ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

99歳の方との文通

2011年08月01日 | 川越
私には、99歳の文通相手がいます。川越市内にお住まいのおじいちゃんです。でも、全く、おじいちゃんという感じがしない、かくしゃくとした方です。5月29日に川越・茶陶苑で行われた美甘子さんと私の「歴女トークショー」のことが、広報川越に掲載されたのをご覧になって、久しぶりにお便りをいただきました。


「ご無沙汰して居ります。今年は6月から暑い日が続いていますが、益々ご健勝ご精励の御事と拝察いたしております。先日、広報川越で、茶の湯について語る由美さんの写真を見つけ、久し振りにお会いしたような気分で嬉しくなりました。小江戸川越親善大使としてのご活躍を私も心より応援いたします」

(中略)

「私は昨年、仙波小の生徒と年寄の交流」に招かれ、5年生20人に90年前の小学校、生活、戦争のことなど話しましたのが、生徒にウケ、2月に5年生120名に『川越』について話し、去る7月4日には、5年生担当教師4名様の依頼により、今年度の5年生150名から99歳の私に対する日常生活、健康法と趣味などの質問に答える総合的学習の教壇に立ち、楽しい思い出を作りました」

きっちりとしたきれいな字で、お葉書いっぱいに書かれている文章に、胸がいっぱいになりました。自分が99歳になったときに、こんな文章が手書きで書けるであろうか、と。いえ、まず、99歳まで、元気でいられるであろうかと。

しかし、この方の筆跡からは、人生をひたすら真摯に生きていらしたご様子がうかがえます。私も、この方のような生き方をしたいと、心から思います。

正座をして、一所懸命に、お返事を書きました。今日には届いたでしょうか。

めでたく白寿を迎えられ、今なお、お元気でお過ごしの人生の大先輩には、さらにさらに、いついつまでもご健康で長生きをなさって欲しいと、願う私です。川越の宝ですから。


ユラーナ

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