マツモトの研究生活。

研究生活を綴ります。
近況報告が多いです。
コメント頂くと狂喜乱舞します。

秋の午後の風景

2007-10-18 16:09:30 | 写真つき日想。
麗らかな秋の午後、
俺はドイツ語の授業を受けていました。
ふと余所見をした俺は
窓枠で切り取られたその景色にいたく胸を打たれ、
ぜひ写真に収めておきたいと思うに至りました。






題は『ヒエラル木ー』です。


ちんすこう

2007-10-14 14:22:57 | 日想。
ってなんかぶっちゃけ言うの恥ずかしくないですか?俺だけ??
俺の中ではチャリンコと同じくらい言うの恥ずかしい単語なんですが。
いや、日本語って難しいですね。

でもね、最近発見したことなんですが
loverとrubberを発音で結び付ける日本語というやつは、
やはり偉大なメタ言語だと思うんだよな。うん!

…ごめん、この話は完全に自重すべきだったよ(猛省)






はい!じゃあこれから最近気になったことツラツラ挙げていきまーす。
何、読者が着いてこれてない?でもそんなの関係ねー(熱湯風呂の中で)


まずはこれですよ、auが導入した新しい割引。
昔は家族だとか恋人だとか色々工夫してましたよね。

お待たせしました。「誰でも割」

もうね、呆然ですよ。何でもありか、と。
もはやそれスーパーの割引と一緒じゃん!つーかそれ値引きじゃん!
…とこうテレビに向かって一頻りツッコみましたよ。

でもま、この後どんな割引を展開していくんだろうかと考えると、
ちょっと楽しみでもありますがネ。
むしろもう割引しません宣言、みたいな。


はいどんどん挙げていきまーす。


みなさん「親子丼」の名前の由来は知っていますか。

これを知ったとき、軽くヘコんだんですが
親子丼って基本的には鶏肉に卵を溶いて加えて作りますよね。
鶏肉と、卵。
鶏と卵、で親子丼。

なんですよ。衝撃的ですね、小さい子には秘密にしておきたい内容です。

しかし!
この話を飲み会で先輩にしたところ
「…いつも思うんだけど、それってたぶん親子じゃないよね。」

!?

「だって、その鶏の卵かどうかはわからないでしょ?」

そうか。なるほど。
大人と子供ではあるけど、本当の親子かどうかはわからないのか。
これは盲点!

その後、話は進んで
「本当の親子丼ってメニュー作ったらおもしろいかもね(笑)」
「ははは、今までそんなこと考えた人いないっしょ。」
「でも、考えたら可哀想なメニューですよね。」
「はは…ハァ。(ため息)」

みんなちょっとテンション下がりました。
親子丼の話は今後一切しないっ。



最後は流行に乗ってこの言葉で締めたいと思います。

はい、オッパッピー!(=Ocean Pacific Peace)


…オッパッピーって割と社会風刺になってるんじゃないか。
なんてちらっと思ったんですが、
あんまり世界情勢に詳しくないので、これ以上は読者各自の想像に任せます。

ごめん、なんか嫌な話になっちゃった。
単なる若造の戯言だから、右から左へ聞き流して!


どうか私を

2007-10-13 20:09:11 | 日想。
私を例えないでください。

誰かと似ているところを探すのではなく

ありのままの私でいさせてください。



私を映さないでください。

古くなってしまった私を

あなたに見せたくはないのです。



私を従わせないでください。

意志の伴わぬ労働ほど

耐え難いものはないと思うのです。



私を「お前」と呼ばないでください。

言葉のキョリがそのまま、こころのキョリになってしまわないように

私の名前を呼んでください。





――そんな私を、どうか許してください。










<追記>
この文は、俺があんまりされたくないなぁと思う数少ないことを書いてみたものです。
2番目のは椎名林檎に共感した結果だと思ってください。
ちなみに、さよなら絶望先生の生徒で言えば
加賀愛がすごく愛しく思える私です。わかりにくっ!


普段ネガティブなことをあまり書かないので
「マツモトが遂に世を厭い始めたか」
と心配してくれた人が何人かいらっしゃいましたが、
俺は元気です!
京大のクスノキによじ登ってコマネチをやれと言われても、
今ならちょっと迷ってやってしまいそうなほどの勢いです。
不安にさせてごめんなさい!
そしてこんな私を心配してくれた方、本当にありがとう!


魔法の鏡

2007-10-12 01:23:53 | 日想。
「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのは誰?」

「私の恋人です。」

つまり、恋はスモークっていう話。鏡なだけに。





…でオチると思ったんですが、
よく考えたらスモークなのは鏡じゃなくてガラスですね。
さらに盲目とスモークがいまいち似てないですね。
しかもこの話、前に一回したような記憶がありますね。

うん、ちょっと酔ってる俺はこんなもん。ごめんね!

