最近お気に入りベースの生活をしていなかったのですが、久しぶりにまとめてみました。
●書籍部門
・アゴタ・クリストフ『悪童日記』(Le Grand Cahier)
第二次大戦末期から戦後にかけての、ハンガリーの小さな村が舞台で、双子の兄弟「ぼくら」が主人公です。
通常「ぼくら」といっても、実際にはそのうちの誰か一人の語りという形式を採るものですが、この作品では一人称複数としての「ぼくら」が貫かれており、実験的な作品とも言えますし、それが読者の追体験を促す効果を持っているのかもしれません。
「ぼくら」の視点から、常識でいえば残酷、冷淡といわれるような出来事が淡々と書き綴られているのですが、衝撃といってはチープに感じられるほどの結末をこれまた淡々と迎えます。
試しに最初の作品を読んでみたのですが、悪童三部作の残り2冊も読むことが確定しました。
短い章から構成されているので、空き時間に少しずつ読むことができますし、かなりオススメ度が高い作品です。
原題を見て「あれ?」と思った人がいるかもしれません。
アゴタ・クリストフはハンガリーからスイスに亡命し、フランス語で小説を書いているのです。
●ドラマ部門
・「医龍」
坂口憲二演じるスーパー外科医とチームドラゴンの成長の過程なんて、はっきりいって安直ですが、単純に面白かったのを評価。
何度も「またオンビートかよっ!」とツッコミました。
聖也に続き、北村一輝が影のあるエリート医師を好演。
●サッカー部門
・ワールドカップ・ブラジル戦での玉田圭司のゴール
日本としては満足できる結果ではなかっただろうけど、あのゴールが素晴らしかったことは不変の事実だし、素直に評価しておきましょう。
だってこの大会、ブラジルから得点したのは玉田とアンリだけなんですよ。
文字通りブラジルゴールに「突き差した」ゴールでした。
●書籍部門
・アゴタ・クリストフ『悪童日記』(Le Grand Cahier)
第二次大戦末期から戦後にかけての、ハンガリーの小さな村が舞台で、双子の兄弟「ぼくら」が主人公です。
通常「ぼくら」といっても、実際にはそのうちの誰か一人の語りという形式を採るものですが、この作品では一人称複数としての「ぼくら」が貫かれており、実験的な作品とも言えますし、それが読者の追体験を促す効果を持っているのかもしれません。
「ぼくら」の視点から、常識でいえば残酷、冷淡といわれるような出来事が淡々と書き綴られているのですが、衝撃といってはチープに感じられるほどの結末をこれまた淡々と迎えます。
試しに最初の作品を読んでみたのですが、悪童三部作の残り2冊も読むことが確定しました。
短い章から構成されているので、空き時間に少しずつ読むことができますし、かなりオススメ度が高い作品です。
原題を見て「あれ?」と思った人がいるかもしれません。
アゴタ・クリストフはハンガリーからスイスに亡命し、フランス語で小説を書いているのです。
●ドラマ部門
・「医龍」
坂口憲二演じるスーパー外科医とチームドラゴンの成長の過程なんて、はっきりいって安直ですが、単純に面白かったのを評価。
何度も「またオンビートかよっ!」とツッコミました。
聖也に続き、北村一輝が影のあるエリート医師を好演。
●サッカー部門
・ワールドカップ・ブラジル戦での玉田圭司のゴール
日本としては満足できる結果ではなかっただろうけど、あのゴールが素晴らしかったことは不変の事実だし、素直に評価しておきましょう。
だってこの大会、ブラジルから得点したのは玉田とアンリだけなんですよ。
文字通りブラジルゴールに「突き差した」ゴールでした。