ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

昔の川越でのロケ

2011年05月11日 | 川越
私が子供の頃、川越では、よくロケが行われていました。都内から近く、昔の風情が残っていたからでしょうか。

私の住む通りでは、何かの映画の撮影が行われ、梅宮辰夫さんがみえました。40年以上前のことです。何度も何度も人力車を走らせ、同じシーンを何度も撮るのです。あの簡易椅子は何と呼ぶものなのでしょうか。梅宮辰夫さんは、ご自分の出番以外は、その椅子に座っていらっしゃいました。大人が、サインをしてもらっているのを見て、私も、ノートを持っていってサインしていただきました。夜遅くまで、撮影は行われていました。面白くて、いつまで経っても帰ってこない私を心配して、母が呼びに来たことを覚えています。

また、小学4年生くらいだったでしょうか。鐘つき堂(時の鐘)の近くでも、映画のロケが行われていました。突然、エキストラを頼まれました。飴を渡され、飴を舐めながら、チンドン屋の後をついてゆく子供たちのシーンでした。私は、「もう4年生なのだから、チンドン屋の後なんか、歩けない」と内心思いましたが、好奇心が先に立ち、言われるままに、歩きました。

「何という映画なのですか?」と後で聞いたのですが、映画のタイトルが決まっていなかったのか、カットされるかもしれないシーンだったせいか、教えてはもらえませんでした。

懐かしい、旧き良き時代の川越の想い出です。


ユラーナ
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