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ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

ワールドカップ グループリーグ予想

2006年06月09日 03時47分06秒 | 足球
もう少し調べたりじっくり考える時間がほしかったのですが、大会が始まってしまうので、これを以て僕の予想とします。
半月後に笑ってやってください。

●グループA

チーム突破可能性
ドイツ95
コスタリカ40
ポーランド35
エクアドル30

2位争いはコスタリカが若干有利とみるが、際どい争いになりそう。

●グループB

チーム突破可能性
イングランド85
スウェーデン65
パラグアイ45
トリニダード・トバゴ5

大会屈指の中盤を誇るイングランドだが、優勝にはFWルーニーの復活が必要か。個人的にはジョー・コールに期待。
順当だとスウェーデンの勝ち上がりだが、パラグアイにも十分可能性はあるだろう。

●グループC

チーム突破可能性
アルゼンチン70
オランダ60
コートジボワール40
セルビア・モンテネグロ30

アルゼンチンは攻撃陣と比較して守備陣が弱いと感じており、もう少し厳しい予想でもいいくらいだと考えている。
オランダは全体的に若いのと、怪我人が気がかりで、コートジボワールにも十分チャンスはある。

●グループD

チーム突破可能性
ポルトガル70
メキシコ65
イラン35
アンゴラ30

シード国が敗退するならこのグループのメキシコか。
ポルトガルは1トップが他の強豪国ほど強力ではないので、波に乗れないようだと敗退もありうる。

●グループE

チーム突破可能性
イタリア85
アメリカ45
チェコ40
ガーナ30

優勝候補イタリアは不祥事の影響が心配。
2位争いはピークを過ぎたチェコよりもアメリカが若干有利と予想。

●グループF

チーム突破可能性
ブラジル95
日本45
クロアチア35
オーストラリア25

クロアチアがブラジルとの緒戦に負けた時点でグループの大勢は決すると大胆予想。
2位争いは中盤の構成力に優る日本に分があると考えているが、シドニー五輪や昨年のコンフェデを例に挙げるまでもなく、ブラジルが2戦目までに勝点を落とすと日本の自力突破は苦しくなる。
アジアの出場枠確保のためにも、クロアチアを突破させることだけは避けたい。

●グループG

チーム突破可能性
フランス80
スイス65
韓国50
トーゴ5

トーゴが弱過ぎて、数字上は韓国にも十分チャンスがあるようだが、数字以上に厳しいと予想。
また、フランスも数字ほど磐石ではない。
FIFA会長の国籍を考慮すれば、韓国がスイスを出し抜くのは現実には難しく、韓国が突破するのは、フランスが敗退する時であろう。

●グループH

チーム突破可能性
スペイン90
ウクライナ55
チュニジア35
サウジアラビア20

この組み合わせでスペインが敗退することはないだろう。
ウクライナの経験不足も、チュニジア・サウジが相手では、そう問題にならないと思われるが、2弱がどれだけ意地を見せられるか。

サッカー批評、未だ確立せず

2006年06月05日 02時52分32秒 | 足球
こちらのブログで蓮實重彦氏が日経でサッカーについて大胆発言を連発したらしいというのを知りました。
ちょうど『表層批評宣言』を読み返したいなと思っていたところなので、個人的にはタイムリーでした。
問題の蓮實氏の発言です。

まともなサッカーファンが読めばツッコミどころ満載ですね。
3バックと4バックの違いすら理解していないっぽいし、イングランドのエリクソンほど徹底的にすべてを壊した指導者はいないらしいです。
監督経験のないジーコに興味はないそうですが、2年前の時点でデシャンの監督経験は何年なんだと問い詰めたいものです。
日本の報道を大本営発表と表現してみるのもいいですが、それを民放が率先してやっていることくらいは指摘してくれないかな。

まさに表層的な批評に終始しており(批評のレベルにも到達していないとも言える)、この人、質と量の両面で映画ほどにはサッカーを観てないなというのが率直な感想です。

と、リテラル(字義通り)に読んで批判するのはここまでにしておきましょう。
少なくとも、贔屓のチーム(たとえば日本)が勝てばそれでいいと思っているような人ではない、知的な試みを感じることはできますし、素人の戯言だとして退ける気は、僕にはないのですから。

