※ つれづれなるままに

日頃の気ままな記録です。
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太宰治 が住んでいた…

2018-01-10 09:31:51 | 大宮

さいたま市大宮駅から東へ 徒歩7分

細い路地の塀には・・・


今も人気があって桜桃忌で賑わう三鷹市の禅林寺

太宰治が、戦争未亡人の山崎富栄と 東京の
玉川上水に入水心中して、遺体が発見された日が
太宰治の誕生日 6月19日。

作品に[桜桃」があることから「桜桃忌」と
しています。

太宰は裕福な家庭に育ったというのは一般的に
良く知られていますが、先祖をたどると どこからか
流れ着いた貧民の子孫 と分かり悩んだり、反発したり
左翼に走ったりしていました。

又、鎮痛剤の中毒になって心配した作家の恩師
井伏鱒二が、無理やり精神病院に入れたと、
恨んだりしたようです。

筑波書房の社長が、知り合いの天ぷら屋さんに
寝るのと食事の支度を頼んだのが、この大宮の住まいで
ここで「人間失格」を書き上げました。

太宰は、次の作品もこの部屋で書くから と言い残して
出たので、なぜあのような結果になったのか?

近くには「松の湯」という銭湯があり、参道が闇市で
賑わい、 東京の人は熱海に行こうか、大宮公園で
遊ぼうかと 娯楽の少ない時代のリゾート地大宮公園は
旅館やホテル ボート池でボートに乗って と

大いに賑わっていたので太宰も楽しまれたことでしょう。

大宮に住んでいたというのは聞いていたけど、
はっきりココと分かったのが昨日。

漠然としていたのがハッキリして スッキリ!



高校では父のクラスメートでした。

もし、今もお元気でいるなら 108才
天国で 同級生とも笑い合っているかな?


隣の敷地にあるこの像はなに
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