北方謙三の人生相談に投書したくなるような、「男の生きざま」を問われる系の事態に遭遇した。
仕事を終え、帰りの電車で本を読んでいると、向かいの席の女の子の白い逆三角形に気付いた。
一度見てしまうと、気にならないと言えば嘘になる。
かといって凝視する訳にもいかず、読書に集中しようとするが、そもそも集中しようと考えること自体が不自然だ。
本を読もう。
でも見たい。
何と哲学的な問いなのだ。
数分もしないうちに、その葛藤に終止符が打たれた。
睡魔により、私はその闘いから「逃避」したのである。
仕事を終え、帰りの電車で本を読んでいると、向かいの席の女の子の白い逆三角形に気付いた。
一度見てしまうと、気にならないと言えば嘘になる。
かといって凝視する訳にもいかず、読書に集中しようとするが、そもそも集中しようと考えること自体が不自然だ。
本を読もう。
でも見たい。
何と哲学的な問いなのだ。
数分もしないうちに、その葛藤に終止符が打たれた。
睡魔により、私はその闘いから「逃避」したのである。