ジョジョの奇妙な大学生活。

2007-10-11 12:45:03 | 日想。
先日、『アメトーク』という番組で
ジョジョの奇妙な芸人という企画をやっていました。
それはジョジョの奇妙な冒険について芸人達がひたすら語るという
とても限られた客層にしか受けない番組、のはずだったのだが
その人気たるや絶大。
さらにそのおもしろさたるや、まさに前代未聞!
ケンコバの一言一言がおもしろすぎ!ベネ!!


そして私は、
マツモトの大学生活。に足りない要素はこれかもしれない。
と思うに至ったわけですよ。
今までは初対面の人に話すような感覚で
誰にでもわかるような内容のネタ日記を書くよう努力してきましたし、
誰が読んでもおもしろい文章を書きたいという目標は今も変わりません。
それでもしかし、書かずにいられなかった(時折垣間見られた)
一部ファンへの「わかったらおもしろい」内容。一作品へのテーゼ。

これを全面に押し出す日があってもいいのではないだろうか!

そう、それはまさに趣味の合う集団内での会話。
わからない人にはとことんわからない、クラス会とかでは遠慮して欲しい雰囲気。
けれどアメトークは、その「わからない感じ」にさえ笑いを見出した!
そして、俺はそれをブログで平然とやってのけるのだ!!
そこにシビれる!あこがれるゥ!(←スイッチ入りましたよ。)




とりあえず、コレを見てもらえばわかると思うんです。
コレを見てテンション上がるなら、無問題で読みきれると思います。

ドドドドドドドドド

見えましたか?気付きましたか?
つまりそういうことなんです、はい!(広瀬康一を意識しながら)
もうね、これをコンビニで見つけたときは最高に「ハイ!」って感じになりましたよ。

キング・クリムゾン!すでにッ!飲んでいる。みたいな(笑)

…味はそんなに良くなかったけどね。




そして今日の構造生物学の授業ですよ。
いつもは藤吉先生という顔の整ったペリーコロさんみたいな先生が教えてくれるんです。
しかし、今日来たのは吉良吉影を思わせる風貌を持ったアメリカ帰りの先生!

「とりあえず、一次構造の例を挙げてみてください。」

という質問を前の席の生徒にしてたんですが、もし俺が当てられてたら
完全にキラークィーン第一の爆弾について話すつもりでしたから。
もちろん指示通り例も出して。(重ちーのハーヴェストとか)

さらにですよ!
GCN4タンパクという転写因子の構造を推定しようということになったんですね。
七角形の頂点に順番にアミノ酸を書いていくと…ある頂点にやたらロイシンが並ぶんです。
先生曰く、
「ロイシンがhydrophobicなので内側に来ることになります。」
いや、理解不能!理解不能!

そして先生は板書をはじめました。
→ロイシン・ジッパー

なぁぁぁじむぞぉお!!理解「可」能!!
この時点で俺のテンションは跳ね上がりです。
わかりましたよ先生、
要するに、「閉じろッ!!ジッパァァァーッ!!」ってことでしょう。(ニヤニヤしながら)

その後黒板の字をノートに書きながら、
「ペンは骨で支える、筋肉は信用できない。」
って思った俺はもうマンモーニなんかじゃないと思う。
やはり、俺の発想力は世界一ィィィイイ!





…ざっと読み返したんですが、完全にKYな感じに仕上がってますね。
最後くらいは普通に終わってくれと言われるかもしれません。

「だが断る。」

懲りずにここまで読んでくれて…ディ・モールト グラッツェ!!
ジョジョの奇妙な大学生活・完!




それにしても、書いてるときはめちゃ気持ちいいのなw
ま、書いてしまったもんはしょうがないよね。
『キーは剣よりも強し』 ンッン~名言だなこれはっ。

初恋

2007-10-10 23:00:57 | 日想。
まだあげ初めし前髪の

林檎のもとに見えしとき

前にさしたる花櫛の

花ある君と思ひけり



などとせめて心の中で島崎藤村を嘯きながら
俺は餃子の皮をウネウネさせておったわけで。




理学部の友達から「餃子祭りやるぞ。」とメールが来たのがお昼の3時、
どこぞの王将で餃子1日3000個の一翼を担うものと思っていたら
まさか男4人で手作り餃子をウネウネさせることになろうとは。

人生はこれだから楽しい。

出来上がった大量の餃子を貪りつつ麦酒を飲みつつ、
心行くまで餃子(チャオズ)を弄んだ我々は
生理学的観点から言ってもそろそろ甘いものが欲しくなってくるころで、
どうやって自分以外の誰かにアイスを買ってこさせようかと
秘密裏に牽制しあっていたわけで。





最終的にお前行けよ嫌お前が行けの押し付けあいとなってしまったこの場を収められるのは
欺瞞に満ちた民主主義(斬捨御免の多数決)なんかではもちろんなくて、
我々が目下頼むのは健全なる男子生徒の週刊バイブル、ジャンプである。
『友情』を保ちつつ普段(不断)の『努力』を生かして『勝利』を我が手に。
まぁ平たく言えばバトルだよ、バトル。

