15日(木)相馬の方も風が強く雪まじりの天気だったようです。17日(土)晴天です。鹿狼山は駐車場がいっぱいになるほどの登山客です。子どもたちと高齢者の方々が一緒に登っていました。頂上で記念写真を撮り合う姿は心ふれあう素晴らしい光景でした。今日はタンポポが先週のスミレのそばに咲いています。日当たりがよいのですね。さらにひと登りして鞍部となる眺望の森休憩所付近ではコゲラが枝にぶら下がっていました。頂上付近は今日も眺望が良く、不忘山、吾妻がよく見えます。風が冷たくあまりゆっくりとはしていられません。県界尾根では風がよほど強かったのか落ち葉の吹きだまりが1mほどの深さになっています。樹海の森コースは北斜面のため雪が残っていました。小刻みに降りました。この程度の雪は1年ぶりでしょうか。けもの道の足跡はどうかな?雪がないので見えずらいのですが、確かに足跡がありました。あの猪は健在です。空を見上げるとハイタカが舞っています。松川浦に関するガイドブック原稿の締め切りが迫っています。写真などありましたらよろしくお願いします。
3連休の日曜日、鹿狼山は晴天ではありますが風が強いです。鹿狼の湯からの登山道は「蔵王おろし」も遮られ、県界尾根までは風もありません。眺望の森コースは中腹にひだまりがあり暖かいのかこの冬にスミレの花が見られました。先週頂上付近で登山姿の老人に「ほらスミレが」と通りすがりに声をかけられ「ああほんとだ、春ですね」と心がうちとける気持ちがしました。あのときは薄紫色のつぼみでした。今日はこの暖かさに花開いてくれていました。登る先々にアオジが地面で餌をついばんでいるのか、人影に驚いて脇の藪にさっと隠れます。頂上は風が強く。頂上下の休憩所は昼食と風よけの人々で賑やかでした。樹海の森コース中腹の四阿で昼食をと思いましたが先客がいらっしゃいました。おじゃまするのも何かとそのまま下山しました。途中、つづらおりの下りから、最近整備されたミニ展望台に抜ける道に分かれ、やや落差が大きすぎるかと思われる花崗岩の階段にゆっくりと膝曲げ、降りました。さてと、この階段がちょうど座るのに良いかなと思い腰掛け、おにぎりをほおばりました。うまい。急に時雨れてきて雪模様。寂しげですがこれも風情があります。嬉しくも悲しくも雪少ないこの冬にわずかに降りかかった雪を撮りたくてリュックと煙る下り道を撮りました。
鳥居あたりから鹿狼の湯を見ると待っていてくれた母と娘がガラス越しに手を振ってむかえてくれました 。
一昨日、昨日と雨やら風やら、自宅前を流れる小泉川は避難警告が出て、落ち着かない週末です。陶芸用にと買い求めたオガ炭もずぶぬれです。さて、夕方、鹿狼山はどうかなあと思い登ってみました。雨による流水の力は整備された山道を浸食していました。クヌギが折れぶら下がっています。この一ヶ月市街地には見られなくなったツバメですがこの頂上付近ではこれまで素晴らしい速さで飛翔しているのを見ることができました。今日は低気圧の影響で北西の風となり東斜面の登山道側を飛んでいました。尾根を通過した風が沢沿いに巻き込む気流となり虫を舞い上げるのでしょうか(カルマン渦列?)、夕焼けの沢の上空を何十羽というツバメが舞っています。頂上は視界70km広野火発が目視できいつものように金華山も見えます。今日は影鳥海ならぬ影鹿狼が長く伸びていました。日暮れも早くなり夕焼けを見ながら下山を始めました。