文芸批評の金字塔として君臨する小林秀雄の『モオツアルト』は、モーツァルトの音楽を理解するのに何か役立つのでしょうか。
文芸批評とはそんなレベルで評価されるものではありません。
それは専門のライターに任せておけばいいのですから。
サッカー批評だって同じでいいはずです。

とはいえ、サッカーに関する言論を見渡すと、なかなかお寒い状況です。

キューバ音楽に傾倒するあまり、ロックやジャズを酷評したのと同じ切り口でサッカーを語る村上龍。
馳星周と同様、サッカーへの愛は感じられません。
もっと向き合って、小林秀雄の如く痛々しいまでの情熱を注ぎ込む覚悟が必要です。
小林秀雄が、誰か別の音楽家を酷評したでしょうか。
Aが素晴らしいのに対しBは駄目だという書き方は、アンフェアとかいう以前に、プロの書き手として怠惰であると言わざるを得ません。
『コインロッカー・ベイビーズ』や『愛と幻想のファシズム』は幻だったのでしょうか。

批評ではありませんが、真摯な姿勢で取り組んだ書き手が野沢尚。
サッカーを文章で表現するためにどれだけの情熱を傾けたのかを、『龍時 03-04』のあとがきと解説で知ることができます。
本当に惜しい人を失いました。

日本においては、サッカー批評は未成熟で、これからのジャンルです。もしかすると、生きている間にまともな批評になど出会えないのかもしれません。ですが、いつか『モオツアルト』が出現するのを待望する次第です。

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最後にちょっとだけ、蓮實さんに噛みついておきます。

日本が1次リーグを突破するのは「無理」と仰いますが、同じ組み合わせで10回やった時に、1回も突破できないような状況を無理というと思うのですが、どうでしょう。

ワールドカップの準備

2006年06月04日 01時03分12秒 | 足球
その気になればいつでも調べられると思ってたら、
  • ワールドカップって、いつ始まるの?
  • 日本の試合は何日?

ということさえ、今日まで知らずに生活してきました。
そろそろテレビの放送予定のチェックとか、必要ならば休暇の申請とか、準備しなくっちゃね。

ドイツは寒くて、中村俊輔が風邪を引いたそうです。
8年前、僕はフランクフルトで一泊してからパリに移動しましたが、確かにドイツでは長袖を着てました。
クロアチア戦のあったナントは、灼熱といっても過言ではない暑さだったんですけどね。
選手の皆さん、ドイツに行かれる皆さん、気を付けてくださいね。

敵を欺くにはまず味方から?

2006年05月25日 02時11分10秒 | 足球
ジーコ曰く、オーストラリア戦は3バックなんだとか。
ありえね~。
オーストラリアとクロアチアのサイド攻撃には4バックがいいだろうと言われてたし、23人のポジションごとの配分を見ても、3バックは全く考えてないのかなと思ってました。
3バックの併用も考慮して、モニはギリギリ入るのかなと予想してたんですけどね。

ってこれ、オーストラリア戦のスタメン発表まで騙されておけばいいのでしょうか。

欧州ファイナル

2006年05月18日 05時53分30秒 | 足球
最高でしたね、バルセロナとアーセナルのUEFAチャンピオンズリーグ決勝。
意外な展開となりましたが、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。

世界クラブ選手権が日本で開催されるって、素晴らしいですね(笑)
12月が楽しみになりました。

起きててよかった!
それに、延長にならなくてよかった!
それではおやすみなさい。

宇都宮徹壱さんのコラム

2006年05月18日 02時01分56秒 | 足球
先日、『「アテネ経由ドイツ行き」の幻想』というエントリで、アテネ五輪世代チームの由々しき事態について書きました。
また、FWの選手の国際経験が少ないことにも一言触れました。

宇都宮徹壱さんも同じようなことを書かれてますので、関心のある方はどうぞ。
もちろんプロの方ですので、内容の充実度は僕の駄文とは較べるまでもありません。

23名のリストから見えるもの(1/2)
23名のリストから見えるもの(2/2)

手間はかかりましたが、選出実績表は作ると結構面白かったので、日本以外のいくつかのチームでも作って比較してみたいと思っています。
何となく思っていたことが適切だったのかどうか、視覚化することで見えてくればいいなと期待しているのですが、どうなるでしょうか。

