伊丹空港から貸切バスで、まず福井県の『丸岡城(霞ケ城)』へ。
こじんまりとしていましたが、天守閣は一番古いお城だそうです。
3階の天守閣まで上がる階段は60度位の急傾斜で、段差も40~50センチ。
結び目をいくつも作って下げてある太いロープか、両脇の手すりにつかまらないと、とても登れません。
みんな一時ためらった後、やるっきゃない!と落ちないように必死に這い上がって行きます。
柱や梁は太く、姫路城の柱を思い出しました。
降りる時の階段は上りよりも怖いけど、みんな面白がって、にぎやかで、忘れられない場面になりました。
あぁ~弁当」更新しました
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火曜日の夜、北陸旅行から帰ってきました。
参加者26名の合計年齢は約1,830歳。
最高齢は、後輩のお母さんで90歳。グランドゴルフで鍛えた足で階段も岩場もなんのその。
80歳の男性3人も負けず劣らずで、まあ、なんと元気なこと!バスガイドさんが驚いていました。
後輩と、そのお母さん、友達と一緒に温泉に浸かっていて
「親孝行ができていいわねえ。私の母には子育てや仕事で忙しくて何もしてやれなくて。今ならうんと出来るのに・・・」と話していたら、お母さんが
「悔んでばかりいないで、お墓参りなどをしっかりしなさいよ!」
胸にグサリ!
最近、怠け気味の墓参を見透かされたようだったわ(*_*)。
『長崎のランタン祭りとたことはあるけど、実際はどんなだろう?と期待しながら貸切スで約6時間、宮崎から長崎はさすがに遠く感じました。
暗くなった湊公園のフェスティバル会場の周辺は高いところに派手な赤いランタンがいっぱい、出店もいっぱいです。
龍踊りは街を練り歩くのかと思っていたら、ステージが設けられていて、正面の見物席には椅子があり、両脇はロープの張られた立ち見席でした。同室の4人で離れないようにしながら見学場所を探すも、既に沢山の人で埋まっていて、やっとステージのすぐ脇の下のロープの前に落ち着きました。
やがて時間が来て、椅子席の間に作られた通路から龍が登場。でっかい!長い!10メートルはあるでしょう。作り物なのに、なまなましく、湿った匂いが漂ってくるような感じさえしました。
龍の前を行く黄金の玉は月。その月を追いかけてステージで踊るさまに、高い空で暴れる龍を想像させます。
2番目には、隠れた月を探す龍の踊り。踊りというよりも怖い顔でじわーっと当たりを見回して探す様には、隠れている自分が見つけられるようなドキドキがありました。合間には爆竹の音と匂いと煙が引き立てます。
写真は、場所が悪くて撮りにくい。しかもいいチャンスと思った時にデジカメの電池切れ。あわてて携帯のカメラで撮るが、既に遅く、龍は退場していきました。ああ、バカな私・・・。
その後、中国南部の獅子舞があるということで、約20分の待ち時間。ずっと立ち通しなので足がきつい、だるい、座りたい。でもここを離れると、場所が無くなる。このまま、最後までもてるかしらと心配になる。途中、数分間その場にしゃがんでみたらだいぶ楽になりました。
しばらくしたら、椅子席から中年の女性が来て、近くにいた白髪のご夫婦に言いました。
「私達は前にしゃがみますから、あの椅子に座ってください。」
ご夫婦は遠慮されていたので知り合いではなかったようですが、それでは、と行こうとされたら、奥様が転んで、立ったらまた転んで、ご主人が手をひいてようやく席に着かれました。
かなり奥様の足はお疲れだったようで、よかったなあ~。長崎の人の優しさを感じました。
やっと始まった獅子舞。中国の獅子は大きなお目々が可愛いくて、踊りながらその目をパチパチとしてご愛嬌。大人二人が前後の足になって曲芸の踊りにハラハラ。
終ったら、街を散策したい気はあったけど、早々にタクシーに乗りました。約100分の立ちんぼには、他の3人も足がきつくてたまらなかったそうです。
またの機会には、簡単な折り畳み椅子を持って行きましょう。
【マスク】
出発の朝、空港に集合すると、責任者さんからマスクが渡されました。
新型インフルエンザの拡大の時期、空港と、機内では往復とも着用しました。
【美容講習】
最初の宿の翌朝、同室4人の中でアイメイクの上手な人が一人いました。他の3人は、私も含めてアイラインなど描いたことのない、素顔に近い人ばかり。興味本位でアイラインの書き方講習が始まりました。
ふふふ、こんな時間も楽しいものです(^_^.)。成果のほどは?
