重慶!スイカ太郎@チョンチン♪

国際結婚で内陸重慶へ、中国在住暦17年目。
二人の娘育て中心に、ほっこり、感動を綴りたい。

重慶・大学での卒業写真撮影会♪

2013年06月04日 | 重慶の大学

太陽ギンギン、やっと重慶の夏到来

という感じの今日です。

傘なしには歩けません。

「グラサン」も、鼻が低くてずれ落ちるんでかけませんが、

目がこれ以上細くならないようかけたくなるほど、強い日差し

 

先週、

以前受け持った学生から電話、

卒業の写真を撮りたいので

来てほしい、とのこと。

 

中国もアメリカと同じく、5、6月が卒業シーズン。

 

午前中の9時半に待ち合わせ、

不覚にも、元日本人教師たるもの遅刻、10分

 

でも、重慶でよかった~、

30分まちだよ~

本日のコーデ



通常バスですが、

山の上、下の正門から徒歩20分、急勾配の階段ありの

交通不便な場所なので、荷物もかさばるし、遅刻だし、今日は、タクシー。

ドライバーさん、わたしが日本人だとわかると、

来た来た「魚釣島」「戦争になるかどうか」

重慶人が、直接外国人市民に聞いてみたい話題ナンバーワンかも。

其の後、わたしのアクセサリーを見て、

「それは、あなたの民族の飾り物か

と聞かれ、思わず「プーッ」と噴出してしまいました

 

そうだよね、お数珠だよね、、、大阪で315円のセールだったんだけど

 

メーク講師の先生のアドバイスを参考に、

自分なりに
オレンジとチャ系に、エスニックのアクセをポイントにしてみました

 

 

 

今回の卒業生たちは、

一年生の後半の会話クラスから担当。

最初の授業は、今でも覚えています。

1年生のクラスで

わたしの最初のクラスから

敬語を完璧につかいこなしたスーパー男子学生、

其の年、すぐに日本に留学。

半年後、二年生に上がらずに

つづいて留学したスーパー女子学生もいた。

この女子学生、

双子ちゃんで一人は日本に先に留学

黄色い蝶ネクタイをしていたのを教室でみかけたことがある

不思議な学生さんでしたが、

話してみると

コミュ二ケーション能力抜群で

なんでうちの学部に来たの?と思うくらいでした。

 

今学期は、

4年生の本科生コースと3年制の専科生コースの学生たちが卒業する。

どちらも一年生の時から関わっているので

時間って、ほんとに早いわ

 

この専科生から、本科生に編入した学生もいるのですが、

この子たちは5年間通ったことになる。

 

ほんまに、早い

 

雰囲気はこんな感じ。

わきで、スタンバっている学生たち。

 

順番来たら、

右側の撮影用のお立ち台に並ぶ。

黒い衣装は、借り物で本科生はだいたい着ているけど、

専科生は、着なくても着てもよくて、

彼女たちは、着なかった。

三年間だと、あまり重みのない衣装なのでしょうか。

 

わたしは、すでに退職した身なので、

個別撮影に望むべく、オフィス棟のこの入り口で涼んでいたら、

初対面の専科生の担任の先生が、

一緒にどうぞ、と言って下さり、

何気に、ゴーショー撮影。

しかも、ど真ん中の「書記」の横。

学長もいらっしゃり、なんだか恥ずかしいけど、ご挨拶。

 

専門のカメラマンが、

120度くらい、扇型に並んでいる学生にカメラを向け、

回しながらカメラアングルを確認し、

順番にパチリ。

 

数クラス、合同撮影会。

日本語、ドイツ語、フランス語、英語、

みんな一緒、

正確に何クラスいるのか、分かりません。

 

ちらっと見ると、

外国籍の先生、わたし以外、いないようです。

中国人先生も、担任でなければ、

全員がでるわけでもなく、

この時間は、きっと授業中なのでしょうね。

 

選択で日本語を取っていたほかの学科の学生さんで

声をかけてくれる女子学生もいました。

あんまり、授業に来てなかった女子学生も、

わたしと写真をとってくれた。

 