「アテネ経由ドイツ行き」の幻想

2006年05月16日 03時30分37秒 | 足球
ワールドカップに出場する日本代表23人が発表されました。

フランス1部リーグで主力として活躍している松井大輔が外れました。
中盤は実力・実績のある選手の層が厚く、微妙だとは言われていましたが、FWとして評価すれば、十分にメンバー入りできる可能性もあると考えていました。
なぜ彼はメンバーから外れてしまったのでしょうか。

23人のメンバーと、過去の国際大会の選出実績を表にしてみました。
WC=ワールドカップ、AC=アジアカップ、OL=オリンピックです。
さすがに面倒なので、ワールドユースは省略しました。




氏名所属04OL04AC02WC00AC00OL98WC96OL
土肥洋一東京------
川口能活磐田--
楢崎正剛名古屋---
田中誠磐田-----
宮本恒靖G大阪----
三都主アレサンドロ浦和-----
中澤佑二横浜----
中田浩二バーゼル----
坪井慶介浦和-------
加地亮G大阪------
駒野友一広島------
福西崇史磐田-----
中田英寿ボルトン---
中村俊輔セルティック----
小笠原満男鹿島-----
稲本潤一WBA----
小野伸二浦和---
遠藤保仁G大阪------
柳沢敦鹿島----
高原直泰HSV-----
玉田圭司名古屋------
大黒将志グルノーブル-------
巻誠一郎千葉-------


他のポジションと比較して、FWの選手に国際大会の経験が少ないことがわかります。

それ以上に特徴的なのは、ほぼ同時期に行われた2004年のアジアカップとオリンピックでは、アジアカップに出た選手の方が多く選出されているということです。
それはある意味当然のことですが、それでも五輪世代から選ばれたのが駒野だけというのは、あまりにも少なすぎます。

確かにジーコには、あまり新しい選手を試そうとはしない傾向がありましたが、過去2大会とは明らかに事情が異なることの方が、より大きな要因であると考えます。
28年ぶりの出場だったアトランタ五輪と初出場だったフランス大会、トルシエの一貫教育だったシドニー五輪と日韓大会では、ともに五輪世代をA代表に引き上げる必要性がありましたが、A代表とは全く異なる山本某謹製のアテネ五輪チームは、人材の供給源にはなり得なかった訳です。

アジア予選の形式も、原因のひとつに挙げられると考えています。
1次予選、最終予選という形式で、五輪後の代表入りでは、最終予選で出場機会を得るのは困難です。
結局、よほど優れた選手でなければ、アジアカップがタイムリミットだったのかなと思います。

ただ、アジアカップ以後にJリーグでの活躍が認められてメンバー入りを果たした大黒と巻のような選手もいるのですから、アテネ世代がふがいなかったのだと結論づけることもできます。
それでも松井に限れば、所属チームでの活躍が大黒や巻に劣っていたとは思えませんし、結局ジーコの言う、勝点3のかかった試合での貢献度が足りなかったということになるのでしょうが、そういう観点からも、松井などアテネ五輪世代のうち突出した数人の選手は、アテネ五輪ではなく、中国でのハードなアジアカップのメンバーに入るべきだったのです。

もう日本のサッカーファンは、五輪好き、ワールドユース好きを卒業するべきです。
あれはA代表に入れない選手が出る大会であり、チームはA代表への人材供給を第一義とすべきです。
もちろん、五輪に出てから2年後にワールドカップに出る選手だって、これからもいるとは思いますが、それでも松井大輔は、五輪信仰の犠牲者だと思うのです。

ユーベ連覇、しかし…

2006年05月15日 01時25分56秒 | 足球
ユベントスが2連覇 不正疑惑で降格も (共同通信) - goo ニュース
だそうです。
ワールドカップ直前に、カルチョ界に激震が発生ですね。
今回のイタリアは優勝も狙えるチームなだけに、影響が心配されます。

僕は90年代後半はユーベ好きで、100周年記念スウォッチを持っているくらいです。
今はスペクタクルを重視し、バルサやミランを好むようになったので、私情としてどうこうというのはありませんが、やはり残念なニュースです。
巨大な利権が絡むと、ビッグクラブは世界的な選手を揃えて派手なゲームが観られる一方で、こういうことが起こりうるから恐ろしいですね。