【ミニミニ國際交流】
2日目、立石寺で中国語のような会話で歩いている人達と並んだので、つい聞いてしまいました
「中国からですか?」「?・・・・・」わからない様子で頭かしげて、ハニカミ奥さんて感じ。
そうだよね、じゃ英語ではどうかしらと、聞いて見ました
「どこからですか?」「台湾。」 オ!通じた!
「何人で来てますか?」「26人。」 わーお!
「台湾の方は、みんな英語が話せるのですか?」「少しだけ。」
「いつ、帰るのですか?」「2日後。」 そして彼女は、連れを追い、急ぎ足になったので
「Have a good time.」 彼女、振り返ってニコッ。
その後、土産品店の中を見ていたら、さっきのハニカミ奥さんとパッタリ。
「また会いましたね。」と言うと彼女ニッコリ、横にいたご主人らしき人もニッコリ。
でも、時間がなくてそれきりでしたが、思いがけない機会でした。
【ホテルの迷路】
2日目の宿は、スキーのゲレンデに平行に斜面に建てられたホテルでした。
3段の階段を逆さまにしたような建物で、フロント、レストラン、浴場、どこに行くにもウロウロ、ウロウロ。
とうとう、翌日まで覚えきれませんでした。あーあ、情けない。
非常口だけは近かったので、どうにか・・・・・でした。
【高速道路】
最終日は、当初は2ヶ所の見物予定でした。
ところが土曜日のため、例の高速道路料金1000円の日なので、どれだけ渋滞があるかわからない。
もしかすると飛行機の時間に間に合わない恐れもあるということで、1ヶ所を削り羽田に向かったのでした。
バスの運転手さんは必死だったと思います。
予定より90分早く着くことが出来てよかったですが、思いもしない影響を受けました。
2日目は、山形県米沢市内観光です。上杉家ゆかりの林泉寺には、直江兼継などのお墓があります。 ドラマ「天地人」のおかげで、歴史上の人物のお墓にこれまでにない親しみを覚えました。
博物館ではちょうど「天地人博」の開催中で、思いがけずドラマに出てきた屏風(国宝)を見たのが 嬉しかったです。
後半は、体力勝負の立石寺(山寺)へ。山の中腹やてっぺんに建てられた寺やお堂に登ります。 携帯電話のカメラだけを頼りに、お賽銭は裸でポケットに入れ、バッグも置いて荷物なしにして、膝を かばいながら慎重に登りました。一段毎の高さが20センチもなかったおかげか、途中からは逆に楽に なり、まだ登ってもいいな、と思えるくらいに。 しかし「ここまで来れれば、一番景色のいいところだから充分よ」と経験者に言われて、無理しないこ とにしました。
この日は蔵王温泉泊。ホテルのすぐ横がスキーのゲレンデでした。
翌朝は、標高1700mの火口湖、蔵王お釜に向かいました。しかし、濃いガスのため、エメラルド色とい われる湖水面をみることが出来ず、あきらめました。
これですべての予定が終わりました。
高齢者ばかりの旅行でしたが、無事に終ったことが何よりでした。
嬉しいことに、参加者のお一人が手作りのケーキを23名全員にプレゼントされて、おいしかったこと。
そして、早めの昼食は時間節約のためにバス内でお弁当でした。
福島県に入ると、バスガイド嬢の白虎隊や、野口英世の説明を聞いて、ああそれもあったかと自分の不勉強が恥ずかしかったです。
猪苗代湖と、会津若松城の見学がすむともう夕方。東山温泉に到着したら、温泉につかり、主婦にとってはあこがれの上げ膳、下げ膳の贅沢な時間です。
露天風呂は、ホテルの建物の上階の横にスプーンのように突き出ていて、眼下に町の明りがチラチラと見えてきれいでした。
