確たる覚悟もなく、ダラダラやっているだけで上達していく語学は最強の生活安全保障だ。時間はあるけどお金はない人におすすめ。『金儲け』より簡単に、金で買えないものを買うことができる。てな考えでダラダラやっているインドネシア語も、だんだんと面白くなってきたし、知っている単語も増えてきた。
Zoomのクラスで指名されて『Teman lama(旧友)』を『長い友達』って訳してみたり、よく使うsetulah(~のあとで)をド忘れして先生に聞いたりと、まぁそんなこともあるけれど知ってる単語が500語は越えたと思う。3合目までは来たわけだ。目標は1500語。
(追記)インドネシア語の語彙数を測定してみたところ約700語とのこと。(17minuts language) 以前から時々測定に使っていた言語能力テストというサイトでは3,791語という数字が出たが、僕にそんなに語彙があるはずもなく、500~700語というのが妥当な線だと思う。アクティブな語彙はその半分かもしれない。
単語を覚える方法は人によって違うと思う。僕は単語帳とかAnkiは、やることはあっても長続きしない。どちらかというと読んでいる文章の中で出てきた単語を覚えるのが向いているし、そうするとよく覚えてもいる。たとえば、勉強して単語の意味と文法をおさえた文章(300語ぐらいの)を読み直しながら意味を取っていくと、さっき勉強したばかりの単語を忘れていても前後の関係から思い出す。そうすると今まで読めなかった文章が読めるわけだから、うれしくなります。その単語に違う文章で数時間後にまた出くわすとすぐに意味が分かったりしてまたうれしくなります。そういったことを繰り返すうちに覚えていくみたいです。
多言語学習をうたいながら今はインドネシア語の勉強しかしていません。他の言語、たとえば英語とか中国語の勉強はしていないので、忘れてしまっているかもしれません。でもそれはそれで、また興味の湧いたときに楽しく勉強すればいいだけです。読んで分からず、調べて意味が分かったとき『あぁ、君だったんだね。老朋友!』と楽しくなると思う。
さて、坐骨神経痛。こちらはだいぶんよくなり、薬は飲んでいるけど、飲まなくてもいいと思えるぐらい調子はいいです。海外旅行は今のところ考えていません。『ビルマ以東のアジア諸国をバックパッカーとして制覇する』という僕の野望を知っている妻は『ジーちゃん、インドネシア旅行はやめたら』と言いますが、いまとなっては若者みたいなバックパックをする元気はありません。いいホテルに泊まり、各地の名物料理を食べ、マーケットをぶらつくだけでいいのです。
連れ合いの僕の呼び方がときどき変わります。孫や娘たちがいるときは『ジーちゃん』、孫がいないときは『おとうさん』、怒ったときは『アンタ』。結婚したとき、将来そう呼ばれるとは夢にも思っていませんでした。トホホ。
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