日本代表メンバー発表前日

2006年05月15日 00時56分03秒 | 足球
いよいよ明日はFIFAワールドカップに出場する日本代表23人の発表です。
選手や関係者だけでなく、ファンも期待と不安が入り交じった気持ちでいるのではないでしょうか。
僕も、ついつい一人の選手のことを考えてしまっています。

いでっちさんにお薦めされていた、NHKの「知るを楽しむ/日本サッカーが世界一になる日 川淵三郎」のテキストをGWに読みました。
スタンスの違いによって、大事だと思うポイントは人それぞれだと思いますが、日本のサッカーファンなら必読の一冊だと思います。

僕の印象に残っているのは、第1回放送分の、ワールドカップのアジア最終予選中の出来事についての一節です。

<このミーティングでは、それまで控えとしてチームを支え続けていた三浦敦宏の「みんな本当にワールドカップに出たいのか。俺は年齢的にも最後だから出たい」という発言をきっかけにして、レギュラー組はもちろん、選手みんなが奮起して意見を交換した。>

J2に降格したヴィッセル神戸に残るという三浦敦宏の選択を思うと、僕は胸が熱くなるのを抑えることができません。それは、ワールドカップを実質的に断念するという決断だったのですから。
また、一昨年に中国で開催されたアジアカップでは、彼が「(反日ムードの中で)応援してくれているサポーターのためにも優勝しよう」とチームメートに話したというのを読んだ記憶がありますし、シドニー五輪のアメリカ戦で負傷した楢崎を彼がいつまでも心配そうに見守っていた記憶が残っています。
彼の人柄がうかがえるエピソードだと思います。

もちろん日本代表に人間性だけで選ばれていいはずがありませんが、僕の中では、いわゆる控え組の中では、最もメンバーに入れてほしかった選手です。
FC東京ファンとしては、東京スタジアム(現在の味の素スタジアム)の初ゴールを記録した、憎い選手なんですけどね。(余談ですが、FC東京としての東スタ初ゴールは呂比須ワグナー。PKキッカーを譲ったアマラオもまた、人間的に素晴らしい選手でした)

明日の発表の後、ファンなら「どうして誰々が外れたんだ」と思う選手がいても不思議ではないですよね。
そう、そういう選手だらけなんですよ。極端な話、23人以外の全選手がそうなんです。
今回選ばれる23人は、他の選手たちや、日本のサッカーをここまで引き上げてくれたすべての人たち、そしてファンの代表としてドイツへ行く訳ですし、そうでなければなりません。
番組の方は観ていないのですが、そんな気持ちになれるテキストだと思います。

話は変わりますが、Jリーグの試合前に「マッチコミッショナー 杉山隆一」と発表された時の拍手がまばらなのが寂しいんですよ。
まばらでも全然ないよりは素晴らしいですが、杉山さんに満場の拍手ができるレベルにファンが達していないのは、やはり寂しい事実です。
往年の名選手への理解・尊敬というのも、その国の「フットボール民度」を表すひとつのパラメータだと思いますね。
今回の川淵さんの番組は、日本サッカー界がどのように冬の時代を乗り越えてきたのかを知るきっかけにもなるかと思います。

奥寺康彦サッカー教室

2006年05月14日 11時31分21秒 | 足球
近所に奥寺康彦さんが来たので見学しています。
奥寺さんを知ってる小学生がどれだけいるのか微妙ですが(笑)

前半はボールコントロール主体のメニューで、次のプレーを考え、ボールをどこに止めるかがいちばん大事だということを教えられていました。

コントロールミスをした時は、そのまま慌てて蹴るのではなく、コントロールできる場所に動き直すこと、指導者に対してはミスを怒るのではなく、動き直しを教えることを説いておられました。
時間のかかることでしょうが、サッカーに限らない、とても大切なことを言われたと思います。

後半は少年チームとコーチ陣のミニゲーム。
高学年はさすがですが、低学年はみんなボールに集まっちゃいますね(^-^)

横浜FCのGMにとどまらず、TV解説から地域のサッカー教室まで精力的な奥寺さん。今後のご活躍にも期待です!