しかし残念ながら我々の中にかめはめ波を撃てるサイヤな人材など無く
せめてデスノートの切れ端でもあればまとめて操ってアイスを買いに行かせるのに、
などと恐ろしい考えを抱いてしまうようなキラな人間もいない。
友情を保ちつつ。ここ重要。

ここで「阿弥陀くじで決めよう」などと言い出す輩が出たとしたら、
打ん殴ってでもその折れた性根を叩き直してやるのが友の務めである。
我々のように常日頃から脳を磨き体を磨き男を磨き
よもや磨り切れ残るのは真紅の魂だけではないかと危惧されるような豪傑に対し、
運任せの阿弥陀くじで勝負を決しようとなどと呈するのはもはや侮辱以外の何物でもない。


――ばばぬき。



ちゃぶ台の上で繰り広げられる視線の交錯、華麗なる運命連鎖
攻撃と防御がはっきりと分かれるシンプルなスタイル
手札の並びや空間的配置を綿密に追及していくタクティクス
神秘的な手の変幻とそこから繰り出される無数のフェイント
これこそ、戦争の神オーディンが我々に与え給うた至極の対決方法である。



小洒落た漆黒のトランプが配られ、遂に、決戦の火蓋が切って落とされた。








まず行われるのはカードを引く順番決めじゃんけんである。
さして勝敗に影響は無いと考える者から、まず消えると考えていい。

このばばぬきというゲームは壮絶な心理戦である。
気心知れないとか気心知れたとかどっちでもいいが、
我々は理学部4組の四天王と称されるほどの実力者であり、そして友である。
お互いの性格がある程度わかっている以上、
・いかに現在の心理状態を推し量るか
・いかに現在の心理状態を混沌へと導くか
が勝負の分かれ目となる。

そしてそのじゃんけんこそ、
両点を同時に賄える格好の場なのである。

じゃんけんに勝つことにより、
わずかでも相手に精神的不安を与えられることは言うまでもない。
そこまではデュエリストならば誰もが考え付く域である。

しかし!私はあらゆるデュエリストを超越する!!
私はじゃんけんにおいて、
最小のリスクで相手に最大の精神的ダメージを与える術を習得している。
その術はまさに一子相伝にて門外不出。



我が永遠の師である父曰く、

「最初はグーの次、須くグーを出すべし」



グーチョキパーで何作ろうの歌にも示される通り
グーの次はチョキ、という動作が日本人には総じて刷り込まれている。
よって最初はグーの次はみな、チョキを無意識に出そうとするのである。
チョキを出してしまった者は、則ち文化人類学的に敗北したと言って良い。

そこで、グーの登場。

なんとなくチョキを出してしまった者、
否、意思無きマリオネットと成り果てた相手を
殴るのである。グーで。(比喩的に)
グーの次にまたグーというまさかのシチュエーションに、相手は動揺を隠し切れない。
そして自分の腕に付いた糸を自覚し、
イノセント・マリオネットは再起不能[リタイア]である。

ならばパーを出す相手に対してどう精神的ダメージを軽減するのか。
またしても偉大なる父の言葉を借りれば、

「パー出すやつに負けるのは仕方ない。パー出すやつはインケン!」

である。パーを出す人を俺は信用しないし、負けても悔しいとは思わない。
よって精神的ダメージは0である。




グーを出す、その覚悟が俺を強くする!

いざっ!じゃんけん!!!


「最初はグー、じゃんけん ほい。」




→グー、グー、グー、チョキ。

勝った!
この勝負もらったっ!
単純に計算しても、ダメージは通常の3倍(∵グー×3)である。
もはやチョキに立ち直る術はない。

…しかしグーを出した二人もさすがである。
まさか、我流でグーを編み出すとは。

いやしかし、アイスを買いに行くのはあくまで一人。
その一人が今まさに決定したのだ。
後のじゃんけんなど勝敗は関係ない。適当に流す。


こうして、ばばぬきの本番が始まった。



つづく。(無駄に)


魔弾の射手

2007-10-02 21:46:33 | 写真つき日想。
「つづく」と言いつつ、続かない。
でもいいじゃない、今日は大安なんだからさ!(誤魔化す)

いや、あまりに衝撃的な出来事があったんで、これは更新しなくちゃならんと思いまして!
今日、基礎生物学実験で霊長類の観察をしに動物園へ行ったんですよ。
で、現地でレポートを書くということになり、机と椅子のある館内へ入ったんです。

館内では子供お絵かき展が開催されていて、
それはまぁ和やかな雰囲気でしたよ。

別室に入り、椅子に座ってレポートを書き始めた俺は
右斜め前に異様な邪気を感じて顔を向けたんです。






そこには恐怖がありました。