ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

牛乳のキャップ

2007年03月23日 00時44分24秒 | 雑記
小学校の頃、牛乳のキャップ集めが流行った時期がありました。

基本は給食の牛乳瓶なのですが(同じキャップを毎日集めてどうするつもりだったんだろう?)、大体1、2年で牛乳が変わるので、会社間の競争があるんだなぁと子供心に思った覚えがあります。

僕の記憶が確かなら、給食で飲んだ牛乳は、明治乳業、日興乳業(メロディアンミニの会社です)、中西乳業の3社です。八尾の人は結構知ってるでしょうが、中西乳業なんて、大阪でも知らない人は多いんだろうなぁ…

給食以外の収集手段は、宅配や牛乳屋経由が一般的でしたが、「めんこ」じゃないけど、相手のキャップを裏返すと勝ちというゲームでゲットすることもありました。

ある時、

「工場に行ってキャップをもらおうぜ」

と、突拍子もないことを誰かが言い出して、工場に行ったことがあります。向かった先は確か日興だったと思います。当然ながら入口で「僕たち、何しにきたん?」と言われる訳ですが、

「キャップちょうだい」

とお願いしたら、

「ちょっと待っときや」

と言って、たくさんのキャップを持ってきてくれました。当然未使用です。未使用キャップは平べったいので、ゲームでも負けにくいんですよね~。

ふとこのような他愛もないことを思い出したりすると、それがいいことかどうかは別として、僕は子供たちの厚かましいお願いを聞いてあげられる大人になったのかどうか、考えてしまいます。少年時代にそんな大人に会えた僕は、きっと幸せだったのでしょう。

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