半年、名前を呼んでいないので、

なかなかすぐに出てこない名前。

 

名簿は家にありますが、

まさか、三年半共にした学生の名前が出てこないはずはない、

と見直ししなかったけど、

数秒かかった

 

めがねとって、お化粧している学生は、

やっぱり、誰かすでに分からなかった。

 

ごめんちゃぃ。

 

合同撮影の後は、

一人ずつ、或いはルームメイトごとにそれぞれわたしと撮影。

 

女優気分、満喫

 

キャノンのでっかいカメラをもってきている女子あり。

 

本当は、卒業記念に火鍋をごちそうしたかったのですが、

このくそ暑い時期に、

わざわざみんな集合するのは面倒かけるかな、と

学生からのお誘いも事前になかったので、

何かの記念にと思案した結果、

巻き寿司作戦

 

実は、授業以外

学生との文化交流が一度もなかった。

宿舎に住んでいないので

自宅を開放することも出来なかった。

唯一のイベントは、結局、授業の為不参加。

 

他の宿舎にお住まいの単身の日本人先生方は、

学生が絶え間なく、訪れているようです。

 

他の大学の先生もしかり。

 

なので、

家族持ちであることに、罪悪感がありました。

 

其の分、

授業の時に、日本らしいものをこまめに差し入れしたり

することで、わたしなりの使命を果たそうと

つとめてきました。

 

日本に短期留学した学生から聞いたんですが、

中国人の先生なのに

カレーを作ってくれたことにいたく感動した、というのです。

 

手作りにまさるものなし。

 

人様にお出しするには、はばかられましたが、

練習もしたつもりで、手作業はまずまずのつもりでした。

 

実は、いつか役立つだろうと、

他の先生とご一緒に

スーパーマダムに巻き寿司作りを

実演してもらったんです。

 

で、その夜に家族に作ったら、難なく成功。

 

しかし、

今日という今日は、なんと失敗、

二本分もっ

 

余裕だったのに、油断したっ

 

しかも、いつも、並んでたホウレンソウがスーパーから失踪

 

レタスでカバーしてやったっちゃ。

 

2クラス分は、失敗の為時間的に無理、

遺憾ながら、20人分のみに。

 

最初のクラスは35人くらいでしたが、

わたしとも撮影が終わると

ちりぢり、バラバラになってしまい、

残ったクラスとゆっくり撮影会。

 

撮影が終り、

一個ずつ袋から手渡そうとすると、

学生自体、わたしに何にも渡してないと恐縮モード。

 

カメラをもっていた学生が、

広げた袋にカメラをつっこんで

一個一個、ラップで包んだ巻き寿司を撮影しているのを見て

うれしいやら、恥ずかしいやら。

 

これが、重慶にない甘めの巻き寿司だと分かってくれたかな。

 

「口に合うかどうか分かりませんが、これ、どうぞ」

と、定番しか言わなかったわたし。

 

国際交流基金のエリンちゃんのウェブ日本語を紹介したことあるので、

その第三課の「やってみよう」を参考にすれば、

何となく分かってもらえるんだけど。。

 

で、

 

「感動した~

との中国語が聞けたので、

やっぱり、手作りもってって良かった

 

彼女たちの表現は、

ストレートですぐに伝わってきます。

 

外国人に何かプレゼントする時、

日本文化を提供する側として、

口や好みに合うものを披露するか、

合わないけど、日本文化優先として披露するか、

食べ物にはちょっと気を遣います。

 

わたしは、苦手でも、

一口で食べられるサイズを心がけ、

主人には、

そんなにちょっとでは、見栄え気にする中国人にとって面子もない、

なんて

言われそうでしたが、無駄にしないよう気を遣いました。

 

なかには、一口シュークリーム、

恐る恐る、迷いながら取ってる子もいました。

 

すべては、よき思い出、

いつか、またお役に立てる日がくればいいな

 

 

 

 

 

 

 


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