なんか拍子抜けしたまま御所へ歩いていきました。
って気付いたら足イタい!
よく考えたら当たり前です。
足軽は繊維に触れているのが足の裏だけですけど、
俺たちは甲まで覆われてるんですよ。痛さ倍増です。
それにスネ当てが擦れて痛いわ、ずれてくるわでもう気になりだしたら止まりません。
俺と同じ衣装を着てた人はみな、
意識を一点に(頭皮・耳・喉・足etc)集中することなく
無心の状態のまま歩き続けます。
そしたらなんかそれっぽく歩けてます(笑)
御所に着いて一旦休憩。
というかここが待機場所で、午後からが本番みたいです。
ようし、午後からがんばるぞ!
しかし腹が減っては戦は出来ぬ。いざ昼ご飯!
昼は赤飯が出ると聞いていたのに
弁当取りに行ったらジャコご飯しか残ってなかった_| ̄|○
弁当食って1時間ほどブラブラした後、
やっと行列の準備が始まりました。
ハイハイ、さっきと同じなんだろと思っていたら
「ハイ、君達はこの馬の前!」
ちょっとちょっと、この馬デカ過ぎると思うんですけど(汗)
これじゃあ常に死と隣り合わせじゃないか!
馬ばかり気にしてたら行列が動き出してました。
後ろで馬がブルブルいうたびに恐ろしくてたまりません。
しばらく歩いて、行列が角を曲がって続いているようです。
その先には
溢れんばかりの人人人。
そんなにすごいのか、この祭りって。(今更)
しばらく歩いては立ち止まり、また歩き出す。
この繰り返しで、1時間半ほど歩き続けました。
道の両脇にはずっと繋がる人の列。
5車線道路を全面通行止めにして歩いたところもありました。
なんかもう一年分人に見られた気持ちです。
最後、平安神宮に帰って来たときも
朝とは違ってものすごい人の数でした。
なんだか夢見心地のうちに平安神宮に帰り着きました。
ここでお待ちかね!記念撮影ターイム!!
かと思いきや、なんかみんなもう衣装を脱ぎ始めてます。
っていうかもうさっさと給料もらって帰ろうとしてる人もいますよ!
・・・結局打ち上げなく昨日泊めてもらった友達と帰りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/19/3362b28b7238e1c62258115eac3b647b.jpg)
なんかあっけない(涙)
俺らが三条駅に向かってる時にも行列はまだ続いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/78/5ccba07063325faf012da32a3c62a738.jpg)
俺たちもこの行列の一員だったんだなぁと思うと
なんか不思議な気持ちです。
とまぁこんな感じで時代祭りは終わりました。
日当は6700円。
ちょっと少ないように見えるかもしれませんが、
なかなかおもしろい経験ができたので良いでしょう。
来年は別の時代で参加してみようと思います!
最後に、
この時代祭りのアルバイトとして
行列に参加する他にパンフレット販売というのがあったんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/47/7dbb736a929cbd6156c7feeac316da91.jpg)
行列参加の方は日当なのですが、
こちらは売った部数によってアルバイト代が決まります。
すごいお客さんの数だから売れまくるだろうと思うでしょうが、違うんです。
そりゃ売ってる人が1人ならバカ売れでしょう。
でも実際は、10メートル置きに販売員とすれ違うんですよ。
競争率激しすぎw
これまで長々と書いてきましたが、
「販売員の真実」の写真でお別れしたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/8e/b9b53a9f60df83192ee0dbc6ef129a35.jpg)
追伸 せっかくの男前の顔モザイクで見えずに残念
・・・本当にごめんなさい(低頭)