現在は「金融資料館」となって日銀時代には入れなかった
内部を無料で見る事が出来ておもしろいです。
大きな金庫の分厚い扉の中に入ると当時のお金の
運搬状況が分かる。
1パレット40億円が積み重ねられている。
では、1億円は何キロか?
実際に「持ち上げてみよう」コーナーで体験する。
イ・イ・イチオクだよ~~~!
透明のケースの中に入っている1億円を持ち上げる。
持てたー。このまま持って帰りたーい。
お部屋毎には監視員の目が・・・。
ちなみに1億円は10kgだそうです。
丁度ワールドカップサッカーが開かれていた時期
日本と対戦するオーストラリア等 国ごとに
使われている紙幣が展示してありました。
タイムリーで、銀行ならではの企画です。
この他、お金の一生や 偽札を防ぐ技術が紹介されたり
第二次大戦後から現在までのお金が展示してあり
懐かしかったり、持っているのを再認識したり・・・。
アイヌの守り神シマフクロウをモチーフにして
内壁12体、外壁に18体あり職員がいない夜
フクロウが支店を見張ってました。
このフクロウの絵や彫刻は小樽で良く目にしました。
ニシン御殿がある位に沢山のニシンが取れ
赤、黄、黒のダイヤモンドで小樽は活気があり
銀行が沢山ありました。
赤、黄、黒のダイヤって分かりますか?
赤は小豆、黄は数の子、黒は石炭です。
これだけが同時に取れた時代の小樽は
すごかったのでしょうねー。
この建物は辰野金吾が設計しました。
この人は工部大学校(現東大)を出て英に留学し
建築を学び 日銀の本支店、東京駅や両国国技館、
ソウル駅等の設計をした 素晴らしい人です。
余談ですが 辰野金吾は明治3年、17歳の時に藩の
英語学校に入学。教師は高橋是清だそうです。
これって すごくありませんかぁ?!