明日の早朝から3日間の旅行に行くので、きのうから準備に大忙しです。
砂糖、塩、醤油を補充して
トイレットペーパーを補充して
部屋を掃除して
作業服にアイロンかけて
食材を買って
豚汁をたっぷり作って
洗濯して干して
燃えるゴミをまとめて
以上、変な準備とお思いでしょう(^_^.)、留守番の夫があわてないようにです。
以前は、旅行期間中の食事を作りおいて出かけていたので、出発する時はすっかり疲れていました。
いつからか、もう、それまではしないことにしました。
さて、これから自分の最終準備です。
やっぱり、もう疲れています(*^。^*)。
では、あした、行ってきまーす。
ブルートレインが今日の運行を最後に廃止になります。
ゆっくりした旅行をする人がそんなに減ったのかと、寂しいような気もします。
寝台車には何度か乗ったことがあり、座席がベッドに変わる様子が面白かったことを覚えています。
20年位前には友達5人と一緒に利用したことがありました。
時刻表で、レディース寝台という名前にひかれ、さぞかし良いサービスがあることだろうと期待していました。それに女性ばかりの車両だろうから安全だろうしと期待は大きいかったです。
いざ、その車両に乗ってみると、男性の姿があちこちに見えます。他に何も変わったことがありません。そのうちおしゃべりで時間は過ぎて、車掌さんがベッド作りにきました。
「これはレディース寝台でしょう?」
「はい、そうです」
「どこが一般と違うんですか」
「これです、これ」車掌さんが指さしたのは、ピンクのシーツと枕カバーです。
「このピンクがレディースです」
「これが?」
「そう!アハハハハ」車掌さんが照れくさそうに笑います。
「これだけ?あはははは~」なぜか、腹を立てる人は誰もいないで、皆で腹の皮がよじれるほど笑ったのでした。
ブルートレインでそのことを懐かしく思い出しました。
心の余裕のあった古き良き時代だったのですね。
二日目は温泉に入って、朝食後、9時に出発。この旅行のメインであるイルカウォッチングに」向かいました。
「え?1億5千万円?ホー~~~!
てんでにおしゃべりしながらオレンジ色のライフジャケットをつけて乗船しました。
島原湾のちょうど出口あたりになるのか、スピード上げて走ると寒い、寒い。帽子も飛びそうで、スカーフで帽子の上から頬かむりして、なんちゅう恰好や(*^。^*)。
速度が落ちて少ししたら「あそこ、あそこ!」そういいながら船長さんが船を進めて行きます。いるいる!群れをなして浮かんだり、潜ったり。すぐそばまで来て泳ぐ親子イルカ。昨日失敗したデジカメ撮影をやってみるが、今度はシャッターチャンスが難しい。尻尾を高く上げて潜っていったら、そこには浮かんでこないことがわかりました。
他のウォッチング船も6隻くらいいて、イルカはあっちで出たり、こっちで出たり忙しそう。別に餌付けしているのではないという話しですが、やはり人なつっこいのでしょうか、1時間近くを充分堪能できました。
その後は天草切支丹館へ、それからお土産店へ。
買った品をレジ袋に入れてくれました。「いらない」と言ってもお土産の数ほどの袋まで中に入れてくれました。見渡すと沢山のお客さんがみーんなレジ袋を下げています。
スーパーでのレジ袋の有料化や廃止の問題が出ているのだから、こういう場所も実施範囲に入れるべきじゃないかと思いながら、帰りのバスに乗りました。
次から旅行にも軽いマイバッグを持って行こう。